★5 | この頃のスコッセッシの映画には「行間」があった。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(12)] |
★4 | 過去の雄姿や幸福な風景に被さる「カヴァレリア・ルスティカーナ」(とそれに連なる甘美な旋律)。その調べは、そこはかとないノスタルジーと共に、深く長いため息をも湛えつつ。 [review] (くたー) | [投票(10)] |
★5 | ナルシストで、妻への暴力は絶えず、パラノイアで、勘違い野郎で、冗談も通じなくて、ユーモアのセンスもなくて、頑固で、馬鹿で。好きになれる要素の何も無いはずのジェイク・ラ・モッタ。それなのに、「Why? Why? Why?...」と壁を打ち続けるシーンでは、胸が締め付けられて、涙が出そうになった。 (ろびんますく) | [投票(9)] |
★3 | ヒイた。ラモッタの生き方にヒイたのか、そこまでやるかのデ・ニーロにヒイたのか・・・。アカデミー賞会員も、男優賞あげとかな後で怖いと思ったのでは。そんな演技。 (AONI) | [投票(8)] |
★5 | ジェイク・ラ・モッタはリング上で、そして暗闇の中で壁という自分の全てを殴り続け、自らの手で全身で新約聖書ヨハネによる福音書第9章24-26を見つけだした。その言葉そのチャンピオンベルト、難所で生きた人間のみが手に入れることが出来るのだと五臓六腑とテンプルにズッシリ響き渡る。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(6)] |
★5 | わたしの知りうる、最も美しいオープニングの映画。 (ALPACA) | [投票(6)] |
★3 | スコセッシの、ばしっと決まる白黒画面の構図の様式美と、デ・ニーロの体重管理、そして彼女の仏頂面に捧ぐ。 [review] (カフカのすあま) | [投票(5)] |
★4 | モノクロ画像、レーザーで髪を抜き、25キロも太ったデ・ニーロの鬼気迫る演技、ボクシングの試合の迫力など色々あるが、なんと言っても「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。これほど胸を締め付けられる音楽を他に知らない (モモ★ラッチ) | [投票(4)] |
★5 | 今でも時々この映画がカラーだったら…と恐ろしくなることがある。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★5 | いいね。こいつ。自分の為にボクシングしてる。あの左フック。そんで自分の為のボクシング出来なくて泣いてさ。必死で取り戻して。最期も自分の為に止めてさ。自分を取り囲む檻の中から抜け出す為に。なんていうかな、女とは分かち合いたくないタイプの感動だな、これは。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★3 | 不器用に生きることは、決して罪な事ではない。しかし周りにとっては、迷惑なことではある。しょうがない、みんな五十歩百歩なのだから・・・ (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | スコセッシの褪色への、デ・ニーロの外形変化への、チャップマンのオリジナルなファイトシーンへのといった偏執的な拘りが偏執的な男の物語を加速させる。息苦し過ぎな男達の妄執の錯綜を18歳のモリアーティが一瞬にして風穴を開ける。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 不安や怒りを解消するために何かをやっている時 目標が達成した後も
満足することはありません。その衝動はいずれ他の対象に向かいます。
◎音楽
(Ikkyū) | [投票(2)] |
★5 | ただ名のみが彩られるボクサーの半生。その全てはオープニングが物語る。ハリウッドで成し得た、アメリカのイタリア人によるイタリア人らしさへの賛歌。 [review] (ヒエロ) | [投票(2)] |
★4 | ジェイク・ラモッタはろくでなしだが、本当は真っ直ぐすぎるピュアな男なだけだ。秀逸なオープニング映像は冒頭から彼の孤独、哀しさを象徴しているように見える。しかし、それでいて映画自体はものすごくパワフルだ。(2005.6.19.) [review] (Keita) | [投票(2)] |
