★5 | 嘘に恋した男の話だ。嘘とは、謎、死、エロス、銃撃、策謀、愛。つまりは映画に恋した男の話。男とは劇中監督タイ・ルニャンでありモンテ・ヘルマン。当然、冒頭から混濁する映画のなかの映画と現実の映画。意味が場面に閉じ込められ場面の関連が喪失しかける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭の、ベッドの上でマニキュアを塗り、ドライヤーで乾かす女(シャニン・ソサモン)に対してゆっくりと寄っていく画面(実はパソコン画面の動画)を見た瞬間に、これは今までに体験したことのない映画であることを了解する。映画中の撮影場面と同じく、全編が「EOS 5D MARKII」で撮影されているのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 撮影や編集の重厚感というか安定感がハンパない。それだけで観られる。 (ドド) | [投票] |
★3 | ミステリーの部分を期待するとちょっと肩透かし。 [review] (わっこ) | [投票] |
★3 | ノワールだと言うならフィルムの醸す鈍色のハッタリやケレンが全然足りず、撮影裏話と言うならトリュフォーやゴダールほどの確信的自己陶酔が不足。実俳優への言及や過去名画のインサートも閉じた世界を露呈させる。構造が曰くありげなだけに惜しい。 (けにろん) | [投票] |