にくじゃがさんのコメント: 更新順
ツーフィンガー鷹(1979/香港) | ユェン・シュンイーがあまりにも怖く、元祖ウォン・フェイホンの治療法はとっても恐ろしいんだよう、という周りのキャラのあくの強さをユン・ピョウのキャラがほどよく中和してます。ワイヤー!以前のウーピンの佳作、というか袁家の佳作です。 [review] | [投票(1)] | |
空山霊雨(1979/香港) | 雨が訪れたあと、空は澄んだ青色をしていた。 [review] | [投票] | |
上海13(1984/香港) | 服の趣味がものすごく変だ、アンディ・ラウのエピソードだけやけに長くてかったるいなどの点が気になるがチー・クワンチュン登場あたりからもう画面に釘付け。何よりティ・ロンの帽子が始終外れないところがいい。お腹いっぱい。ごちそうさま。 | [投票] | |
大女侠(1968/香港) | キン・フーの『大酔侠』の真逆をいく映画。それは、チャン・ツェーの意地だったのかもしれないけれども、だからといって、チャン・ツェーっぽい作品か、と言われると微妙。異色作だと思う。 [review] | [投票] | |
片腕必殺剣(1967/香港) | 恋に忠義に嫉妬に一門、もろもろ全てを断ち切るように、彼が刀を振るっている。(詳細コメントは、そのうち!) | [投票] | |
ハウルの動く城(2004/日) | “大いなる意志”をぶち破れ! 楽観主義、まことに結構。小さな小さな物語に託された、強き希望の物語。 [review] | [投票(4)] | |
大酔侠(1966/香港) | 魅力的なキャラクター、立体的な立ち回り、階級社会、表の世界と裏の世界。この96分間には、武侠映画の全てがある。 [review] | [投票(2)] | |
カンフーハッスル(2004/中国=香港) | 『如来神掌』序章。 60年代。 映画。 [review] | [投票(10)] | |
星空の用心棒(1967/スペイン=伊) | 人の良さそうな外見を活かした作戦なんだろうけど、えーまさかそうくるわけないよね、がほとんど全部起こる(周りの人も含む)。ある意味で痛快と言えなくもない。 [review] | [投票(1)] | |
いばら姫またはねむり姫(1990/日=チェコスロバキア) | あのうつろな目。何かに興味を持った顔、何かを求める顔、うるさげに突っぱねる顔。あの目、静かな表情からこぼれるエロスにドキリとする。この激しい物語をそのおとぎ話と結びつけるのに、あの顔は絶対に必要だ。 | [投票] | |
セルフ・ポートレート(1988/日) | 正直言って、短すぎて判定不可。べしゃっとつぶれる粘土の特性が活かされているなあ、とでも言っておこう。 | [投票] | |
蓮如とその母(1981/日) | 演技をする俳優達、豊かな表情の人形、何もかもが饒舌すぎる。あの人形達の、何か言いたげなくちびるに潜む感情は、他のことで表現できたのではないか。一度に60体もの人形を動かしていますと言われても、技術に興味がなければもっさりした動きにしか見えない。 | [投票] | |
火宅 能「求塚」より(1979/日) | はさみうち、スローモーション。もう逃げられない。どちらも傷つけたくない、いったい私の何がいけなかったのでしょうか。自分しか見えていない女の行き着いた地獄。恐怖と哀しみを表現する川本人形、お見事。 | [投票] | |
道成寺(1976/日) | 情欲、怨念、哀しみ、エロス、ダイナミズム、はらりとこぼれる涙、そのはかなさ。人形の中に潜む様々な表情に圧倒された19分。 [review] | [投票(1)] | |
詩人の生涯(1974/日) | しんしんと降り積もる雪。画面は静かで、空は重く、暗く、冷たい。人々の心はなおさら。あの、人の血の色をしたジャケツは、なんて鮮やかで、なんて優しさに満ちていたんだろう。春が待ち遠しいのは明るく、暖かだったからなんだ。 | [投票] | |
旅(1973/日) | 全長版を鑑賞。この手の超現実への旅は一瞬だったら楽しめるのかも知れないけれども12分はちょっと長いよ。抜け出せないかもという恐怖よりも、もう飽きちゃったと撃沈しかけた。 | [投票] | |
鬼(1972/日) | 漆黒の闇の中を行く兄弟。彼らの世界には美しい霞がたっているが、母の世界はそうではない。 [review] | [投票(1)] | |
犬儒戯画(1970/日) | モノクロで撮影された人形達は、古い新聞の写真のように顔がつぶれていて、誰が何かは判別できない。それはそのまま観客の立場を表しているのだろうけれども、この話が誰に向かって何を言おうとしているのかわからない。薔薇にはどんな意味があった? | [投票] | |
花折り(1968/日) | おいしいお酒で頭クルッとか、お嬢さんな小僧さんとか、人形達の、人形ならではの表情の変化に引きつけられる。ひたすらお茶目でかわいらしい。 | [投票(1)] | |
LOVERS(2004/中国=香港) | この映画には、“強さ”という武侠片の根幹を成す要素が決定的に欠けている。チャチな恋愛物になっているのはそのせいだ。 [review] | [投票(8)] |