★3 | 聞き分けのな弟分(小林旭)に手を焼く兄貴橘(石原裕次郎)といういつものナルシスト石原慎太郎の強迫観念的浪花節兄弟話が面白いかどうかは別にして、橘の公私合わせた義憤の炸裂が中途半端で拍子抜け。杉浦直樹の悪役ぶりのみ印象に残る。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 「社会正義」とアウトローの血のたぎりとの相克を描いて真面目な作品だが、原作者の破滅型小説から政治家への転身とか、日活の太陽族過激路線の経営方針修正とかの雑音を遮断して作品だけを愉しむのはとても難しい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★1 | 慎太郎の小説など一冊も読んだことはないが、活字で列記されたとしても気恥ずかしいカッコつけの台詞を喋らされる俳優の身にもなれと言いたい脚本だ。そして相も変らぬ苦悩する主人公が先っ走りの弟をうれうポーズを、当の弟裕次郎に演じさせるのだから、弟こそいい面の皮だ。…また詰まらぬものを観てしまった。ふぅ。 (水那岐) | [投票] |
★2 | ♪ジャックナイフが出てきたYO~♪♪・・・この唄、この詩がカッコいいと思えるか否かが評価の分かれ目だと思います。PS.若干20歳の小林旭はあどけなさ一杯の少年で、そちらの方が衝撃的です。 (sawa:38) | [投票] |