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[コメント] 反撥(1965/英)
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★5どうか、フロイトというフィルターを通して観ないで下さい。壊れていくカトリーヌ・ドヌーブのスクリーンに回収されない「目」。その「目」に見つめらている内に、いつしか映画に観られている自分を発見する。まさに「反撥」。 (若尾好き)[投票(4)]
★5女の中で狂気が内部浸食し自己崩壊していく様を細密画のように微細をクローズアップして丹念に紡ぐ。その職人技の光沢には見とれるしかない。ギルバート・テイラーの神技なモノクロームは道路の些細なひび割れにさえ狂気を増殖させる魔を潜ませるのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★5演出がうまい。居場所のない1人の女が何の救いもなく崩壊してゆく。ただそれだけなので非常にリアルで恐しい作品。 (j.boy)[投票(1)]
★5これはセックスと精神と妄想。ある意味ではベルイマンの「沈黙」と同じテーマなんですが、監督が血が好きなので刃物まで出てくる。全く違う映画になりましたね。 (セント)[投票(1)]
★5胎児にも似たウサギちゃんのお肉が、居間で腐っていく様が強烈に印象的。「ブキミ」さの演出を客観的に眺めて楽しめる映画。作品の出来にムラのあるポランスキーさんですが、この作品はアタリ! (nomade)[投票]
★4内省は発見されるがそこには語るべきものがない。物に代言されるメンタルは女の後背で交通事故を引き起こすが、彼女は内省の及ぼした世界改変に気づくことなく雑踏を通り過ぎる。これはダンディズムである。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4さすがポランスキー監督、この気味の悪さはアナタしか出せない!まさにカミソリの刃のような薄ら寒さに脱帽。また、カトリーヌ・ドヌーブの持つ独特の妖気を最大限に引き出している。 (ダリア)[投票(2)]
★4発症以降を描かなければ今日的ではなくなった時代なので、今見ると古臭さは否めない。しかし、今、これ以上病的状態を描ける監督と女優などいない。崩れたバランスをここまで振幅激しく描けたことはやはり凄いことだ。 ラスト、荒れに荒れた姉の部屋の緊密な接写が、余韻表現として実にふさわしい。 (ジェリー)[投票(1)]
★448分の鏡のシーンで鳥肌が立つほどビビッた。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★3徐々に狂気に取り付かれていく様、その精神を表した描写はお見事ですが、それで、この映画がおもしろいかというと、首を傾げざるをえませんでした。 (ザザッティ)[投票]
★0二重登録されていたため、採点とコメントはこちらに投稿しました。→ [review] (ぽんしゅう)[投票]
★0珍しく同じ作品が二重登録されている。 (赤い戦車)[投票]