ALPACAさんのコメント: 点数順
マルホランド・ドライブ(2001/米=仏) | 恐ろしく、可笑しく、哀しく、そしてやがて、心が痺れる。何度も何度もわたしはこの映画を観続けるだろう。このフィルムの世界に住むために。 [review] | [投票(42)] | |
アメリ(2001/仏) | わたしの好きなものは、恥ずかしそうに笑うあなたの顔を見ること。 [review] | [投票(29)] | |
ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド) | 「指輪物語」はこの映画版によって補完された。トールキンにこそ、この映画をみせてやりたい。そして彼が泣いて喜ぶ姿を想像してわたしは泣いた。物語の偉大な力にひれ伏す。 [review] | [投票(26)] | |
カッコーの巣の上で(1975/米) | ラストシーンで、映画館で誰かが拍手をした。わたしも、慌てて拍手をした。手が痛くなるくらい拍手をした。拍手をする自分が嬉しくて仕方なかった。最初に拍手をしてくれた人。ありがとう。 | [投票(16)] | |
ハッシュ!(2001/日) | もう、今は映画を作品としてドウコウなんてどうでもよくなってきて、映画を観て関心があるところは [review] | [投票(15)] | |
ガープの世界(1982/米) | わたしが知りうるかぎり最もオープニングの美しい映画。 何度も見返すほどに、この映画は、"When I'm Sixty-four"が流れる彼の笑顔にすべてが凝縮されていることに気づく。そして、心の鐘をキュワアンと鳴らされた者はあることを誓う。 [review] | [投票(14)] | |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米) | もしもあなたが、少し哀しくなりたいだけで、この映画を観てはいけないよ。この映画はとてつもなく、暖かくて優しくて汚くて恐くて可笑しくて。とあなたが観ている間に思えたなら、最後にはとてつもなく幸せになれる。■という感想も一変し。→ [review] | [投票(13)] | |
ツィゴイネルワイゼン(1980/日) | 映画少女であったころのドーム小屋での一度の逢瀬。 [review] | [投票(13)] | |
天使の涙(1995/香港) | ずうっと、王家衛映画に言いたかったこと。は、誰にも言う機会がないうちにどんどん変わっていきました。 [review] | [投票(12)] | |
息子の部屋(2001/仏=伊) | カンヌよ、こんなヘンな映画にグランプリなんてくれるな。そして、こっそりお気に入りにしたかった。ホント、こんなヘンな映画とは思わなかったよ。 [review] | [投票(12)] | |
赤い風船(1956/仏) | 小学生のわたしにこの映画は「映像詩」としてではなく、冷たい体育館で膝を抱えたまま、どうしようもなく感情移入をしてしまった。 [review] | [投票(10)] | |
小さな恋のメロディ(1971/英) | ビージーズのこの映画のメロデイをどこかで耳にするだけで、誰もがこの映画にときめくことが出来た自分にトキメクことが出来るはず。ああ、映画の偉大な力よ。 [review] | [投票(9)] | |
フェリーニのアマルコルド(1974/仏=伊) | 映画を観た誰もが、ここに写っていることなんて、何ひとつ経験したことが無いとしても、「わたしもおぼえている」とつぶやける。 [review] | [投票(9)] | |
ラルジャン(1983/スイス=仏) | ブレッソンはトルストイと全く逆の方法で、見事に神話を、あるいは奇跡をフィルムの上に創った。 [review] | [投票(9)] | |
ホテル・ニューハンプシャー(1984/米) | わたしは突然この映画の窓の場面を思い出すことがある。開いた窓と静かに揺れるカーテン。そして、わたしはこの映画のこんな言葉に支えられている。 [review] | [投票(9)] | |
スタンド・バイ・ミー(1986/米) | これは、今でも機関車に追われ続けている大人のための映画だ。 [review] | [投票(9)] | |
戦場のメリークリスマス(1983/英=日) | この映画には人が人を想う力が張り切れんばかりに充満していた。 [review] | [投票(8)] | |
バンディッツ(2001/米) | たしかに、わたしは、五つ★ばかりつけているかもしれないが! 誰に何を言われようが!いや、言われないけど!この映画は2002年のわたしテキ完全無欠映画だ。 [review] | [投票(8)] | |
蝶の舌(1999/スペイン) | ああ。きれいだあ。きれいい。と、最初から最後まで呟いていた。美しい映画が何でできているかというと。 [review] | [投票(8)] | |
マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン) | イングマルの可愛さを大人が見て、自分の子供の頃を思い出させるものではなく。子供のための映画でもなく。今でも女の子と殴りあっている大人のための映画。か。全編に溢れる現実的な死と生の描写。淡々としたそれでいて力強いラストには心地よさで満たされる [review] | [投票(7)] |