死ぬまでシネマさんのコメント: 更新順
Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005/日) | 「国」は政府で成り立っている訳ではない。そこには住んでいる人間がいる。― われわれはまだ北朝鮮を全く知らないし、逆に「本当の日本」も知らないのかも知れない。3.9点。 [review] | [投票] | |
アイリス(2001/英=米) | 2人の生活は、その大半は妻の超人性によって、晩年は病気によって引き裂かれていたのではないだろうか。純愛と呼んでもいいのかも知れないが、夫婦愛というより恋慕の様で悲しい。 | [投票] | |
ふたりの5つの分かれ路(2004/仏) | 幾つか判る事がある。このふたりは不完全な存在だという事。お互いがそれに気づいて、自分以外に歩み寄る存在がない事を自覚すれば、変わる可能性もあった事。しかし時にはお互いどうしようもない事も存在するという事。 | [投票] | |
ぼくを葬〈おく〉る(2005/仏) | エリック=バナを思わせるメルビル=プポーの風貌。その瞳の切実さには打たれたが、物語は悲しすぎた。☆3.7点。 [review] | [投票(1)] | |
トンマッコルへようこそ(2005/韓国) | 朝鮮戦争という苛烈な現実に裏打ちされた過激なフィクションといい、そこでどうしても共和国軍兵士をああ描かずにはおけないヒューマニズムといい、良くも悪くも韓国映画。日本人ならきっと躊躇するか周りが止めさせてしまう様な監督の趣味に走れているのも、やはり韓国映画だなぁと思う。これ以上俺には言えん。 | [投票(3)] | |
父親たちの星条旗(2006/米) | イーストウッドらしいというべきか、あれだけの爆音が続いたのに映画自体は淡々と進んだ印象。寧ろこの映画の後に流れた次回作の予告篇5分で俺は泣いた。3.7点。 [review] | [投票(5)] | |
地球で最後の男(2002/米) | これは最低な映画です。警告の為に登録を申請します。映画もクソですが、邦題とDVDパッケージは詐欺レベルです。 [review] | [投票] | |
しびれくらげ(1970/日) | ただの美人局のタタキ(脅迫)を映画にするとは…。「トコトン最低な親父+目が尋常でない渥美マリ」ですっかりおかしな映画になっている。good。 | [投票(1)] | |
サボタージュ(1936/英) | あの食事シーンは巧い。どの段階でああいう風に出来るかと思うが、勿論最初のコンテの段階でヒッチコックの頭の中ではもう出来ているのだろう。水族館の妄想シーンも36年とは思えず白眉。 | [投票] | |
レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | クソ配給会社の「誰も観た事のない、新しいシャマランが始まる」みたいなの、止めて下さい。いつも通りの思いっ切り直球ド真ん中シャマランでした。… [review] | [投票(3)] | |
プレイグ(1992/仏) | 現代(90年代)の南米に舞台を変え内容もやや異なるが、カミュの描いた原作(「ペスト」)と同じく疫病と人間の精神の格闘を佳く描いている。3.9点。 | [投票] | |
間諜最後の日(1936/英) | そのまま行っても良さそうなところがその都度無理無理「ヒッチコック」になっているのが微笑ましい。 | [投票] | |
未完成交響楽(1933/独=オーストリア) | 音楽家とその周辺に居た人間なんてこんな性格の連中ばかりだと思うが。ましてやドイツ語圏となると耽美に溺れたりマッチョになったり…偏見? それより(Yasuさんのコメントではないが)30年代の映画界の頑張りが時代を超えて伝わってきて嬉しいなぁ。 | [投票] | |
太陽(2005/露=伊=仏=スイス) | 勿論これが本当のヒロヒト天皇だと俺は思わない。ただ、これもヒロヒトの一部であるとは思われる。今まで日本人が見た事のない、しかし見たかったヒロヒトがそこに居た。誰かが創るべき映画だったと思う。☆4.7点。 [review] | [投票(1)] | |
X―MEN ファイナル ディシジョン(2006/米=英) | 予告篇で大いに期待させられた最終戦争は、本篇でも思ったより萎んでなかった。☆3.7点。 [review] | [投票(2)] | |
寝ずの番(2005/日) | 思ったよか良かったよな悪かったよな…? 何か同じ『お葬式』だけどマキノ監督は伊丹監督の様な最期にならんように祈る。 [review] | [投票(1)] | |
かもめ食堂(2005/日) | なるほど、フィンランドでやる意味はあるのだなあと思った。TVドラマ「神はサイコロを振らない」とこの作品で小林聡美は俺にとって大竹しのぶ並に必要な女優になった。… でも過大評価はイカンよ。 | [投票] | |
マイアミ・バイス(2006/独=米) | 何故ここに鞏俐(コン=リー)が!? 世界の女優になった彼女に嬉しくもあり、悲しくもあり。 [review] | [投票(2)] | |
日本以外全部沈没(2006/日) | 結構いい。頑張った。特撮は思いっ切り安っぽくていい。でもやっぱりあと少し毒を濃くして欲しかった。今のご時世じゃあれが限界かな…? | [投票(3)] | |
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006/日) | 観ている時は『三丁目の夕日』なんて思いつきもしなかったが、『三丁目の夕日』よりも遙かに成功していると思う。☆3.7点。 [review] | [投票(1)] |