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[コメント] 父親たちの星条旗(2006/米)
- 投票数順 (1/2) -

★4戦争映画としては傑作であるのは理解できるが…。五ツ星をつけるべき映画なのに、つけられない哀しさ。(2006.10.21.) [review] (Keita)[投票(10)]
★3たった二つの台詞以外は何も残せなかった凡作。二人の稀代の製作者の個性が打ち消し合うとこんな平板な作品になってしまうのか・・・ [review] (sawa:38)[投票(10)]
★5これを劇場で観られたのは嬉しい。私が本当に観たかった戦争映画こそ、こういう冷静な作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
★4恐怖を感じる時間さえ与えてくれない。 [review] (緑雨)[投票(5)]
★5「誰が写真を撮ったかはどうでもいいではないか。あの写真は確かに私が撮った。だが、硫黄島を獲ったのは海兵隊員なのだ」 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
★2ダーティーハリーは権力とかマスコミとか得体の知れない者を撃つのは苦手なんじゃなかろうか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★3イーストウッドらしいというべきか、あれだけの爆音が続いたのに映画自体は淡々と進んだ印象。寧ろこの映画の後に流れた次回作の予告篇5分で俺は泣いた。3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(5)]
★3捏造された英雄神話に拘る余りにあっけないまでに単視眼的であり、ベトナム経由の出し遅れ感が横溢する。2部作になんか分けずに日米が対峙する戦略をパノラミックに錯綜する視点で描いてこそのものだろう。又、上陸作戦はスピルバーグの全き自己模倣だ。 (けにろん)[投票(4)]
★3いたって真摯な作品だと思う。ただ、硫黄島からの帰還兵たちが抱え込んだ苦悩は確かに戦場で受ける計り知れないダメージと戦争の理不尽さを体現しているのかもしれないが、そのメッセージはあまりに自閉的でありアメリカ国内向けの力しか持ち得ていない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3クリント・イーストウッド作品の登場人物はたいてい緩やかな下り坂の運命をたどっていくことが多い。しかしながら、丹念にその人物を描いていくので、醜悪な印象は受けず一種の慎ましさを感じる。運命の過酷さを描きながらも、本作の人物に向けられる視線には暖かさがうかがえる。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
★4「誰」が生き残り「誰」が死ぬかはまったくの偶然に過ぎないが、少なくない「誰か」は必ず死ぬという戦争の当たり前の真実を淡々と描いているようにも見える。そしてそれだけに生死の境がより鮮明に感じられた。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4ジェネレーションとしてはそこに属していても、「戦争を知らない」世代と自分を呼ぶのは抵抗がある。だが、幼い頃からありとあらゆる「戦争の惨禍」の映画を観てきた自分にも、まだ意識すらしなかった新たな残酷を眼前に突き出される経験をする。それすなわち、戦争映画を観る価値といっていいだろう。(sawa38さんへのリスペクトを込めて) [review] (水那岐)[投票(3)]
★3史実、事実としての題材は面白いが、映画として面白いかというと疑問。とはいえ「硫黄島からの手紙」とセットで観ることで、戦時中日米が置かれていた国の状況、兵士のメンタリティが対比できる点は興味深い。 (irodori)[投票(2)]
★4このカタルシスゼロの戦闘シーンを提示するにあたって、イーストウッドは「主観を交えずにリアルに戦闘を描くことで反戦的メッセージを浮かび上がらせる」などという安直な目的を持ってはいない。「そこで戦闘が起こっていたからそれを撮っただけ」なのだ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4エコーを効果的につかったいい作品だと思います。 お尻で息子が分かる母の愛はすごいと思いました。 [review] (ミルテ)[投票(2)]
★4スピルバーグ(スペクタクル)でもハギス(人間ドラマ)でもなく、やはりイーストウッドであり続けた。あくまでも距離をとる客観視スタンスで静かにアメリカ国家を抉る様は良くも悪くも格調高いさすがの老境。 [review] (ざいあす)[投票(2)]
★5純粋に「いい映画だった」といえる。映画は「教材」でもなく、「映像資料」でもなく、「娯楽」。肩の力を抜いて鑑賞したほうが、ちゃんとこの映画の「力」が伝わると思う。日本人だからといって、構えて見る必要はなし。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
★4戦場で露出する人間の善と悪よりも、銃後のそれに焦点を当てた作品。その趣旨は、どっこい人間性の肯定にあるはず。 [review] (G31)[投票(1)]
★4戦場の閃光と、帰国した「英雄」に向けられた光。戦場が陰惨であればあるほど、その光景を見ぬ人々の様は、悲愴な戦場への陵辱という意味で、なおさら残酷にさえ思える。一枚の写真という、栄光と恥辱。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4スピルバーグよりも寡黙。マリックよりも親切。コッポラほどに背伸びせず。 (もーちゃん)[投票(1)]
