町田さんのコメント: 更新順
ブルース・オールマイティ(2003/米) | 純粋喜劇。 [review] | [投票(3)] | |
日本女侠伝 血斗乱れ花(1971/日) | 山崎豊子まんまの前半から、後半はお決まりの火野葦平ワールドへ。脚本の質や志は落ちても山下の油の乗り切った(劇伴音楽に一切頼らない!)演出で退屈はしない。主演の純子は勿論、普段悪役の水島と天津の複雑な心理描写が見事。それだけにラストの歌とストップMの連発は余計。 | [投票(1)] | |
昭和残侠伝 死んで貰います(1970/日) | 喜劇と悲劇、ロマンスと活劇のバランスが絶妙。つまりこれがマキノ節という奴だ。省略されることの多い過去(渡世に入る前)や懲役のシーンを描くことで他には無い大河感が生まれ、”やくざであることの哀しみ”が増幅されている。 | [投票(1)] | |
昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967/日) | 『日本侠客伝』の露骨な焼き直しなのだがより洗練されていて思いの他楽しめる。ただ長門の代わりが山城新伍では役不足。 | [投票] | |
昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966/日) | この第二作は健さんと池部の道行きのシーンがとにかく格好良い。男の美学が迸っています。だからストーリなんかはどうでも良い。 | [投票(1)] | |
ジャンケン戦争(1971/日) | ブッシュとフセイン、或いはビン・ラディンの間でも流行っている。 | [投票] | |
昭和残侠伝(1965/日) | 梅宮・松方・室田・八名と若手のイキが良いのが東京撮影所の特徴。人物が多く詰め込み過ぎの感のある企画脚本を佐伯清は巧く切り回している。独自の美学も持ち併せる彼は小沢のような凡庸な演出家ではけしてない。 | [投票] | |
女房を早死にさせる方法(1974/日) | 児玉演出の執拗さと主演・夏木陽介のとぼけた味わいが絶妙のバランスでマッチング。ストーリは結構テキトーだが白坂節は絶好調。大橋巨泉、とかビックリした。 [review] | [投票] | |
女渡世人 おたの申します(1971/日) | 島田正吾の演技は大袈裟で相当浮いていたが、その妻を演じた三益愛子がとにかく泣かせる。彼女と藤純子が掛け合うラストは仁侠映画中白眉。 [review] | [投票] | |
コフィー(1973/米) | パム・グリアは罪な女。 [review] | [投票(1)] | |
ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001/米=英) | 信頼する助監督の降板宣言に泣きそうになりながら頭を抱えるギリアムが本当に切ない。誰か金出してやってくれ!ラマンチャの男達に!そしてギリアム映画祭を希望。 | [投票(4)] | |
キリクと魔女(1998/仏=ベルギー=ルクセンブルク) | 自ら生まれ、自ら名付け、大地の胎内を往復するキリクが本当に大きくなるために必要としたもの。 [review] | [投票(2)] | |
人生劇場(1983/日) | 何もかもが過剰。しかし前半に於いては松坂慶子が放埓な喜劇性を発揮し全体の雰囲気を調整、与える印象はむしろ好ましい。一方、中島が演出し松方が演じた「飛車角」のパートは余りに真っ当過ぎ深作・純弥の東京的センス(或いはテンポ)と全く噛み合っていない。退屈はしなかったので3・5点。 | [投票] | |
宇宙からのメッセージ(1978/日) | 『スターウォーズ』の世界観をパクリ内容を『七人の侍』に置き換えただけだけの馬鹿馬鹿しい子供向け作品なのだが、クセのある勇者たちが”リアベの実”を手に入れるシーンには不思議な感動がある。『仁義』や後の『里見八犬伝』のような悲壮感は皆無だが、激しく良く動く画面は紛れもなく深作のオリジナル。 [review] | [投票(3)] | |
影の軍団 服部半蔵(1980/日) | 歴史ファンとしては嬉しい取材だがそれを扱ったのが鈴木則文以降の、東映の十把一束の脚本家共とは悲し過ぎる。叙情表現や構図ばかりに拘る工藤演出の錯誤感も甚だしい。笑いを狙ったと思しきシーンも全く笑えない苦痛の2時間。 | [投票] | |
コール(2002/米=独) | 冒頭の意図的露出過多、手ブレ、ジャンプカットなどカメラが煩過ぎ僕には何も見えません。しかめつらしい音楽も厭。これがスタリッシュなんて呼ばれるようならこの世は闇だ。スリラーとしては中盤まではかなり魅せるが [review] | [投票(7)] | |
サンダーパンツ!(2002/英) | これは笑えるしそれ以上に泣ける。ピーター・ヒューイットはこの荒唐無稽な物語の中で”弱点の克服”と”才能の発見”そして”唯一無二の友情”を描き切った。俺は『ガタカ』『フル・モンティ』に本作を加えて「英国産コンプレックスの克服三部作」と命名し永遠の友としたい。 [review] | [投票(1)] | |
忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻(1983/日) | 内容は全く覚えていないがロボット忍者の造型がけっこう好きでした。同時上映は『ドラえもん のび太の大魔境』と『怪物くん』。 | [投票] | |
ど根性物語 銭の踊り(1964/日) | 市川崑の演出や宮川一夫の視覚表現やハナ肇のBGMの何処がど根性なのだろうか。脚本もたいしたことなさ過ぎ。勝新はジーパン似合わな過ぎ。ヒロインを江利チエミに演じさせたという一点にのみど根性を感じる。 [review] | [投票] | |
草迷宮(1979/日) | ”マボロシの作品が復活!最新技術によるデジタルニューマスター!”大仰な言い方だが要は単なるビデオ(DVD)化に過ぎない。わざわざ劇場まで足を運んで安くない料金払って音ワレワレ、台詞ズレズレ、ロングショットが無効化したビデオプロジェクタ上映見せられるくらいなら永遠に未見のままで良かった。 [review] | [投票(1)] |