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★3大学は出たけれど(1929/日)小津で「雨」といえば『浮草』だが、ここでも高田稔が悲壮な覚悟をもって求職にゆくとき、なかなか堂々とした雨が降らされている。 [review][投票(1)]
★3帰らざる河(1954/米)どんな作品であろうとロバート・ミッチャム演じる人物は怖ろしく見えて仕方がない、という人は私だけではないと思うが、この作品でもミッチャムがマリリン・モンローを襲う場面は怖ろしすぎる。[投票(3)]
★3和製喧嘩友達(1929/日)「さて、自分は<アメリカ映画>とどのような関係を取り結ぶべきなのか」という全映画人にとって自己規定にかかわる大問題に対し、この頃の小津はまだ無邪気。だが、その無邪気さがまたよい。[投票(3)]
★3ゾディアック(2007/米)なんともとらえどころのない映画だ。 [review][投票(1)]
★3学生ロマンス 若き日(1929/日)フィルムの傷みが制作年代の古さをたえず意識させるが、それに比して内容はいたって若々しい。壁にハリウッド映画(『第七天国』)のポスターが飾ってあるのは初期小津作品のお約束だが、それが説話的に機能するものとして使われているのは珍しい。[投票(1)]
★5リュミエール工場の出口(1895/仏)男女の群衆、自転車、犬、馬(馬車)……。この端的に量的な過剰。まったく破格の面白さだ。とりわけ犬の動きの面白さといったらない。これが映画である。[投票(2)]
★3壁の破壊(1895/仏)私が見たことのある作品に限って云えば、リュミエールの映画には必ずスペクタルの存在が認められるのだが、ここではとても分かりやすい形でそのスペクタクルが提示されている。[投票(1)]
★4列車の到着(1895/仏)完璧な構図の上で語られる列車の「運動」。私たちはこれ以上の何を映画に望みうるのか。[投票]