ペンクロフさんのコメント: 更新順
海にかかる霧(2014/韓国) | 「船が揺れてない」問題と「漁師最強説」の落日 [review] | [投票(1)] | |
グランド・イリュージョン(2013/米=仏) | グングン動くカメラで描くフォー・ホースメンの快進撃はいい調子なんだが、途中からもう何でもありすぎてポカン状態に。メラニー・ロランはとてもいい。ずっと映っててほしかった。 | [投票] | |
君の名は。(2016/日) | 2人が出会うことを、観客が望んでいた。それがもう答えだろう。 [review] | [投票(20)] | |
私の優しくない先輩(2010/日) | そりゃまー貧乏作品だし、いろいろ上手くないし、さぶい時間だらけなのだが、この映画の何かを「仕掛けてやろう」という企みは好ましく、悪く言う気になれない。芸人と新人女優以外は書割りの如き人々の中、山っ気たっぷり高田延彦の異物感。 | [投票] | |
ゴジラ FINAL WARS(2004/日) | 怪獣云々以前に、いきなりコメディ風オチャラケ音楽とおどけた演技が始まるがギャグもなくお寒い空気、これがいちばん破壊力ある。テレ東で観たが、もし当時劇場で観ていたら自分がどうなっていたことか、恐ろしい。 | [投票(1)] | |
ゴジラの逆襲(1955/日) | アンギラスとの野性的闘争はいいのに、飛行機から見下ろすゴジラのなんと小さいことか。 | [投票] | |
ミクロキッズ(1989/米) | 小さな庭での大冒険、香りたつ藤子F先生テイスト。 | [投票] | |
白鯨との闘い(2016/米) | タルい「白鯨」よりも、ポオの傑作「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」を思い出さずにはおられぬ。一等航海士チェイスが銛を「打てない」場面が素晴らしい。 | [投票] | |
激動の昭和史 沖縄決戦(1971/日) | 小林桂樹、丹波哲郎、仲代達矢の超豪華司令部トリオが無能でひどすぎる。幾分マシな仲代の悲劇フェイスが炸裂する暇もないほど大量虐殺をドライに描いて圧倒的。沖縄には足を向けて寝られない。 | [投票] | |
どついたるねん(1989/日) | 観なおしてみると完成度がメッチャ低く、びっくりするほど荒削り。しかしまだ拳闘しか知らぬ赤井の肉体、大和田正春との不意のシャドウには、かけがえのない輝きがある。 [review] | [投票(3)] | |
遊星からの物体X(1982/米) | 「シャーレ」の中で、『THE THING』は目の前に。 [review] | [投票(3)] | |
ソイレント・グリーン(1973/米) | 『フレンチ・コネクション』の影響なのか、ヘストンのチョイ悪刑事っぷりがややスベってる。富豪の家から食材ドロボー、美女とウハウハではラストの告発も切実さに欠ける。 [review] | [投票(1)] | |
ラストスタンド(2013/米) | 「古き佳き」ものが悪しき新しきものすべてに激勝する、男の夢、男の妄想、男の快楽。格闘の中での三角絞めを巡る展開は、ホリオン・グレイシーが振りつけた『リーサル・ウェポン』への返歌か。 | [投票] | |
猛獣大脱走(1984/伊) | Z級イタリア映画らしくデタラメで、安っぽく、不愉快。観たことを後悔するしかないんだが、なんでしょうねこの画面から伝わる「汚い」感覚は。ネズミを本当に燃やしてるからかな。 | [投票] | |
拝啓天皇陛下様(1963/日) | 前田日明がフェイバリットに挙げていた作品。きな臭い右翼映画かと思いきやなんのことはねえ、渥美清は若き日の前田自身で、歩兵第10連隊は新日本プロレス、長門裕之は藤原喜明だ。前田にとっての青春映画だったんだな。 | [投票(1)] | |
ブロブ 宇宙からの不明物体(1988/米) | 「宇宙からの不明物体」よりも、田舎町の人間模様を見せる前半の方が気が利いており面白い。ドロドロが出てくるとテンションが下がるという本末転倒。 | [投票] | |
マイノリティ・リポート(2002/米) | たとえばジョージ・オーウェルの『1984年』を映画化するにあたり、間違えて『1941』の監督が腕をふるった感じ [review] | [投票(2)] | |
ネバー・サレンダー 肉弾凶器(2006/米) | WWEにおけるジョン・シナさんは真面目で努力家で高性能で、まあ乱暴に言えば棚橋弘至みたいな人だ。自身のキャラクターに忠実なベビーフェイスで、あんまり奥が感じられる人ではない。主演を務めるような俳優には向いてないと思う。 | [投票] | |
ファースター 怒りの銃弾(2010/米) | 体脂肪率低すぎてバッキバキの肉体が画に映えるロック様。「コップ」「キラー」の造形もそれぞれに面白く味わい深いし、「ドライバー」が牧師と対峙する場面なんか実に素晴らしい。どこへ出しても恥ずかしくない、テレ東系B級佳作映画。 | [投票] | |
人間の條件 第5部死の脱出・第6部曠野の彷徨(1961/日) | 悲惨な話なんだけど最後までシソウ、テツガク、カンネンできた仲代よりも、ゴミみたいに犯され捨てられ飢え死にするしかなかった女たちが美人から不細工までみな哀れ。若き中村玉緒の輝き! | [投票] |