★5 | 冒頭、彼らは蕎麦屋で出会う前にすでに出会っていた。登場人物たちがすれ違う瞬間の緊張感にどきどきした、ああこれから出会うんだなあ、と。映画が終わるとき、冒頭のシーンを思い出す、ああ彼らはあのときに出会っていたんだなあ、と。いい映画は大抵、冒頭を思い出させる。(レビューは後半部分の展開に言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(28)] |
★5 | もう、今は映画を作品としてドウコウなんてどうでもよくなってきて、映画を観て関心があるところは [review] (ALPACA) | [投票(15)] |
★5 | 同性愛に偏見はないが違和感はある。まず同性愛ありきの映画には、正直なところ混乱する。本当はそれが私の中の意識せざる偏見なのだが。そんな事は百も承知の橋口亮輔は、するりと身をかわし生きにくさの問題として問う・・「ね、あんたも同じでしょ」と。 (ぽんしゅう) | [投票(11)] |
★5 | いやー・・・、この監督好きかも!! [review] (クリープ) | [投票(10)] |
★5 | 人生つらい事も多いけど一人じゃない、前を向いていこうと思える映画に出会いました。優しさに満ち溢れ、その中に素直に浸る事が出来た。そういう映画は個人的に珍しい。切なさと、元気と、優しさをありがとう。(レビュー無駄に長いです) [review] (新人王赤星) | [投票(9)] |
★5 | とにかく朝子の「フェンダーこわれたまま無理矢理走ってる車」のような人生の歩みかたに大いに共感。誰も彼もが片岡礼子に見惚れてしまう作品。 (浅草12階の幽霊) | [投票(7)] |
★5 | 直也が野菜を切りながら右手から左手へそっと置き換えたタオルに橋口亮輔の細やかな感性の集大成を見た気がする。体温を感じる映画。人肌の温もりを感じる登場人物たち。傑作。 (あさのしんじ) | [投票(5)] |
★5 | 深刻そうな設定の登場人物たちが、前向きに生きることを見出そうとする。そこにはなんのシニシズムもイデオロギーもないのである。 [review] (ハム) | [投票(5)] |
★5 | 相当たしかな人間観察をしていないとこんな地に足のついた人間ドラマは撮れないだろう。序盤に出てくる「人間なんて、所詮ぬるぬるですよ。ふっ」って台詞が好き。あれ、後半の展開を観てから振り返ると意味にすごく広がりが出てくる。 (よだか) | [投票(4)] |
★5 | 長回しによる緊張感の持続がむしろ心地よい。片岡礼子に代表作と呼べる作品ができたことにも拍手をおくりたい。この作品から溢れ出る映画の匂いは本物だ。 (ナム太郎) | [投票(4)] |
★5 | 橋口亮輔は、“乙女ちゃん”なのだ。
[review] (Linus) | [投票(4)] |
★5 | あのボーリングって主人公達を表しているとしたら? 2002年6月30日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(4)] |
★5 | ゲイなどという事を超えた壮大な人間ドラマ。ゲイカルチャーの描き方(二丁目のシーン等)は、ちょっと古い。['08.7.13DVD] [review] (直人) | [投票(3)] |
★5 | 正直、ここまで「はまる」とは予想だにしなかった…。きまぐれに吹き抜ける風にふわり…と舞う3枚の「木の葉」が、くるくるっ…と絡まりあう。そして光とまみえてひと時の「きらめき」を、実に心地よく爽やかに、目の前に提示してくれた。 [review] (ことは) | [投票(3)] |
★5 | 「日本の家族がどう崩壊していくのかを描きたかった」という小津監督の『東京物語』に真っ向から立ち向かった作品・・・じゃないんですか? [review] (ぐるぐる) | [投票(3)] |
★5 | ジェンダーについては一家言ある。長くなるので書かない。でも、この作品ってゲイかゲイじゃないかではなくファミリーを描いた映画でしょ。家族ってなんだ、子供と親の関係ってなんだ、ってこと。一番感動したのは兄と弟の挿話だった。「家族」というものに深く突っ込んだ秀作。 (tkcrows) | [投票(3)] |
★5 | てんで現実的じゃないし、危ういけれども、そんなことはどうでも良くて、この3人はみずみずしくて素敵だ。あー、私はまだ、誰かと本気で付き合い出せずに腹を立てているよ。 (ミレイ) | [投票(3)] |
★5 | 映画の長さを感じさせない純粋に良い映画でした。それにしてもつぐみは変な役が多い・・・。 (コマネチ) | [投票(2)] |
★5 | 特異な設定と思いきや意外と現代の縮図。女もああいうのがホントなんだよね。男も一見優しく融通悪いの多いよね。また、立ち演技の時の俳優の身振りは、全く任せっぱなしか演技をつけてなく、自然で新鮮だった。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | 「なんで、絶対、なんて言えるんだよ・・・!」と田辺誠一が絞り出すように発する言葉で思い出したのは、「あなたはすぐに絶対などと言う。私は、すごくそれを嫌がるの」という椎名林檎の歌だった。奇しくも制作年は2000年〜2001年、価値の混沌、ゼロ年代の始まりに符号していた。当時18歳で、以来、絶えず「絶対」という概念に「違和感」を感じて生きている僕には、この二つの作品は永遠に福音である。 [review] (DSCH) | [投票(1)] |
★5 | 小津安二郎の情景が浮かびました。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | なんだか、とっても温かいよ……。自分をそのまま丸ごと受け入れてもらって、気持ちを通じあえる相手なんて、なかなかいないって。 [review] (Happy) | [投票(1)] |
