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ジェリーさんのコメント: 更新順

★3バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997/米)前作が動機描写がくどすぎたのに対して、活劇要素を大きくした分前進。セット・デザインは恍惚となるくらい1930年代的。しかし、このシリーズの暗いブルース・ウエイン役にジョージ・クル−ニーは明るすぎてミスキャスト [投票]
★2バットマン フォーエヴァー(1995/米)荒唐無稽な大作こそ、念入りに作って欲しいものだが、一言で言えば雑な出来。ニコール・キッドマンがこの映画に出てくる必然性も、悪役二人が組む必然性もいずれも説明弱すぎ。ジム・キャリーのどこに悪役の魅力があるのか。 [投票]
★4リリイ・シュシュのすべて(2001/日)「カタカタ」の字幕シーンを全く取り去ってしまった方がすっきりとして、傑作になってたんじゃないか。その分マイナス一点だが、この脱力感たっぷりの痛さは今の日本を覆う痛さとして普遍的な説得力を持ってると思う。 [投票]
★3シーザーとクレオパトラ(1945/英)クロード・レインズは、悠揚としたシーザーを貫禄十分に演じて、うまいものだと感心する。映画そのものは、せりふがとにかく多すぎて、淀みっぱなし。 [投票(1)]
★5サウンド・オブ・ミュージック(1965/米)「エーデルワイス」も「ドレミの歌」も「もうすぐ17歳」も珠玉の一編であるが、やはり「私のお気に入り」が一番。俳優や演出を超えて、語り継がれる歌があるミュージカル映画は、文句なしに傑作に違いない。 [review][投票(3)]
★3大魔神怒る(1966/日)そうとう『十戒』入っていることは別に欠点でもない。地面をとよもすズーン・ズーンという足音こそ、大魔神のキャラクターの最大の魅力だ。火刑台の藤村志保の透明なエロさもよい薬味。[投票(2)]
★3日本橋(1956/日)奥行きのある影の中でほの白く輝く淡島千景山本富士子の顔を見ているだけで、映画を見る喜びがひたひたと湧いてくる。女性の内面描写のうまい監督は数多いが、市川監督ほど外面描写が白痴的なまでにうまい監督ほかにいるか?[投票(2)]
★3ドラゴン ブルース・リー伝説(1993/米)ブルース・リーの伝記映画がクンフー映画になることは、自然ではなく映画の作為だ。(ジョン・ナッシュの伝記映画が数学映画にならなかったことを思い出してほしい) この作為は、でも、悪くない。作りは丁寧。[投票]
★1キリング・ミー・ソフトリー(2002/英)からみが売りですか? お人形顔の女とサル顔の男じゃすけべな気分にもなれません。それに筋には全く関係ないような…………。(その筋も途中で分かっちゃいました) チェン・カイコーさん、出直しが必要です。[投票]
★4ベティ・サイズモア(2000/米)実もふたもない感想だが、あー、レニーってばかわいい。どうしてこんなにかわいいんだろう。これに尽きる。[投票(1)]
★5プレッジ(2001/米)この映画がはぐらかしにしか見えなかった人も多いだろう。「今」を読み取りたい観客はすべからく戸惑うべし。主役の名がジェリーであることも含めて忘れえぬ傑作。ショーン・ペン、BRAVO! [review][投票(7)]
★3素晴らしき日曜日(1947/日)この哀感、生きるものすべての背中にべったり張り付いている。そこまではよい。雄三がタクトを振り上げた瞬間、哀感が作家のマスターベーションと化してしまった。[投票(1)]
★4カビリアの夜(1957/伊)あまりにもそのまんま読めてしまう筋書きの痛さを超える、ジュリエッタ・マシーナジュリエッタ・マシーナ! [review][投票(1)]
★4オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(2002/米)下ネタオンパレードのこの映画に集まる集まるビッグ・ネームのカメオ出演。はや風格さえ漂い始めた。間違いなく3部作中最高。不謹慎大好き。世界はSHAGでつながってるぜ、ベイベ〜〜〜〜〜〜ッ!![投票]
★1エネミー・オブ・アメリカ(1998/米)チャチャチャチャチャチャチャッと、上空の監視衛星が、どんどん地表走査の網を狭めていく。っておい、まさかあのくどいくらいに繰り返される映像表現一本で新味を出そうとしてるわけじゃあるまいな。 [review][投票(1)]
★4アザーズ(2001/米=仏=スペイン)よくできたケーキのようなゴシック・ホラー。ニコール・キッドマンの典雅なマスクが、メランコリアとソローとホラーの上品なブレンドによって出来上がったこの作品の生地をなんとも美しく甘くデコレートする。(英語多いか。しかし、この感じ日本語に出来なくて)[投票(1)]
★2リング2(1999/日)担架のシートをヌバッとめくった瞬間、ホラー映画の醍醐味を味わう。その一瞬だけだったが‥‥‥‥‥。脚本の薄さが致命傷。筋を理解することもできなかった。[投票(1)]
★2ジャッカル(1997/米)フィルムにカビが生えているのが見えるような気がした。ブルース・ウィリスの間抜け面と、役柄が全くあっていない。[投票(1)]
★2フロム・ヘル(2001/米=チェコ)切り裂きジャックの正体や殺人の動機などはとてもうまく出来ているが、こういう設定にすると猟奇性は後退する。セットのちゃちさが目に付きすぎた。[投票]
★5楽園をください(1999/米)結局必要なものは、銃と、馬と、ちょっとした家財道具と、一人の友達と、そして家族。アン・リーがアメリカの金とスタッフを使って、アメリカのそれと似て非なる、アジアの個人主義原理を高らかに宣言している。 [review][投票(1)]