★5 | ロージーのロージーたる冷たく暗い演出。それは見事なのだが、どうしてこうも救いがないのか。実はこういう救いの無さ、この暗さが大好きなのだが。私が見たサスペンス映画の中で10傑に入る出来映え。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 初めて観た時に、彼の視線に感じたのは「生理的嫌悪」だった。再見した時に、その嫌悪感は「不安」に拠るものであることに気付く。あたかも裏側を見透かし、人々が縋っているモノがいかに脆いかを知っているかのように、濡れた瞳で、静かに冷笑を浴びせる。 [review] (くたー) | [投票] |
★4 | カットを短くしないことは編集権を確保するための方便だったとのことだが、しかしそれにしてもこの緊張感は凄まじい。水の滴る音や外部の騒音など耳に関する演出も見事。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 小悪魔気取りのサラ・マイルズがかわいかった。登場シーンからお菓子食べてんだもの。 [review] (coma) | [投票] |
★3 | この監督は、出演者を掌中でしっかりコントロールしていて、はみ出すところがない。面白いんだけど、人間なんてこんなもんだというシニカルばかりが印象に残る。ブニュエルの意地悪とは似て非なるものだ。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | むせる様な退廃のなか、主従関係が逆転する...やっぱダーク・ボガードしかこういう役は出来ません。 (りかちゅ) | [投票] |