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sawa:38さんのコメント: 点数順

★3ヴァイブレータ(2003/日)あまりにもオーソドックスでありながら、かつ大胆な演出を試みている。そこに心地よい佳作を見ている安心感と新しい新鮮味がある。惜しむらくは寺島しのぶの鼻がもう少し高く美形だったならば迷わず★4を付けられたのに・・・[投票]
★3黒薔薇夫人(1978/日)驚愕のハードなガチンコ演技!女優とはここまで体当たりで挑まなければならないものなのか?谷ナオミ:SMの初代女王と呼ばれるだけの仕事を見る事が出来る一品。[投票]
★3団鬼六 黒髪縄夫人(1982/日)嗚呼!見ていて仰天した!見慣れた景色は実家の周辺。どう考えても舞台設定は私の実家のようです。ポルノのようでポルノじゃぁない。ただ色気は充分過ぎるくらい・・満足です。 [review][投票]
★3日本侠客伝 刃(1971/日)七三分けの浮浪者姿で涙する高倉健。意欲作っていうか異色作というべきか・・・ともあれ、後半にヅラをはずした健さんを拝めた瞬間の安堵感は言うまでもない。[投票]
★3地獄に真紅な花が咲く(1961/日)鶴田浩二:下手だ下手だとは思っていたが、一人二役を演じさせられた事でこれは明白になった。丹波哲郎に貫禄負けし、脇の渥美清に喰われてしまっては「スター」の名が泣く。[投票]
★3南国土佐を後にして(1959/日)繰り返し繰り返し流される「南国土佐を後にして」の曲にすっかり虜にさせられる。そしてたった2回の撮りなおしで成功したという「ダイス5個直立」で完全に小林旭の虜となる。スター誕生のシーンです![投票]
★3炎の戦線エル・アラメイン(2002/伊)素晴らしい撮影と、新たな才能の発見とも思える音楽は良かった。ただ、日本公開に際していくつかのカットにボカシがかけられていたのが残念。兵士たちの裸体が露わになったとて何の不利益・秩序の混乱があるというのか?映倫は吟味すべきだ。[投票]
★3太平洋戦争の記録 日本かく戦えり(1956/日)本来ならば、この貴重で命懸けで涙無くしては見れない映像の数々に最大限の敬意を表して★5を点けなければならない。しかし、編集・音楽・ナレーションによって映像は目的を持った意思を持つ。知らず知らずに米兵の無事を祈る自分が怖い。 [review][投票]
★3大草原の渡り鳥(1960/日)巷間伝えられるところによる「シリーズ最高傑作!」らしい・・・。だがソレを楽しむ為にはオープニングからの10分間のトンデモ世界を耐えなければならない。法治国家ニッポンを嘲笑うかの如きマイトガイワールドを堪能セヨ![投票]
★3東京原発(2002/日)おっ!これは『12人の優しい日本人』を目指した志の高い作品なのか?なんて一瞬考えた期待が外れていく。どっかのPR映画もどきの主張が垂れ流され、終いにゃ訳分からんサスペンス映画になっていた。こんな良いテーマが勿体無いね。[投票]
★3暴力街(1974/日)場面転換・インサートショット等に五社英雄監督の凝り様が見える。私的にはいい仕上がりだと思うが、逆に言えば、私のような素人に「見透かされる演出」はどうかとも思う。それと演技過剰の菅原文太は作品を考えた方が良い。[投票]
★3大奥(秘)物語(1967/日)この邦画界を代表する監督と女優たちによる「成人映画」に驚く。将軍様の「種」を受ける事に一喜一憂する美女軍団。男たるものはかくありたい。(それにしても藤純子佐久間良子小川知子である未だに信じられない!)[投票]
★3日本任侠道 激突篇(1975/日)脚本家笠原和夫が二番煎じとコキおろすラストの是非はともかく、これは「無」である。「無常感」へ行き着く前の「無」の状態で終わる。実録モノ全盛の中であえて制作された高倉健最後の任侠映画。これで健さんは決別出来たのだろう。[投票]
★3ホーンテッド・マンション(2003/米)国策映画と蔑まれるジャンルがある。本作もそれと同義だが、悔しいかな今度の休日はディズニーランドへ行くことになった。平凡な作だけどラストの爽快感は家族で観るには嬉しい仕掛け、まさにディズニーのサービス精神には頭が下がる。[投票]
★3春の日は過ぎゆく(2001/韓国=日=香港)何で終わったのか分からないというリアル。「親に会う」というリアルな原因。ただ女の側をもうちょっと描いてくれないと「ただの癒し系」で終わってしまう。そんな事だけを描きたかった訳じゃないだろうに・・[投票]
★3あゝ陸軍 隼戦闘隊(1969/日)戦時中の東宝『加藤隼戦闘隊』に較べればお粗末な特撮技術でしかないが、その分人間ドラマに厚みが増した。その国策映画である前作に主演の藤田進が本作の佐藤允に「人間味を持て!」と説教するくだりは皮肉に満ちている。[投票]
★3めぐりあう時間たち(2002/米)無謀とも言える「時代を超えたカット」の連続も、上手な編集で流れるように入り込めた。だが、レズビアンとその行き着く先の「自殺願望」という終着点の過程にあるべき「自己の存在」があまりにも描かれていない。女優の演技力だけでは客は呼べないと思う。[投票]
★3華氏911(2004/米)ムーアの「敵意ある編集」は、米政府が行った「悪意ある情報操作」と同義語だった。ドキュメンタリーとしては踏み込んではいけない領域を犯したが、金払って観にいく「たかが映画」ならこんなのも有り。ところで何故ユダヤ人は出て来ないんでしょうか?[投票]
★3八月はエロスの匂い(1972/日)前作『八月の濡れた砂』のギラギラしたような感性は感じられない。ロマンポルノ路線への戸惑いが、本作品の中途半端さに繋がっている。しかし浜辺で「交わる」シーンからラストは、藤田敏八らしさを堪能するには充分過ぎる出来具合だ。[投票]
★3忍びの者 続・霧隠才蔵(1964/日)歴史の呪縛から解放され、完全にフィクションとして制作されたが、それでも霧隠才蔵の活躍の場はこんなものなのか。やはり戦国時代の史実は何にもまして面白いのだ。家康という史上稀なるドラマ性を持った男を超える人物を創造する事は無理だ。[投票]