★4 | 黒薔薇昇天(1975/日) | コメディ・ポルノ(だったような?) 脳裏に焼きついているのは、女と男が、アパートの廊下をローラースケートしながらFUCKするとこ。(そんなシーンあったよね?)何故、わざわざそんなアクロバティックな苦労をするのですか…(笑)。 | [投票] |
★3 | フォー・ルームス(1995/米) | タランティーノの元ネタあら探しに参入! って感じだけど。4話目のライターネタは、ロアルド・ダールの「南から来た男」です。ヒッチもこのネタやってると聞いたんだけど…。(→調べたらTVシリーズ「ヒッチコック劇場」のパロディらしい) [review] | [投票] |
★4 | 座頭市(2003/日) | 深見千三郎へのレクイエム 〜たけしフリークより愛を込めて〜
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★5 | 一条さゆり 濡れた欲情(1972/日) | 個人的に一条さゆりに興味があるから見た。ストリップ劇場という小さなメディアしか通してないのに、何故あれほどまでにインテリからヤクザまで
魅了できたのか? 再見してわかったことは、彼女には“気品”がある。伊佐山ひろ子のキャラと服装も可愛いし、神代作品のMY BEST 1。 | [投票] |
★4 | I am Sam アイ・アム・サム(2001/米) | 私たちは、出尽くした物語の世界を生きている。斬新なアイデアなんて、世界中どこを探したってもうナイ。ただ元ネタをどう時代にコミットできるかのようにリアルに描くだけだ。元ネタ『クレイマー、クレイマー』と比較して。(クレイマーのネタバレあり) [review] | [投票(2)] |
★4 | アレックス(2002/仏) | レイプシーンが凄いというので、どんな嫌悪感を生じさせるかと思ったが、
とても愛にあふれる映画でホッとした。クラブで踊るシーン、地下鉄でのセックスに対する四方山話、透明なシャワーカーテン越しのキス、スクリンプラーが回る芝生での読書などモロ好み。(岡崎京子の漫画に少し似てるかも…) | [投票(1)] |
★4 | 刑務所の中(2002/日) | 音楽はコンポステラ。映画の中のテレビCMには、崔洋一監督本人が出演。端役に林海象監督、雑誌のモデルに浅野忠信くんだとか。なんてマニアックな。もう滅茶苦茶笑ったよう〜。ツボ入りまくりだもん。(ガロ系漫画原作登録されちった。やべぇ〜、レビュー書かないわけにはいかないでしょ) [review] | [投票(2)] |
★4 | アカルイミライ(2002/日) | 「じれったいんだよ!」 [review] | [投票(9)] |
★2 | 女囚701号 さそり(1972/日) | 男(観客)のサディズムを満足させるために、女(女優)を裸にさせたり虐めたりして、何が面白いのだろう? 企画意図がバレバレで鼻白む。 | [投票(1)] |
★4 | 夜を賭けて(2002/日=韓国) | イジメラレタ側ってのは、つくづくスゴイと思った。在日の〈負〉のパワーは、金がないから映画が作れないという映画業界の現実さえも覆してしまうのだから。劣等感の強い私のような人間は、〈負〉にシンクロし、エネルギーに瞠目する。 | [投票(1)] |
★4 | プリシラ(1994/豪) | 砂漠の中を銀ラメ衣装の金魚のようなドラッグ・クイーンが、バスをお立ち台にしてひらひらと泳ぐ。おちょぼ口を開けたダッチ・ワイフ凧が、空高く舞い上がり、気ままに悠々と浮かんでる。自分の生活を振り返っても、〈変人〉とつきあってれば、割と世間とズレないで生きていけます。(教訓1→2に続く。嘘だけど…) | [投票] |
★2 | レザボア・ドッグス(1992/米) | プロットは、ごくごく簡単なもの。ただシーンごとのセリフが、冗漫で異常に長い。こんなにピーチクパーチク喋る男たちに囲まれたら、それだけで気が狂いそう。こういう人たちって仕事できないんだろうな、とさえ思える。しかも実際できないし(苦笑)。再見したらかなりアラが見えたので★3→★2。 [review] | [投票] |
★4 | 花の影(1996/香港) | 姉のつける口紅は、まるで薔薇の花そっくりの色で、その影に怯えながら、
女たちのむせるような白粉の匂いに誘われる忠良。陶磁器のごとく固い意志を持ち、秘めた嫉妬と真っ赤な血が逆流するかのような熱情に悶え苦しむ如意。端午は言う。
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★4 | ピアノ・レッスン(1993/豪=ニュージーランド=仏) | ピアノが一つ、波打ち際に、落ちてゐた。それを拾って、役立てようと、
私は思ったわけでもないが、曇り空に向ってそれは抛れず、浪に向って
それは抛れず、私はそれを、じっと眺めた。潮騒の煩い日に、拾ったピアノは、指先に沁み、心に沁みた。絶対的孤独を前にして、どうしてそれが、捨てられようか?(これ、中原中也へのオマージュね) | [投票] |
★3 | めぐりあう時間たち(2002/米) | 何故、女たちが〈空虚〉なモノを抱えたのか、抱えざるをえないのか、
その答えがまるきりわからない。この映画は、あくまでも男側の、知識や論理を駆使して作った〈時間〉の細密画だ。女の空虚さは、もっと感覚的な
モノだと思うし、そういう物語を見たかった。 | [投票(5)] |
★4 | シカゴ(2002/米) | 楽しいことに〈理屈〉を持ち出すのは野暮の極み。祭りに参加するには、頭の芯から〈感覚〉に没頭し、音楽を酸素だと思って大きく吸い込む。やがてそれがエネルギーに転化し、踊りだしくなるのは確実。そうなりゃ、あの女優二人の躍動する肉体が、〈美〉であることを認めざるをえなくなるでしょう。 | [投票(2)] |
★5 | Dolls(2002/日) | 白痴美 〜内なる狂気を秘めた女(ひと)〜 [review] | [投票(4)] |
★5 | セーラー服と機関銃(1981/日) | 相米慎二×田中陽造。この二人がポルノ出身なんて、当時小学生の私が知る筈もない。星泉という女の子の魅力。(負けん気&包容力)ちょっとHでハードボイルド。映像は長まわしだけど、ホンは370枚を250枚にぶった切り、実際は百数十枚しか使わなかった等。どう抗おうが、その後の映画人生の原点。 | [投票(2)] |
★4 | 仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日) | 生前、笠原和夫氏は、(確か)武映画を非難した。前者は〈生〉に、後者は〈死〉に執着し、ベクトルは違えど、どちらも描いているのは、男たちの人生における“足掻き”(たけし的に言えばニッチモサッチモいかない)のように見える。笠原氏の同族嫌悪にしか思えないのは、私だけだろうか? | [投票] |
★3 | 恋におちたシェイクスピア(1998/英=米) | この手のハリウッド映画に、心が揺さぶられないのは何故だろう? だってこの話って、結局やってやってやりまくるだけじゃん。ロミジュリのストイックな物語とはかけ離れた、原作者の生き様ってことで良い
んでしょーか?(フィクションにしても作家を冒涜してんなぁ…) | [投票(1)] |