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クワドラASさんのコメント: 更新順

★30:34 レイジ 34 フン(2004/英=独)迷路のような地下鉄構内はゲーム版バイオハザードチックな雰囲気。とにかく動機不明な殺人鬼から逃げろや反撃しろやな直球主体の組み立てで、エグさもあるにはあるが、如何せん直球のMAXが140km程度では観客を興奮させる迄には至らない。ただ、その潔さは買う。あの奇声もレイザーナントカさんよりご立派。[投票(2)]
★3蝋人形の館(2005/豪=米)奇抜なアイデアとか恐怖に打ち震える事は無いものの、途中で「もういい加減にせーや」とはならず、ホラーとしてはグロさを含め一定水準の品質はあるだろう。出だしの人気の無い町はベンアフ主演の「ファントム」を思い出させ、ちょっとワクワクする。ただし若者たちの会話はどうでもいいレベル。行動も?が多い。 [review][投票(3)]
★3スカルプス(1983/米)とにかくダークで異様な恐怖感が漂っていた記憶あり[投票]
★3フレッシュ・イーター(1988/米)かなり強えーぞこのゾンビ。メイクもいいかんじだが、まあこんなもんか。[投票]
★4ピクニック at ハンギングロック(1975/豪)推理の余地さえ与えないミステリー、あるいは謎を謎のまま提示するだけの映像詩。これが全くのフィクションだったら「なんだこれは?」という感じだが、多少の脚色はあろうが実話だという事に、例えば「宇宙の果てはどうなっているのだろう」と似た感覚で彼女達の消息に遥かなる想いを馳せてしまう。非常に余韻の残る作品だね。[投票(3)]
★3ダラスの熱い日(1973/米)実際のニュース映像と作り物の奇妙な整合性が印象深いが、それ以上に一つの仮説として事件からたった10年後に製作されたという事実が驚き。ベトナムからの早期撤退や黒人擁護といった穏健派のケネディ大統領がもし暗殺されなかったら米国はどの様な60〜70年代を過ごして来たんだろうか。そう考えるとやはり時代における一つの転換期だったのだろう。[投票]
★3ザ・インタープリター(2005/米)主役二人の、特にN・キッドマンの過去から現在における背景が重めな為、素直に娯楽サスペンスという趣ではない。バス乗車前後の畳み掛けるシーンは結構ハラハラしたし、硬派サスペンスとしては一定レベルの面白さは保ってるが、不満点も大いにあるぞ。 [review][投票]
★4サタデー・ナイト・フィーバー(1977/米)ビー・ジーズのディスコ・サウンドとトラボルタのしなやかなダンスの強力タッグが最高なのは勿論だが、それ以外の日常生活で恋に仕事に家族に仲間達にと一筋縄ではいかない悶々としたところに「さあ、今日は土曜だ!恋のナイトフィーバー!」を持ってくるから尚更その落差というか弾けぶりが快感! [review][投票(1)]
★3キャビン・フィーバー(2002/米)とにかく事態が嫌な方へ嫌な方へと流れていく感染系ホラー。感染するとゾンビみたいに凶暴になるんじゃなくて、ただ無残に皮膚が朽ち果てていくっていうのが現実的路線で、冷静に考えると怖い。自分の車の中で得体の知れないオヤジに血ヘドを吐きまくられるってのも想像すると鳥肌が立つ。 [review][投票(2)]
★4アメリカン・グラフィティ(1973/米)場所・時代は違えど10代後半のほろ苦い体験、いわゆる青春ってやつですか。これは万国共通なのかなと、ちょっぴり感傷に耽りながら観てしまった。青春を完璧に謳歌したとは言えない俺にとって、もう一度経験できるなら本作の舞台となる町や仲間たちと過ごしてみたい。みんな男も女もいいやつばっかだった。 [review][投票(3)]
