muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 更新順
処女の泉(1960/スウェーデン) | 立春を過ぎたある日の上午。駐車場から大学の付属図書館へ向う小道を歩いていた。陽だまりの中で三羽の小鳥が死んでいた。次の日、この『処女の泉』を再見することにした。 [review] | [投票(3)] | |
リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | <岩井俊二>監督への九つの質問と<『リリィ・シュシュのすべて』>への一つの感想→ [review] | [投票(14)] | |
八月のクリスマス(1998/韓国) | 世界とほつれるということ。世界から自分をほどくということ。"recollection"という貝殻拾い。 [review] | [投票(10)] | |
ジム・キャリーはMr.ダマー(1994/米) | 頭のイイ奴が愛されることは滅多にないが、バカも度が過ぎると愛想が尽きる。しかも、バカなフリして頭のヨサが垣間見えると殺意さえ覚える。 | [投票(3)] | |
マルサの女2(1988/日) | 宮本信子の寅次郎化、あるいは水戸黄門化はじまる。ソバカス濃くなってるし、増えてるし。 [review] | [投票(6)] | |
沈黙(1963/スウェーデン) | この世界には明光と惣暗しか存在しない。人はその狭間を往来する罔両でしかない。光の崖から一歩踏み外せば、そこは底なしの闇。 [review] | [投票(4)] | |
ラットレース(2001/カナダ=米) | グリシャムにリンドバーグ、ポールは冬になったらあの家へ。ピアスとブチュっで、"Driving the Heart"はチャラになるのか? [review] | [投票(2)] | |
マルサの女(1987/日) | 心ならずも、いつしか宮本信子にドキドキしていた。チチ帰る。 [review] | [投票(11)] | |
タンポポ(1985/日) | "アレ"がラストにあるからこそ、消費"食"文化社会、ひいてはこの物語自体への痛烈な自嘲的パロディーへと昇華する。 [review] | [投票(13)] | |
裁かるるジャンヌ(1928/仏) | 鮫肌のジャンヌ。 [review] | [投票] | |
プライベート・ライアン(1998/米) | お茶の間では、この<スピルバーグ>は機能しない。私は怒っている。 [review] | [投票(26)] | |
都会のアリス(1974/独) | 長年の胸の痞えが取れた。物語はひとりでは生れないし、旅に出ないと始まらない。 [review] | [投票(13)] | |
リトアニアへの旅の追憶(1972/米) | 詩人の「日記」を読む。さて、彼の「詩」は・・・、読んでみたいとは思わない。 [review] | [投票] | |
若者のすべて(1960/仏=伊) | やっと訪れた幸せの宴は、次の試練の呼び水。それでもきっとまた宴の時は来る。―閉じるたび風の音がするような睫毛、許しを乞う様な贖いの憂いを帯びつつ、その奥にストイックで強靭な意志を感じるアラン・ドロンの瞳。彼に見つめられたら誰でも惚れる。 [review] | [投票(4)] | |
ギター弾きの恋(1999/米) | "while 'his' guitar gently weeps", there's a bittersweet love story & lowdown ―(^〜^)モグモグなサマンサ・モートンに恋をする。 [review] | [投票(8)] | |
地獄に堕ちた勇者ども(1969/伊=独=スイス) | 物語を侵食する耽美。 [review] | [投票(6)] | |
白夜(1957/伊=仏) | 世界は恋人たちのためにある。夜の帳は、ふたりのダンスで下り、ふたりを包み、あてにならないふたりの約束で明ける。 [review] | [投票(5)] | |
ロングタイム・コンパニオン(1990/米) | "It's alright. You can let go now. Let go, just let go."―今まで耳にしたセリフで一番の、愛のことば、いつくしみのことば。忘れられない人がいる― [review] | [投票] | |
冬の光(1963/スウェーデン) | 芯まで冷えきった石のような心からしか「祈り」は生れない。だが、芯まで冷えきった石のような心では、その「応え」は聞こえない。「冬の光」は長く見つめていると雪目になる。 [review] | [投票(4)] | |
恋しくて(1987/米) | 「うんうん、よくわかるよ〜。オイラもよくそういうケースで悩みまくったことあるさ。そんな時、オススメの映画あるよ。『恋しくて』を観てみ!そして勇気が出たら、その彼女と一緒に観てみるベキ!ベキ!ベキ!」 to [review] | [投票(5)] |