★3 | 戦時下の混乱のなかで右か左かを明確にできる訳ないのかもしれないが、こうも未整理に成り行き任せの丸投げを見せられても理に落ちるところがない。初期設定の帳尻を合わせ切られず混沌に逃げたようにも感じる。ラストもポランスキーが既にやっている。 (けにろん) | [投票] |
★4 | この重喜劇のクレジットに崔健の名前を見つけて吃驚した。天安門事件の後、活動を制限されていた間に曲を提供したことになる。本作は天安門の隠喩として観ることができるのだろうか。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | この映画から何を抽出し見出せるのか。不可能だ。テーマやメッセージを物語そのものが超越している。ただギラギラと物語が光っている。迫ってくる。 (週一本) | [投票] |
★4 | 古来、桃太郎の時代から「鬼」は異邦人→コミュニケーションの取れない異者を指した。憎悪と不信が醸成する究極的な「ディスコミュニケーション」。そして憎悪は想像/創造され、「ディスコミュニケーション」は制度化される。システムが走り出せば、もうそこには「戦争」しかないのである。 [review] (DSCH) | [投票] |
★4 | ラストが頭から離れない。同じ人間なのに、環境が違うだけでこの違いは何なのだ。87/100 (たろ) | [投票] |
★3 | とてもパワーに溢れた作品だがもう少し整った形にして撮ってほしい。評価に迷うが☆3.5。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 邦題を決めるにあたって、最後に可愛らしく「!」を付けてしまったセンスに脱帽。!が100個あっても全然足りない重厚さとカオスっぷり。 (パグのしっぽ) | [投票(1)] |
★5 | 『秋刀魚の味』とセットで観てしまうと、もうグゥの音も出ない。キーワードは [review] (浅草12階の幽霊) | [投票] |
★5 | こんな切り口の戦争映画は初めて観た。淡々としてシビアでちょっとコミカル。インパクト最強。香川照之の体当たり演技が印象的。 (ルクレ) | [投票] |
★5 | この奥深い表現力に脱帽。映画表現満載の映画。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | ふんどしふんどし! (黒魔羅) | [投票] |
★5 | 戦争が起こす狂気は、国民性によるものじゃない。でもその史実は、国民性として刻まれてしまう。だからこそ、この映画を日本人は見るべきですね。 (NAO) | [投票(2)] |
★5 | 戦争が普通の人を狂気に駆り立てる。 [review] (ミドリ公園) | [投票(3)] |
★4 | パワフルかつキャッチー、そしてきわめてあざとい演出だ。アップの多用・せわしないカメラワーク・速すぎるカッティングも演出意図によく沿って選択されたスタイルだろう。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★5 | 凄い映画に出会ってしまった・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | 『アンダーグラウンド』と似た、しかしまた違った映画の衝撃。 (Santa Monica) | [投票] |
★5 | 今までに感じたことのない感情が沸きあがった。何年か経ってからもう一度観たい映画。 (原子心母) | [投票] |
★4 | 歴史観云々より、普通にシチュエーション・パニック・ムービーとして楽しんでしまった。こんなんでいいのだろか。 [review] (林田乃丞) | [投票] |
★5 | すンごい映画だと思うんですけど!!2時間超、しかも白黒が苦手なのに全然飽きなかった。この監督、もっとジャンジャン映画撮ってくれないかなぁ。 (daniel roth) | [投票] |
★3 | 皆さんいろいろ難しいことを書いてますね。お気楽な私でも確かに観賞後には「むう…」考え込んじゃいましたよ。で、下した結論が単純明快娯楽映画が好きな私には向いてないな、ってことで。こんなんじゃダメですかね? (takamari) | [投票] |
★4 | 映画としては面白い。ただ問題なのは中国が製作したという事。 (マス) | [投票] |
★2 | イラクでの残酷な映像が携帯電話で見られる今、映画が「リアル」であることに意味は
ないのだよ。60年前の戦争で中国人も日本人もたくさん死んだことは分かっている。
ドラマとしては非常に面白いのにもったいない。「一本の映画」も「戦争」と同じようの歴史として存在していくことを忘れてはいかんね。 (river) | [投票] |
★4 | 日本人として見るのがつらい作品のはずなのだがキチンと主人公の中国人に感情移入させられた。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 鬼の世界が日常だったとしたら・・・。物語を成してないから私は評価をしないけど、むしろ、戦争ほど、本来は物語が似合う舞台も無いんだよな。(041012) [review] (しど) | [投票(1)] |
★4 | 鬼ごっこには、終わりはない。誰かが鬼になる。
(らーふる当番) | [投票(4)] |
★5 | 観終わってちょっと気分が悪くなった。 [review] (しゅんたろー) | [投票] |