★42006年という時代に1945年に、歴史に向き合った。そして映画として直球勝負で投げかけてくる。挑戦者 クリント・イーストウッドに喝采を。 (SUM)[投票(1)]
★4<死>こそが真実になってしまったものたち。 [review] (たかひこ)[投票(1)]
★5いや、日本軍は本当に強かったんです。でも、現在の自衛隊では... [review] (りかちゅ)[投票(1)]
★5硫黄島と日本本土、硫黄島とアメリカ本土は見えない糸でつながっていた。 [review] (パグのしっぽ)[投票(1)]
★4「正義」と「悪」。戦争とは決してそう単純なものではない。しかし、国家に「英雄」に祭り上げられた3人を静かに見つめる事によって、戦争の悲劇を絶妙に描いている。しかし、なんか一つ足りないんだよなぁ。 [review] (牛乳瓶)[投票(1)]
★4戦場の悲惨さ、リアルさと擬似英雄3人の人間模様がうまくミックスされてるように感じた。戦争帰りだからとかではなく単純に若者の世間に対する苦悩がそこにはあった。 (らーふる当番)[投票(1)]
★5戦争において、敵とは相手の国だけじゃないということですね・・・・・。個人的には「硫黄島からの手紙」より好きです。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4事実に対して非常に誠実な映画。作り手の感情を廃し、あくまで客観的に引いた視点でドラマを捉える。いつもの突き放したイーストウッドの手法が非常にマッチした映画。 (すやすや)[投票(1)]
★4戦争映画は「We」から「They」へ。 [review] (るぱぱ)[投票(1)]
★3事実の複雑さをいとも単純に纏め上げて分かりやすい言葉にしてしまう人間の罪業を、透徹した知性が冷静に告発している。しかし、その告発の振る舞いには、糾弾すべき対象となっている人間の想像力の落とし穴に自らはまり込んでしまった感なきにしもあらず。 (ジェリー)[投票(1)]
★5戦場に行かない連中の為に、兵士は偶像としてまつりあげられる。20061123 [review] (しど)[投票(1)]
★3戦闘シーンの生々しさは結構なものだし(プライベート・ライアンには及ばないが)、監督は一貫して戦時下の状況を冷静な視線で撮っているのだろうが、だからこそか当たり前の訴えかけにしか感じない。「彼らは(表向きは)国家の為に戦ったが、戦友の為に死んだのだ」と言うフレーズはその最たるもの。今更締めにそう言われても・・・ [review] (クワドラAS)[投票(1)]
★5神聖な国土/途中から『クイズ・ショウ』に似てきたので同じ監督と信じ込んだ。aa勘違い。2006/11/5劇場にて [review] (中世・日根野荘園)[投票(1)]
★4あ、やっぱりバリー・ペッパーでてる!え、ポール・ウォーカーがでてたの!? [review] (たろ)[投票(1)]
★4政治に利用される英雄論、戦友論、味方を誤射してしまう戦争の実態等、しかし、問題点を執拗に提示するその姿勢はそれほど鋭いものではない。 [review] (セント)[投票(1)]
★3本邦の爆弾三勇士もかくやと思わされる虚飾の英雄の主題は『大理石の男』を想起させるが、比べるに戦時国債も必要だよねという処で切り込みは甘くなり、戦後に戦友救えないのも友情物語としては半端に留まる。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4まとめ方の問題だろうが、最初が分かり難い。半分くらいから俄然面白くなる。総じて演出良し、撮影良し、音楽(イーストウッドなんだ)良しで、本質をついた主張を持った佳作だ。米の大物量作戦は聞いていたが、目の前に見ると、やはり凄い。こりゃ、負けるわな。 (KEI)[投票]
★4罪の意識というものから切り離せない「戦争の暗部」を晦渋に満ちた良心で描いたGOODムービー [review] (junojuna)[投票]
★4淡々としているが見ごたえのある映画。 (赤い戦車)[投票]
★3秀作ではないし駄作でもない、でもいい作品ではある。 (cubase)[投票]
★5激しい戦闘シーンよりも、後半の寂しさのほうが印象に残った。落ち着いたテーマ音楽が、なぜかしばらく頭から離れなかった。 (ツチノコ)[投票]
★4いまさら、もう一方の評価を変えるわけにもいかない。 [review] (PaperDoll)[投票]
★3「戦争には英雄・悪役も、善悪もない。」そのテーマは素晴らしいが、話があまりにもダラダラと進みすぎる。 (NAO)[投票]
★4二つの映画を真摯に追ったクリント・イーストウッドを評価したい。しかし、私の期待した、他の戦争映画と違った何かを感じさせてくれるものもなかった。 (あちこ)[投票]
★3国旗掲揚エピソードを知った以上の発見はなかったな (TOMIMORI)[投票]
★4クリント・イーストウッドは負け組(世間的には勝ち組だが)を優しく描くのが、相変わらずうまい。ピアノの音が彼らをやさしく包み、観てるこちらも包まれる。 [review] (CRIMSON)[投票]
★5登場人物の把握も、時系列の整理も1回見ただけだと困難。何回か見ていると、実に良く出来ているのがわかるのだが。 (Zfan)[投票]
★5矛盾だ! [review] (chokobo)[投票]
★4こういう視点で戦争映画を作れる時代とお国柄に感謝と尊敬。ただしフィルム自体の完成度は今ひとつ。時系列を無視しまくった回想重視の編集のせいで感情移入は難しい。単なる世相の裏事情暴露映画になってしまった。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3兵隊のヒロイズムとは否定形でしか語りえないもの、声高に語るべきものではない。神話的な戦いを品格をもって描いたイーストウッドに感心。この潔癖さこそ、この人の美点だと思う。 ()[投票]