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[コメント] 座頭市物語(1962/日)
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★5清潔で純粋 [review] (kiona)[投票(8)]
★5「知己」という言葉の意味を思い出したいとき、何度でもこれを見るといい。 [review] (町田)[投票(7)]
★5人の命が重い時代劇。座頭市は超人ではない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★5まぎれもない傑作。金に汚くずるがしこくて図々しくて図太くて、それでいながら憎めない、魅力あふれる「市」というだけでなく、理不尽なものへの怒りがどんどん、どんどん鬱積していってそれが爆発するラストが実に爽快なものとなっている。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★5人間の愚かさが愚かさとして的確に描かれており、座頭市(平手も)という潔癖な人物の希少価値に惚れ込まざるを得ない。 [review] (G31)[投票(4)]
★5「市の命はそんなに安か売れませんぜ」…震えます。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(4)]
★5本気で生きる男たちの気持ちが交錯する瞬間を静かに描ききった傑作。男と男が判りあうという事態を表現するのに必要なのは派手な殺人なんかじゃない。 (ハム)[投票(4)]
★5「また会えるか?」「また飲もう!」男二人が一つの湯のみで酒を飲んでいる。なんかこっちまでニンマリしました。すげぇ楽しそうじゃん!咳き込んで一人で酒を飲んでるより全然うまいだろうなぁ。この二人の関係は何事も無く続いてほしい、素直にそう思いました。 [review] (ギスジ)[投票(3)]
★5まだスター勝新が監督の指揮下に収まっていた頃合、よってドラマは厚く脚本は無駄が無い。 [review] (sawa:38)[投票(3)]
★5ひえー、激面白!人間の割り切れなさがテーマなんじゃないか、っていうぐらい端役に至るまで、非常に魅力的。絶対に勧善懲悪やパターンに落ち込まない展開が、とても斬新で、やっぱりこの時代以降、日本の映画は退化しつづけているに違いないと確信した。北野座頭市はPopなんだ、って納得。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★5天知茂が凄すぎる。勝新上回ってますよ。虚しさを伝えるこの映画を支えている。座頭市の実を掴もうとする勝新も芸の細かさ上手さがあったが。手芸顔芸で攻める市を顔で上回る平出。勝負はともかく平出が勝っていたと思う。 (t3b)[投票(1)]
★5太刀裁きの上手さに感動!!さらに、目が見えないのに驚異の浮き世人間離れした察知能力で人を切るのは大胆な発想で感動!! (ジャイアント白田)[投票(1)]
★5強烈な雰囲気を放つ勝新太郎という俳優に視線はクギ付けになる。彼の前では痩身の役作りをした天知茂の美貌も霞んで見える。二度とこんな俳優は現れまいなと、勝新の出てくる映画を見るたびそんな感想しか出てこないような気もする。 (サイモン64)[投票]
★5やはりこれは傑作というほかない。 [review] (neo_logic)[投票]
★4第一作のこともあってか、座頭市が盲目であることがさんざ笑いのタネにされるが、それに対し盲人の意地を見せつける市が小気味良い。そして彼が、人の善悪の匂いを不思議と嗅ぎつける男であることにも惹かれる。 [review] (水那岐)[投票(7)]
★4三隅の丹精なモノクロ撮影が嬉しい。川や橋を捉える度に画面が躍動し始める。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]
★4釣りの場面のすばらしさ。世を拗ねた二人の心が通うには、このくらい淡々としていなくては。月夜のつつましやかな告白も心に残る。そもそも構図がピシッとして良い。この頃の市は感じやすい無頼漢で、なんとも言えぬ上等さがある。最後のセリフも決まってる。 ()[投票(4)]
★4盲目のヤクザが唯一心許した男が、まるで鏡像のように似た境遇の敵だった。川。葦のさやぎ。風。すべてをひりひりと触覚で感じ続けた男を、怪物でなく人間として描いた第1作には、いいようのない抑えた凄みがある。 (ジェリー)[投票(4)]
★4男が男に、また、女が男に、惚れる瞬間というのが明確に描かれている。その演出の素晴らしさもさることながら、「恋している」瞳をきっちり演じきる役者の演技にも感動した。真剣な映画は、観ていて本当に気持ちが良い。(2003/10) (秦野さくら)[投票(4)]
★4劣等感の裏返しから来る闇の力。丁寧な口調の裏に隠す静かな怒り。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(3)]
