[コメント] ラブ・レター(1945/米) - 更新順 (1/1) -
手紙のやりとりで醸成された恋が互いの顔・声を知らぬことですれ違う。その初期設定を細やかに紡ぐのでなく怒涛の展開を施す。大映ドラマのように増村チックな過剰なら未だしも今一萎え切らない。全てを知り傍観するアン・リチャーズの複層性の深み。 (けにろん) | [投票] | |
あゝウィリアム・ディターレ!本作もオーソン・ウェルズを想起させる画面造形が多々ある。屋内のセットは必ず天井が映っている。また、縦構図で、かなりのディープフォーカス、という画面も多い。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
大甘の切ないストーリーが展開されていく。受け狙いが見えるのだが、不思議と白眼視も俯瞰視もする気にならない。感情移入させるうまさがあるからなのと、ジェニファー・ジョーンズの表情の魅力。starry eyedの恋する乙女顔を演じて見せたのに驚かされる。 (ジェリー) | [投票] |