★5 | 冒頭からラストまで完璧である。だがしかし、オレが三船なら黒澤にこう言うだろう。「殺す気か!」 [review] (ペンクロフ) | [投票(17)] |
★4 | 勿体無いお化けが出てきそう。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(9)] |
★3 | シェイクスピアの愉しみは、会話の妙にあると考える。その大半が削られ、しかも音声の悪さでほとんど聴き取れず、多分に興を削がれた。黒澤一流の料理の仕方と思えば仕様がないが。見所としては… [review] (水那岐) | [投票(8)] |
★4 | 戦場、砦、城内、居室、どれを取っても切り取られた空間は、カメラのフレームを忘れてしまうほど広く奥が深い。その異界からの眺めを彷彿とさせる視点の導入で、鷲津武時の人間的矮小さがきわだつ。山田五十鈴の怪演には言葉を失う。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | ワンカットの魔力。 [review] (荒馬大介) | [投票(5)] |
★3 | 何を喋っているのかわからないのに、どう評価すればいいのだろう?
画面の力は買うにしても、聞き取りづらさを狙ってやってるわけではないとしたら、完璧主義者な黒澤にしては、大失態をおかしたと思う。 (Linus) | [投票(5)] |
★3 | 良くも悪くも洗練されておらず、ある意味黒澤らしさがよく出た映画。ホラー仕立ての部分は、今観るとやや失笑気味だが、 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | これは字幕付(DVD)で見た方が良いと思う。(05・11・01) [review] (山本美容室) | [投票(4)] |
★5 | シェイクスピアを原作にしてはいますが、やっぱりオリジナルの黒澤映画だと思います。最後の群衆シーンだけでも見る価値アリ。
[review] (chokobo) | [投票(4)] |
★2 | 鷲津(三船敏郎)の演技は演劇調の大芝居、その妻・浅茅(山田五十鈴)は能の如く静謐で精妙な演技。沸騰する怒鳴り声と、細く冷たく震える声。床をドカドカと踏む足音と、神経に触れる衣擦れの音。対照的な二人の対話を軸に据えた構成は面白いが…。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 英雄の最後 [review] (ちわわ) | [投票(3)] |
★2 | 低い点数に気が引けるけど・・一応黒澤ファンですが [review] (草月) | [投票(3)] |
★5 | 鷲津にとり憑く森に住み人の心を惑わす妖しの者、城に住み着き鷲津を意のままに操る女郎蜘蛛、見てるコッチもとり憑かれました。 [review] (あき♪) | [投票(3)] |
★4 | 能面の様に表情の無い山田五十鈴がラストで血を洗い流す時に表情が現れるのも恐ろしいが、矢を射られる三船が撮影後に酔った勢いで黒澤邸へ向けて「黒澤のバカ野郎!」と怒鳴った伝説があるのも頷ける恐ろしさ。あれは演技には見えない。 (タモリ) | [投票(3)] |
★4 | シェイクスピアの「マクベス」の日本版。だけど [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★3 | 原作はシェイクスピアだし、演出は黒澤ならば内容的には完璧なのだろう。しかし [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 写実と様式。人の野心を描いた黒澤の野心作。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★5 | 作中に「むかしもいまもかわりなし」という歌が出てくる。黒澤明が現代のすべての「権力」へ放った矢。 [review] (Myrath) | [投票(2)] |
★3 | きりはなつ くもの素性の 大向かで 想いまどひつ 雨にうたれむ [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | 三船敏郎ってやっぱり大した役者だと思った。あんな顔できる日本人いなくなっちゃった。 [review] (coma) | [投票(2)] |
★4 | 台詞が聞き取り辛いのもさることながら、マクベスを知らない私には、途中で観るのを止めようかとも思ったほど前半の展開は退屈で仕方がなかった。しかし、この映画は、最後の最後に宝物がある。ラストの壮絶なシーンだけで、一見の価値がある。 (Pino☆) | [投票(2)] |
★5 | とことん引いて冷徹に場面を見つめる演出。妖しくも幽玄な森の中、そしてそれを捉えたハイコントラストのモノクロ映像もまた良。ああ、ゾクゾクする。[新文芸坐] (Yasu) | [投票(2)] |
★5 | 説教臭さがまったく無い、という点で黒沢映画の中で一番好きな作品。 (ジョー・チップ) | [投票(2)] |
★4 | ラストも凄いが、やっぱりこれは、マクベス映画というよりマクベス夫人映画。全体のおどろおどろしい魔術的な雰囲気も、彼女のために。 (mal) | [投票(2)] |
★5 | シェイクスピア作品の中では、おそらく黒澤のものが最も邪道。それは、化け物級の戯曲に対し、彼が最も映画としての主張をできたからだ。 (kiona) | [投票(2)] |
★4 | 幼い頃、奥方の顔の大写しで泣き出したものだ。 (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★4 | ロケの都合上ということもあったらしいが、御殿場の火山灰地に建てた城のセットが、正に「砂上の楼閣」で、幻想的なイメージにピッタリ。 (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★5 | セリフは何言ってんのかわからないけど、それでも面白いのはどういうわけか。さすがは黒澤明。能を思わせる役者の動き、無数に飛び交う弓矢、そして驚愕のラスト。すごい。 (Ryu-Zen) | [投票(2)] |