★3 | 日本人が「ちゃんころ」「ちゃんころ」言う度に日本人が今も脈々と受け継いでいる中国や韓国、東南アジアの国の人々に対する不健全な精神を感じた。(04.5.10) [review] (ババロアミルク) | [投票] |
★4 | この映画の重さをわからない日本人はかわいそうだと思う。「考えろ」と言われるんじゃなくて、この映画を見て自主的に考えることができる。 (あちこ) | [投票(2)] |
★4 | 中国で日本語学校の先生をしている時、生徒と一緒に観ました。 [review] (赤目) | [投票] |
★5 | 権力のピラミッド構造により抑圧される下層の人々の内面、そして全ての登場人物がピラミッドの何処に位置しているのかが明確に描かれています。権力に正当性はあるの?弱者の立場は?悲しいかな現社会でのイジメの図式にも似ているような気がします。 (さいた) | [投票] |
★3 | これは確かに聡明な才人が作った良質な力作なのだろうと思う。でもこの映画はわたしの胸倉をつかんではくれない。スクリーンからこちらに向かって作り手の腕が伸びてくることはない。人ごとのように眺めることしかさせてはくれなかった。 (movableinferno) | [投票] |
★3 | 教育や訓練を受けたはずの日本兵がアホに見え、一見無学な村人たちが賢く見えてくる。それは、状況に応じて何が正しいかキチンと考えて生きているかどうかによるのだろう。弁解するわけではないけど、当時の日本兵は考えることを許されなかったんでしょう? (かなめ) | [投票] |
★5 | これはすごい。「お涙頂戴映画」なんて言葉では到底括れない、不条理な“歴史”。チャン・ウェンという恐るべき才能に驚愕。膨大な「意味」が怒涛のごとく押し寄せてくる。「歴史=物語」の新たな可能性を開拓した一級品。 (Cuppy) | [投票] |
★3 | 戦争経験のない人間が公正な立場で戦争を描いたこの作品には、体感ゲームの様に戦争を疑似体験するかのような感覚をおぼえる。結局のところ、戦争を経験していない研究者が、資料を基に主観を伴わないルポを映画として表現した、というところである。 [review] (入江たか男) | [投票(5)] |
★5 | 「私」という存在を置くことで、戦時中の日本軍の侵略行為を描きながらも、寓話的でどこかニュートラルに、且つ力強く描いている。香川は勿論のこと澤田謙也のそのキャラの是非はともかく、存在感は凄い。チャン・ウェン監督の今後に期待大。 (chilidog) | [投票] |
★3 | 軽い気持ちじゃ見れません。軍艦マーチが恐ろしい。 (くっきん) | [投票(1)] |
★5 |
本当の「鬼」とは一体・・・愕然となりポッカリと胸に穴が開いてしまった。とてつもない衝撃。凄まじい結末。そんな、そんな・・・そんな!
(琥珀) | [投票] |
★4 | 鬼はどこから来た? [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 鬼が来る。扉の向こうに鬼が来る。お前の内にも鬼が住む。人はたやすく人に鬼を見る。「外なる鬼」に怯え怯えて生きていく。人はたやすく鬼になる。「内なる鬼」を知らず暖め生きていく。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★5 | 転がって、瞬きして、子孫まで感謝するような境地に、自分はなれるだろうか。 [review] (ざいあす) | [投票(2)] |
★5 | 出てくる日本人が自分のように思えてこんなに胸が苦しくなった映画を見たことがなかった。 (つちや) | [投票] |
★4 | こういう映画がなぜ今まで作られなかったんだろう (kenichi) | [投票] |
★5 | ペンは剣よりも強しというが、個人ではなく、国家でもなく、戦争というその所業自体を憎むというのであれば、こういった作品づくりこそ「武器」としてふさわしい。実に深い。 (るぱぱ) | [投票] |
★5 | ここまで状況で人がコロコロ変わると、はたして本質的な人間性なるものが存在するのかどうか疑問になってくる。むしろ、その状況の組み合わせが人間なのではないかとさえ思える (蒼井ゆう21) | [投票(2)] |
★5 | どの登場人物のどの行動も、あの立場に立たされたらああするほかない選択の余地のないもの。人間には選択する権利すらなかった時代があることを教えられ、今ここにこうしてあることを感謝したい。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 戦争時の残虐行為は、実は「とても楽しいモノ」「爽快なモノ」であるらしい [review] (ボイス母) | [投票(4)] |
★5 | 書きたいことはたくさんある。しかし、全てをうまく伝えることなどできない。
このコメントだってもう何度目かの書き直しだ。感動?そんなものじゃない。もっと深いなにかが
確かにある。 (kazya-f) | [投票(1)] |
★5 | 夢はおろか、知恵熱出そう [review] (peaceful*evening) | [投票] |
★4 | 笑いも凍りつく。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★5 | あらゆる国籍の観客へのエクスキューズを用意し配慮すること。映画の外側にまで周到に作りこまれた脚本の落とし所は、ただ一つだけの「戦争の狂気」。あまりの単純さに戸惑い、圧倒。 [review] (Kavalier) | [投票(4)] |