★4技のみを頼りに光なき絶望と差別の底から這い上がってきた男と、栄光から滑り落ちつつ未来なき人生を生きる男の刹那的交錯が生む友情のなんと切なくピュアなこと。ヤクザたちが繰り広げる俗社会を背景に、そのストイックなロマンがひときわ鮮やかに輝いている。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4市は強い。盲目であることすら武器にする。だが見えないが故に人の心が誰よりも分かってしまう。そして…… [review] (荒馬大介)[投票(2)]
★4幾多の死線を潜り抜けてきた本物の強者のみが知る、戦いが持っている虚しさや馬鹿らしさが良く表わされていました。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(2)]
★4歴史の伝承の片隅に記されただけの傑物たちのひとときの相克と共振。後のアクロバティックな市の居合いはまだ無く地味なリアリズムが全編に漂う虚無感を全うさせている。それを一方で負って立つ天知茂の傍流的な役者としての立ち位置がまた絶妙なのだ。 (けにろん)[投票(2)]
★4殺陣の魅力は続編に及ばなくても、第一作らしい緊張感と説明過剰でない渋いストーリーテリングにしびれた。 [review] (イリューダ)[投票(1)]
★4用心棒の重い腰を上げさせるのは一苦労。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★4暗闇の中でピンと張り詰めた銀の糸のように美しい。オレの好みは猥雑な89年版だが、この第一作にはシャッポを脱ぐ他ない。見事だ。 (ペンクロフ)[投票(1)]
★4一瞬のきらめき。男と男の心の交流が見事なエンターテイメントに。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4007/ドクター・ノオ』のジェームズ・ボンドが後の作品とは異なり、プロの殺し屋感が強かったのと同様、この座頭市もヤクザの性格が強い。人間らしい弱さは、まだ見られない。平手造酒に扮した天知茂は逸脱! (茅ヶ崎まゆ子)[投票(1)]
★4座頭市がこんなにも純粋なヤクザだったなんて!コレが本当の強さなんだ。 (あちこ)[投票]
★4地味な作品だが勝新太郎天知茂、二人の佇まいがいい。カメラワーク・アングルはときに並はずれた大胆さをみせる。 (赤い戦車)[投票]
★4こういうキャラクターに愛嬌をもたらしたのが勝新のすごいところでしょう。殺陣の激しさではなくストイックさでヒーロー像を作り上げたことに価値があるんだと思います。 [review] (HAL9000)[投票]
★4全26作品(+TVシリーズ全100話)のシリーズ初作品ではあるのですが、座頭市のひな型は完成の域に!  見所満載です。 [review] (fufu)[投票]
★4昼でも闇の中を生きる座頭市、闇で生まれた劣等感が渡世を斬る。 市の耳が画面に映るたびに緊張します。 [review] (あき♪)[投票]
★4座頭市のどんぶり飯のかっこみ方。「お前さん方、あっしを斬るつもりですかい」仕込み杖一閃。みんなでまねしまくってた。 (ぱーこ)[投票]
★4座頭市第1作。この頃の座頭市はまだまだ地味なもの。禁欲的と言っても良い。 (丹下左膳)[投票]
★3地味過ぎる程、地味な第一作だが逆にそれがいい。この作品をシリーズ化に導き、名作たらしめたのは勝新太郎天知茂の一世一代の名演である事に異論がある者はいないだろう。 (直人)[投票(2)]
★3この頃の勝 新太郎の方が迫力があったように思う。晩年のイメージダウンが残念。 (RED DANCER)[投票(2)]
★3勝新太郎のイメージからか、座頭市って破天荒でやんちゃな人を想像していたのですが、ヤクザなのに汚れた感じがなく寡黙で折り目正しい人だったので、私は逆に面食らってしまいました。 [review] (づん)[投票(1)]
★3話の核はセンチメンタルな友情。そりゃ『不知火檢校』よりウケるわな。 (黒魔羅)[投票]
★3座頭市の論理。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★3自分には市が中盤まで何を考えているのか、ヒロインは父親を捨てるまでに市のどの点にいつ惚れたのか、など描き足りなく感じた部分がありました。でも(派手好きの私が)最後まで退屈はしなかったのは、やはり名作という評価通りなのかな、と変に納得。 (takamari)[投票]
★3一本の映画中ほとんど人を斬らないのですが あんだけ強い天知茂のおかげでやっぱ座頭の一は強いということです (マツーラ)[投票]
★3勝新、そして天知茂。そこにいるだけで濃密な雰囲気を作り出すふたりがいれば、面白くないわけがない。 (カズ山さん)[投票]
★3勝新の市も,天知茂の用心棒も,まだ若いためか変に枯れすぎて無くて良い。強いていえば親分衆にはもっと汚く演って欲しかった。 (死ぬまでシネマ)[投票]