★5 | 総てにおいて常人の発想を超えた「コロンブスの卵」的テクニックが満載 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(24)] |
★5 | 蜘蛛巣城ほど夜の闇が深い映画はないが、この映画ほど昼が美しい映画は見たことない。 [review] (kiona) | [投票(15)] |
★3 | 自分が恐ろしい。(02/08/02) (追記)<羅生門には4人居た>→ [review] (秦野さくら) | [投票(14)] |
★5 | “観る”を超えて“見る”に至る映画 [review] (甘崎庵) | [投票(12)] |
★5 | 荒唐無稽のリアリズム。 [review] (crossage) | [投票(11)] |
★5 | 東洋と西洋が共鳴(シンクロナイズ)する交響曲 [review] (いくけん) | [投票(10)] |
★5 | 大魔神が殴ったかのような半壊の羅生門。バカげた勢いで落ちてくる痛いような大粒の雨、森の熱気に喉が乾き、夢のように清清しい一陣の風にウットリ。生々しい実感の連続! やりすぎぐらいがちょうどいい。 (ペンクロフ) | [投票(10)] |
★4 | 森における光の操作をはじめとしてこれほど冴えた撮影を誇る映画がしかし最大級の面白さを獲得するに至っていないことに、構成そのものを主題とした映画の限界を見る。ラストは恒例のお説教タイムでげんなり。お前は何様だ? とも思うが、黒澤様なのだから聞き入るしかない。もはや作家の署名である。 [review] (3819695) | [投票(9)] |
★4 | 見ているこちら側は思わず息をひそませているというのに、登場人物ときたら(狂ったように)笑ってばかり。 (tredair) | [投票(9)] |
★3 | ラストが、 [review] (ボイス母) | [投票(8)] |
★2 | タイトルを「藪の中」よりポピュラーな「羅生門」に変えるために取って付けたとしか思えない安易なラストが、原作の持つ不条理さを教訓じみた陳腐なものに変えてしまった。 (リーダー) | [投票(7)] |
★4 | ラストが蛇足というか字余り。 [review] (モン) | [投票(7)] |
★5 | 怪しく美しい、白黒の美。「藪の中」つまり真実は出来事を経験した各人ごとにある、というコンセプトを西洋にも広めた功績も大。 (カフカのすあま) | [投票(6)] |
★5 | すごく深い、でも難しくしてないところがすごいと思う。昔の日本てすごい。 (ちゃん) | [投票(6)] |
★4 | これを観て、これからの日本映画はもうだめだと思った。 [review] (きわ) | [投票(5)] |
★4 | 映像から、この時代の息吹、登場人物の荒々しい熱気が、直に伝わってくるような圧倒的なパワーがある。そしてそれぞれの視点から見えてくる違う真実。この手法は斬新で驚いた。これはミステリスピリットに満ちている。三船敏郎の直情系の男気と京マチ子の零れ出す妖しい魅力。ぞくぞくした。 (ことは) | [投票(5)] |
★5 | 木漏れ日を見上げて走るカメラから、森、朽ちた門、土砂降り、奉行書のお白州の幾何学的な白壁。勧善懲悪とは正反対のすべてが怪しい人物。卑劣で人間の弱さ丸出しのチャンバラシーン。全体から部分まで、ぜーんぶ魅力的なまれな名作。 (エピキュリアン) | [投票(5)] |
★4 | 静的なお白州と動的な森の中の対比でたっぷり一本撮った感が好ましい。ただ比べて羅生門は意外と地味。二階も覗かせてほしかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★5 | 鑑賞後の一言 「わかるよ、辛かったんだよね」 [review] (ぐ〜たらだんな) | [投票(4)] |
★4 | 三船敏郎のデタラメっぷりにドキドキした。 [review] (づん) | [投票(4)] |
★5 | 撮られるはずのない太陽が撮られ、見たこともないような激しい雨が怒涛のごとく降り注ぐ。しかも驚くべきことに、その光や水は、年々その輝きを増していくのだ。黒澤明は天才か否か。いやそんなことよりまずこの映画そのものに精一杯の拍手を贈ろう! (ナム太郎) | [投票(4)] |
★5 | テーマ(原作)が深いにも関わらず、この分かり易さと面白さ。冒頭のシーンからあんまり面白いので最後までずっとのめり込んでしまった。その生々しさと美しさで、映像にも驚いた。 [review] (m) | [投票(4)] |
★5 | 照りつける陽光と、それに煽られる人間の欲望(それはダイレクトに性欲)。それにボレロ音楽の使い方のうまさ。脚本を見せたら東宝の首脳陣は映画化に、当初難色を示したのだそうだ。恐らく世界的に見て、もっとも海外の映画作家に影響を与えた黒沢作品でありましょう。何度観てもその都度、新しい発見がある。 (takud-osaka) | [投票(4)] |
★5 | レイプシーンで、いきなり空がカラーになった。 (りかちゅ) | [投票(4)] |
★4 | この三船!好きだなぁー。かゆそうだなぁ。 (fifwa) | [投票(4)] |