★3狼男アメリカン(1981/米)J・ランディスのコミックタッチが快調な、80年代ホラーを語るに欠かせない作品だが、所々に垣間見れるブラックな笑い故に怖さという点ではアメリカ〜ンに仕上がってる。久々に観た変身シーンは非常に懐かしく、もう気分は80年代。まあでも個人的には、よりえげつない作風の「ハウリング」の方が好み。[投票(1)]
★3ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)この少年(青年とも言える)の家族に対する所業は、ポーランドを制圧するドイツ軍とのダブルパンチで観る者にジワジワ効いてくる。それはグロテスクというかインモラルというか、混沌とした時代背景を象徴する様な、決して気持ちいいもんではない。しかしある種、作品に風格は感じる。 [review][投票(1)]
★3海底2万マイル(1954/米)ラストのいかにも子供向けなメッセージにはやや苦笑いだが、ちょっと軽く童心に戻ってみよう、という時にはうってつけの作品だ。またTDSの同名アトラクションとのセットで体感させれば小学生ぐらいのお子様にはちょっとした冒険心の萌芽・発育にいいかもしれない。DVDで観たからか、レトロな色使いが印象的だった。 [review][投票]
★2ミクロの決死圏(1966/米)邦題は最高なんだが、困ったもので個々の見せ場がどうにも盛り上がらない。では赤血球やリンパ腺を見て楽しめと言われてもそういうわけにもいかなかった。確かにアイデア自体は今でも色褪せてないとは思うけど、この生真面目すぎる演出に面白味を感じない。「インナースペース」の方が好きかも。[投票(2)]
★4見えない恐怖(1971/英)主人公は「それ」が見えない、でも我々鑑賞者は「それ」が見えてる。このギャップというかもどかしさを見事なまでにスリリングに画面展開させている。序盤で前もって屋敷の内部配置を認識させているのが中盤で大いに生きて効果絶大。 [review][投票(1)]
★3ディレンジド(1974/米)今や伝説と化した猟奇犯罪者エド・ゲインをモデルに、一連の事件を再現フィルムのごとく撮った作品。これを観る限り母親の影響がほぼ大部分を占めてる感じだが、だからといって問答無用の死体再生コレクションは変態趣味も甚だしい。あと、本編終了後に収録されてるルポルタージュの方が簡潔に事件の凄惨さを伝えているのはどうかと。[投票]
★5-less [レス](2003/仏=米)「クリスマスって時期なのに、やけに蛙が騒がしいな」なんて言ってる場合じゃない。内外から圧迫され、どこにも逃げ場の無いとびっきりの恐怖を提供してくれる。恐怖感の種類も様々だが、この恐怖の質は好み。 [review][投票(2)]
★2マッキントッシュの男(1973/米)観てる最中、何か見えない壁を立てられている様でどうも入って行けない。主人公がカーキ色のチョッキかなんか着ちゃってなんだか普通のオヤジにしか見えないし、キャラ的にもつかみどころが無い。肝心のマッキントッシュも影が薄い薄い。手堅すぎる作りが裏目に出たいい例だろう。[投票]
★3さらば友よ(1968/仏)ラスト数十秒間で見せる確固たる男の友情。このさりげなさが絶妙に恰好いい。やはり煙草は元来男のアイテムなんだなぁと思わせる。固唾を呑んで見守った表面張力vsコイン投入の賭けさえ、「そんなの関係ないや」ぐらいで全く無効にしてしまうブロンソンがいいね。まあでも話的には特別面白くはない。[投票(1)]
★3セルラー(2004/米)結構ギリギリの線で綱渡りなわりには緊迫感は少ない。ただ、御都合主義の数珠繋ぎも、余計な休み時間をいれずハイテンポでここまで徹底させれば「ちっ、上手いなぁ」と。個人的には「フォーン・ブース」より落ちるし、J・ビールをもっと有効に使って欲しかったが、何はともあれおっちゃん刑事の意外なガン捌きに拍手![投票(2)]