★4 | 安彦監督は確かに世を憂いているのだろう。無様なほどに戦闘シーンを避けても彼が描きたいのは、紛れもない戦争の悲惨である。演出の臭さや上滑りするギャグといった失敗点をものともせず、安彦は破綻のなか若者の良心を煽る。いいだろう。もう好きにやってくれ。胸躍る戦争アクションは若いクリエイターがいくらでも引き受けてくれるだろうさ。 [review] (水那岐) | [投票] |
★3 | コロニー墜としを描いたのは佳かったと思うが、短兵急で浮いてる感なのは否めない。ここは主要キャラに絡む人間がコロニーに居た、実は後のあのキャラクターはすんででコロニーから脱出した人物だった(ユウキかファン=リーのお蔭で)、とでもしたらより良かったと思う。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 若さゆえの過ちを認められないとし,「そんなにうぬぼれてはいない」と宣っていた男は,ほんのちょっと前まではこんなお人だったのか。何だかなぁ…であります。 (もーちゃん) | [投票] |
★3 | ブリティッシュ作戦のコロニーが落ちるまでに約30分。サイド2の住人・ユウキ達を描くことに時間を割き、その落とされるコロニー内部にまだ人が住んでいたことの説明に時間を費やす。また一方で、その作戦の指揮官たるドズル・ザビはわが子を見て泣き、ザビ家の現状を憂う。軍人である前に人間としての、親としてのドズル。徹底して人間ドラマで押し通す本作。そこには期待していた「ルウム会戦」はなかった。 [review] (IN4MATION) | [投票] |