★5 | 淀川長治さんは「らじょうもん」って言ってませんでした?・・・エッ、それがどうしたって?いや、いや、別に文句無いですよ・・・もちろん5点、ちゃんと5点ですよ。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | デジタル完全版にて再鑑賞。回想のバージョンが変わっても、キャラの全く変わらない(変えられない)三船敏郎との対比で、京マチ子と森雅之のキャラクタが怪しく変容していく様が際立つ。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | 道徳的な「通過」儀礼の場としての門、という一点で、芥川の『羅生門』から題名と共に門の象徴性を継承した事には納得がいく。世界の廃墟のような羅生門の造形。天罰のように激しく地を叩く豪雨。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★5 | 「毎日が羅生門!」→裁判所 (カレルレン) | [投票(3)] |
★3 | 志村喬と千秋実が執拗に嘆くほど「人間の恐ろしさ」というものが描かれてるとは思えず、やたら深刻ぶった芝居が滑稽に見えてくる。撮影の素晴らしさには感嘆するが、この作品においては黒澤の真面目さが裏目に出たような気がする。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | 何もなければ問題なかった夫婦。しかし、事件は起こり、
判断が求められたとき、本心が表れた! [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(3)] |
★5 | 真実なんてその人が真実だと思うことが真実なんですよ。
真実はひとつじゃないってことですよ。 (水木クロ) | [投票(3)] |
★5 | 橋本忍デビュー作。橋本による前半のミステリー調の展開、主人公を主観的に描かず客観的に描き周りの証言により人物を浮かび上がらせる技法に感服。ラストはいかにも黒澤明。 (斎藤勘解由) | [投票(3)] |
★5 | バカヤロウ! なんだこの撮影は!! [review] (隼) | [投票(3)] |
★5 | あるガイジンから「黒澤の「羅生門」はよく分からん」と言われたのが忘れられない。私は三船敏郎と京マチ子のキスシーン、それを見て絶望的な表情をする森雅之。それだけで満足。 (ゴメズ) | [投票(3)] |
★5 | 三船敏郎は盗賊がよく似合う (ふりてん) | [投票(3)] |
★5 | 脚本の徹頭徹尾なロジカル構成に対し、演出のパンフォーカス多用の人物配置は当意即妙で、パッションとエロスの発露に稀代の才能が2枚揃い、リリカルな瞬時の詩情をカメラは変幻に抽出する。真の天才的職人たちの奇跡のコラボレーションは最早伝説の領域。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | よかった。オープニングのシーンからすでに気に入った。 [review] (ころ阿弥) | [投票(3)] |
★5 | 黒沢作品はハッピーでなくても、観終わった後、大きなものが救われるんだよね。 [review] (fufu) | [投票(3)] |
★4 | ただ型が新しいだけでは無く、宮川一夫と京マチ子のコラボレーションにおいて表現される表情こそが複数の物語と観客の解釈を許容していた。 (t3b) | [投票(2)] |
★4 | スクリーンから熱風が吹いてくる感じだ。あの三人がいる藪の中の、あの場所そのものが、物語としても、また歴史的映画の中の空間としても、どす黒く、暑く、禍々しく、途方もなく魅力的に思える。あの場所を陰から見ていた志村喬演ずる下人になり代わりたい。 [review] (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★5 | 廃墟に降り注ぐ終末的豪雨。刃のように網膜に閃く太陽。暗い森に翻る女の衣の白さ。終戦五年目のエゴと獣性剥き出しの世相が平安期に転生する。日本最高のシュールレアリスム映画。 (淑) | [投票(2)] |
★5 | スピード感も華麗さもない戦い。泥臭い人間模様を際ただせるリアルさ。ムカツク笑いの渦。でも、そのムカツク笑いがなければこの映画の存在感はなかったと思う。 (らーふる当番) | [投票(2)] |
★3 | 斬新な表現方法が使われていたのだろう、ってことはなんとなくわかった。ただ見ている時から、「なぜこの映画が『羅生門』というタイトルなのだろう?」という疑問が頭から離れなくて、今一歩、集中しきれなかった。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★5 | たった八人の登場人物でここまでの深淵な作品に仕上げるとは恐れ入りました。 (RED DANCER) | [投票(2)] |
★5 | 視点の置き場を変えるだけで全く違った物語になってしまうとは…でも誰もが自分を主人公として生きていることには同感。原作が素晴らしいからここまでの表現が
可能になったのだろう。 (タモリ) | [投票(2)] |
★5 | 凄い映画。京マチ子の存在感も凄い。 [review] (renren) | [投票(2)] |
★4 | 三船の接吻が魅力的だったという事だけが真実のようだ。私も説教臭くひとこと→ 荒んだ世の中でも信ずるに足る人がいれば、やがて”雨上がる”。 (アルシュ) | [投票(2)] |
★4 | 芥川の原作を膨らませるとして,監督は最初からあの画を撮る自信があったのか。だとしたら凄い。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★5 | 原作と比較しての評価もあったいいと思います。でも原作をしらない私にとって単純な真理を巧みに映像化してみせたこの映画はおもしろかったです。森雅之さんの存在感はすごかった。 (トシ) | [投票(2)] |