★4 | 起たないから腹が立つ。出ないから腹が出る。 [review] (らーふる当番) | [投票(2)] |
★2 | 彼がボクシングのチャンプとして君臨したことを描くのに深い理由があった訳でもない。ただ彼はその面での才能に秀でる他は全くのクズ男だったということだ。己だけを愛し、己が舞台に立つことだけを望んだ男の、己のためだけの半生。だが、それが無意味だったとは誰にも言えない。 (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | モノクロームによって時間が完全に制御され,時代背景とは関係のない「アメリカ」が浮き彫りになってくる.中盤に挿入された一瞬のカラーもまたその効果を高めているように思う. (じぇる) | [投票(2)] |
★5 | 「ヘビー級のヤツとやりたくても、この手じゃやらせてもらえない。やれば勝てるのに・・・」心でこう思ってなきゃ、生きちゃいけない。 (kiona) | [投票(2)] |
★4 | ハゲにデブ。これも役作りというのだろうか? 演技を越えて鬼気迫るものを感じる。 (すやすや) | [投票(2)] |
★4 | マーチン・スコセッシ監督の血へのこだわりが嬉しい。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★4 | キャシー・モリアーティへの猜疑はヤクザ絡みで発動するように見えるが、ペシが猜疑心に呆れるように、ヤクザによる社会化の圧を逸らす処方になっている。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | モノクロの美しさ。ファイトシーンのスゴさ。デ・ニーロ&ジョー・ペシの怖さ。90/100 (たろ) | [投票(1)] |
★3 | 特に何が起こる訳でも無く淡々としてるのに飽きないし、あれだけの体重差を演じ分けるデ・ニーロが凄い。でも、余りに嫉妬深いラモッタのキャラクターは吐き気がするし、終盤は蛇足。['07.5.24DVD] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 「この映画の試合の戯画的な表現が好きじゃない」と言うとデニーロとペシにボコボコにされる挙句にゃ
スコセッシに後ろから言葉攻めされそう、、ともかく屈折したような情念にKO負け。 (モノリス砥石) | [投票(1)] |
★4 | デ・ニーロの役者バカぶりが存分に拝めるが偏執キャラは見ててツライ (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | クズ野郎を徹底してクズ野郎と描いて見せられても・・・。同じ監督・脚本・主演の『タクシードライバー』に比べるとどうも心に響かない。 [review] (HW) | [投票(1)] |
★4 | ロープをつたう血にどきりとした。赤い血はグロテスクで恐怖しか感じない。けれどもこの血は静かで、ただただ美しかった。2003.5.7 (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★3 | 何かと過剰な登場人物、それに増して過剰なシーンが満載。確かに観ながら疲れてしまうけれど、やっぱり気になるラモッタの生き様。しかし自伝的映画ってのは、最後の最後で妻(恋人)に見放され・・・人生に見放され・・というものが多い。これは1つのメッセージなのだろうけど・・。 (ナッシュ13) | [投票(1)] |
★5 | 欠点だらけで、そこが魅力的な主人公というのは、そしてそれがヒーローという作品はなかなかない。ボクサーの格言「女は足にくる。」つらいなぁ。人間には誰でも心にどこか狂的なところがあって、誰でも自分のそういった部分にうろたえ、それをうまく飼いならして生きているものだと思う。ジェイクという人間はその部分を仕事に生かして最初は成功したが、しかし結果的には破滅したということではないか。 (takud-osaka) | [投票(1)] |
★5 | 80年代アメリカに生まれた唯一の古典的映画。ボクシングというスポーツを題材にした映画ではあるが、実体は「常識を逸脱した人間を描いたホラー映画」である。 (river) | [投票(1)] |
★1 | 前半と後半のデニーロの違いにはそりゃビックリだがそれがどうした!製作した時代なのか演出家がヘタなのかありえないぐらいボクシングシーンがリアルじゃない!話の方も男の嫉妬を描きたかったんですかねぇ?栄光と挫折?ちがうよねぇ。 (TO−Y) | [投票(1)] |