★4 | この名原作をどう処理するか?黒澤はシリアスではなく、(元来沙翁が心底で望んでいた、と私は思う)喜劇にしたかった様だ。その意味で、豪勇→小心=蛮勇→狂気とこなした三船は力演だ。ラストの矢のシーンと、砂塵から現れる巨大城のシーンに息を吞む。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 翻案家黒澤の功罪。 [review] (ぱーこ) | [投票(1)] |
★4 | 和製ホラーの最高傑作といっても過言ではない。山田五十鈴が怖すぎ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | どの場面も研ぎ澄まされていて抜群のキレ。脚本にもキレがある。奥さんもキレてるし。ただ老婆のシーンだけが安っぽくて説教臭くて退屈。 [review] (ドド) | [投票(1)] |
★5 | 登場人物のセリフが聞きとりづらいという欠点を、軽く補ってしまう程の魅力を持った映画。完璧な脚本の、これ以上は望めない映像化として、黒澤作品のベストオブベストに推したい。 (檸檬) | [投票(1)] |
★5 | 『羅生門』並みに好きかも。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 原作は面白いのだから、誰が作ったってそれなりのモノになるはずだ。2003.12.24 [review] (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★4 | 戦国時代の雰囲気にあふれた映画。映画を観る楽しみの一つは、その映画の世界に没入できる、ということ。この点では文句なく成功している。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | もっとテンポ早くても良かったと思う。山田五十鈴の狂演は確かに凄いが、逆に浮いているとも感じた。ラストの三船に☆3点。['03.8.21京都文化博物館] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 偉大なシェイクスピアにガチンコで挑み、七転八倒した挙げ句に自分の色にねじ伏せる黒澤。その遠慮のなさが、画面から溢れ出て止まらない。三船が怒るのも尤もだ(笑)。そして、そんな二人が好きだ。 (chilidog) | [投票(1)] |
★4 | 黒澤のホラー映画。 [review] (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★3 | 黒澤明は映画を知らない、なんて言ってみるテスト。 [review] (隼) | [投票(1)] |
★4 | 人生は迷路。今も昔も人は皆、囚われの身なのかもしれない。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★3 | 三船敏郎の声が一番聞き取りやすかった。ってゆーか他の人が聞き取りにくすぎ。「〜〜〜〜〜〜です。〜〜〜〜〜〜〜であります。」ホントに字幕が欲しいです。
(ウェズレイ) | [投票(1)] |
★3 | 西洋の伝統的舞台劇を日本の古典芸能の手法でもって再構築した実験精神を買いたい。黒澤の過剰で大仰な演出は時代劇にこそ最も適したものであると思うし、三船の眼光の強さもまた戦国武将を演じさせたら敵なし。それだけに録音状態の悪さは惜しまれる。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★4 | ラストシーンが「本物」と聞いて驚愕した。ロケーションの広大さや人の多さなどにも圧倒されるし、山田五十鈴の一挙手一投足に震えあがった。それだけ力強く響くものがいくつもあっただけに、作品全体をきゅっと締める何かが一本足りないように思えるのが勿体無い。(02.07.30@伊丹ローズ) (movableinferno) | [投票(1)] |
★3 | 個人的には台詞の聞きづらさ(英語字幕付を見たというせいもあるけど)よりも、不必要に長いシーンとか、時間経過の判りにくい演出の方が気に食わん。でも千秋実ラヴの身としては、扱いがイイので嬉しい限り。 (もしもし) | [投票(1)] |
★5 | シェイクスピア物は、なぜか硬くなるのが、不満だったけど、これはすごいよ。 (Carol Anne) | [投票(1)] |
★3 | あんな草木も生えていないところに城を建てる武将はいないでしょう。それに曲輪内の地面の上での軍議ってのは不自然。映像美は堪能しました。 (アルシュ) | [投票(1)] |
★5 | 私にとって、ロマン・ポランスキーの『マクベス』と、この『蜘蛛巣城』は、どちらかを観ると、もう片方を観たくなる、という関係です。三船の表す「怒り」のすざまじさが、見終わったあと、すがすがしいほどなのは、なぜだろう。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★5 | 暗闇で、スクリーンで見てこその映画。このタイトルの付け方はかなり粋だと思う。 (tredair) | [投票(1)] |
★3 | 中世の西洋には確実に存在した「魔」を日本の戦国時代に移植するに「能」で装飾してみた。それらしくは見えるが装飾は本質には遠い。バタ臭い和人黒澤の限界だろう。ラストは確かに傑作だが他はどうも…特に魔女はそりゃないだろうってな出来だ。 (けにろん) | [投票(1)] |