★5 | それぞれが、不器用ながらも自分なりの生き方を、優しさを、愛を貫こうとする。いとおしさ溢れるその姿を、いつまでも見届けていたい気持ちになる。とぼけた笑いとシビアな現実との、巧みな織り交ぜ具合もスバラシイ。 (薪) | [投票(1)] |
★5 | シーンの途中でアクションが唐突に終る。が、余韻は残る。不思議な映画です。
(青木富夫) | [投票(1)] |
★5 | 映画を観て早速シナリオを買って読んでみました。 [review] (地球発) | [投票] |
★5 | 真剣に生きる人々。ストレートな映画だ。 (kenichi) | [投票] |
★4 | 「こんな風景を見てきました、こんなニチジョウを生きてきました。」 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(17)] |
★4 | 片岡礼子がいいっ!素晴らしくいいっ!惚れたぞ! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(16)] |
★4 | 非常に曖昧なものを描いた映画なのだが、それを支えているのがしっかりとした観察眼と問題意識。なかなかの好篇だと思う(久々に長〜いのを2題ほど)。 [review] (くたー) | [投票(11)] |
★4 | 一見均衡が取れてそうな関係。でも、ちょっとまって、何かお忘れではないですか!?(追記)ひっかかった場面(02/06/05)(追記2)奥田K子様のコメント拝見して+(蛇足)→ [review] (秦野さくら) | [投票(10)] |
★4 | 抱きかかえようとしても暴れて引っ掻く野良猫のような朝子。にじり寄るような、距離の縮めかた。相手の背中に、ぎこちなく伸びたその手。互いを労わりあう三匹の野良猫。(02.06.21@梅田ガーデンシネマ)<追記>秦野さくらさんへ→ [review] (movableinferno) | [投票(8)] |
★4 | 朝子の欲しいものは、やっぱり子供じゃなくて「子供の父親」=「男」なんじゃないかな、と思って観ていた。 [review] (worianne) | [投票(7)] |
★4 | 動き出す時間。 [review] (蒼井ゆう21) | [投票(7)] |
★4 | あいまいな勝裕、あいまいな自分を捨て生き方を模索し始める朝子、腹を括っている誠也。3人それぞれに心から共感が出来た。そして俺がスポイトでもらったもの・・・ [review] (nob) | [投票(6)] |
★4 | ゲイカップルである田辺誠一と高橋和也であるが、高橋和也の方が、より女脳であると、私には感じられた。 [review] (青山実花) | [投票(4)] |
★4 | 心優しいモラトリアムなアダルトチルドレンたち [review] (ボイス母) | [投票(4)] |
★4 | 橋口監督からの前向きな激励賛歌。そして、片岡礼子サマはやはり良かった。 [review] (Keita) | [投票(4)] |
★4 | 人と人の関係性の変化を丁寧に描きつつ、その変化の動因は強引に設定されている。たとえば、田辺誠一と高橋和也が付き合い始める描写は省略され、片岡礼子は「父親になれる目をしてたから云々」といいかげんな理由で田辺に接近する。あるいは秋野暢子らを招くことになるつぐみの行動。光石研の顛末。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 正常と異常とについての私見 [review] (ちわわ) | [投票(3)] |
★4 | 何となく敬遠してきたゲイムービーだが、出演者の演技にも支えられ、実に爽やかな後味だった。やっと『ブロークバック』を観る気になったぞ。 (NOM) | [投票(2)] |
★4 | スポイトで、・・・何つうザックバランさ。
[review] (あき♪) | [投票(2)] |
★4 | 主人公の男二人はリアルタイムというより一歩遅れたゲイという感じだが、ゲイを描くことに集中せず、片岡礼子に力点を分散したのがよかった。現代的というなら彼女の役こそがそれを背負っていた。深刻さを楽しさでカバーしている点に監督の力量を感じる。 (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★4 | 何気なくない日常を何気なく描き、異常にサラリとしている。役者達もとても自然にそれを演じていて、それだけにその根底にあるものの深さが際立つ。片岡礼子が特に素晴らしい!
(ミュージカラー★梨音令嬢) | [投票(2)] |
★4 | 橋口監督の得意技、1シーン長回し炸裂!!(例:コンビニ・ペットショップ店内など)『渚のシンドバット』の教室内のシーンと同様に、すごく自然。感心するばかりです。キーパーソンにあえて、秋野暢子をあげたい。→ [review] (まなと) | [投票(2)] |
★4 | 田辺誠一のあの職業って、トリュフォー『家庭』のレオーから来てるのかなー? (tomcot) | [投票(2)] |
★4 | ゲイの映画なんだけど、この映画の片岡礼子、凄いと思った。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | どんなに利己的なものでも、子供を楽しみに思う姿は、やっぱり救われる。 [review] (夢ギドラ) | [投票(1)] |
★4 | 一番“異端”であろうゲイのカップルが一番まともに思えてくる“人間として生きる”事が緻密に描かれた好作品。誰彼構わず“ゲイの公認性”を押付けようとする安っぽさがない分入りこみやすかった。 (shu-z) | [投票(1)] |
★4 | 終わりのない映画、がまたそれも一興 [review] (Manchester United) | [投票(1)] |
★4 | 久々に、出会ったしみじみと楽しめる日本映画。
すべての登場人物の台詞が水のように心に浸みる。
邦画も悪くないと思う。
でもこうゆう題材、スケールでしか勝負出来ない現状が悲しくもある。
(トシ) | [投票(1)] |