★3 | 神父様、私の歩むべき道を教えて下さい。ありきたりな定番を感じた。意気込みを賭ける人生劇に、男の意地と切なさが光る作品。ボクシングを理解出来ない人にも感動は伝わるはず。だからこそ分った事が一つ。この監督もあまりボクシングは好きじゃないな。 (かっきー) | [投票(1)] |
★3 | デニーロの演技力は凄いが、役柄に好感が持てなかった。自分勝手な奴は嫌いだ。 (FreeSize) | [投票(1)] |
★4 | 実在したボクシングチャンピオンのお話し。ボクサーで乱暴者、ボクサーだけど紳士、どちらがファンに愛されるのでしょうか?僕は前者かな…。 (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★3 | デ・ニーロの大変身にはビックリ。まさかああまで別人になっちゃうとは...。リング上でのファイト・シーンも壮絶かつ美しい。ただ、ジェイクの周囲の人と同様に、見てる自分もジェイクから離れたい気分になってしまったのが複雑。 (Ryu-Zen) | [投票(1)] |
★5 | デ・ニーロ最高作品。役作りしかり、演技しかり・・・男として男にヤラれました。女々しいって男の為にある言葉なんだわ・・・。 (サイダー・ブルーズ) | [投票(1)] |
★4 | 見ててとても痛い映画。個人的にはデニーロに殴られるよりジョーペシに殴られるほうがイヤな感じがします。(何だかはいた血反吐に唾はかれそう) (あき♪) | [投票(1)] |
★5 | デニーロ大好き。 (まちゃ) | [投票(1)] |
★5 | カヴァレリア・ルスティカーナの流れるオープニングにまずまいってしまった。場末のキャバレーの楽屋で見せる男の矜持。かっこいい。 (おーい粗茶) | [投票(1)] |
★4 | デニーロの体格の変化は凄い。今でも森脇健二ぐらいが相手なら、勝てるんではないでしょうか?(^_^;) (Yasuki) | [投票(1)] |
★5 | デ・ニーロとスコセッシの最高傑作だと私は思う。強烈な演技と演出がたまらない。音楽もマル。 (ハム) | [投票(1)] |
★3 | 前半と後半の繋がりが悪く、詳述すべき処をすっ飛ばすものだから印象散漫。役者は好演で芹明香似の奥さんが印象的。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | ボクシングシーンは、元々アクション演出が巧くないスコセッシにしてはよくやったというべきか。主人公を肯定するでも否定するでもない(かといって無関心とも違う)ハードな筆致が好み。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 《豆知識》マラドーナの人生ベスト1映画がこのレイジングブルだそうです。(そうだろうな…としか言い様がない) (週一本) | [投票] |
★3 | 拳闘を材とした伝記映画にあってもスコセッシの主人公は現と幻のあわいを彷徨う。リング上のこの世ならざる光景。黒白撮影の達成度は称賛に値するが、「美しい」ファイトシーンもアクション演出の不在を補償するには至らない。ロバート・デ・ニーロは俳優の資質としての「可愛げ」を決定的に欠く。 (3819695) | [投票] |
★3 | 妻が浮気したと勝手に思い込んでは暴力を振るい、ヤケになって弟に八つ当たりする。こんな男が身の周りにいたら地獄すぎる・・・。 [review] (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | 求めることで逃げていくもの。求めないことで得るもの。そのどちらもあるから人生とは皮肉なものです。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | かなり水準の高い映画。白黒だけど映像はホント美しい。ある阿呆の男の一生といえばそれで終わりだけど、嫉妬深くて切れやすくてそのくせ寂しがりやな男て近代的日本人の典型じゃなかったっけ。そういう普遍的な男の生き方を追うカメラ。凄い。 (セント) | [投票] |
★3 | 荒んだ彼の日常生活にはまるで無関心に、淡々と展開していく試合のシーンが独特の緊張感を作りあげている。 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票] |