★4 | 格闘アクションとカーアクションの演出は世界最高水準だ。誰も予期しなかったであろうほどの藤原竜也のアクションスターの資質と阪本順治・丸山昇一の時代錯誤の化学反応が生み落としたハード・アクションの傑作。狭い廊下で繰り広げられる藤原と菅田俊の一瞬の一騎打ちは映画史に刻まれねばならない事件的衝撃。 (3819695) | [投票(6)] |
★5 | くだらねぇ…って、言い切れないのが情けない。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★4 | カメレオンは置かれた状況により体の色を変える。ならばカメレオンの本当の色は何色なのだろう。たぶん色を持たないのがカメレオンなのだろう。藤原竜也の快演に、そうか邦画界のこんなところに生身を駆使して奉仕するアクション俳優がいたのかと安心する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 70年代ハードボイルドのテイストを引いた、古き良き本物の匂いがする。アメリカンな体脂肪も日本的な陰鬱ムードもなく、韓国や香港の同ジャンルの良作と並べても決して引けをとらないアジア映画の秀作。 [review] (shiono) | [投票(5)] |
★4 | 多少無茶な展開を見せるもののこれは映画的とも言え、監督の遊戯っぷりはダンシングカースタントや必殺仕置き人風テーマが流れるガンアクション、特に藤原竜也に顕著で彼の意外な身のこなしのスマートさも相まって好感触。華奢で童顔だけど声は渋めなのもいい。総じて快適な虚構感の中に、権力側の隠蔽体質だけは妙にリアル。 (クワドラAS) | [投票(2)] |
★3 | 主人公の「カメレオン」っぷりも大して物語に寄与せず、その胡散臭さも懐古的なキャラクタリゼーションの域を出ていないが、アクション演出に関してだけは、少なくとも「アクション」を演出せんとする者は全員がこれを観よと言いたくなる卓越性。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | ありふれたプロットなのにやばい男たちの描き方がやっぱりうまいんだろうな。だから面白くなる。阪本演出と藤原竜也のしなやかなアクションに目を奪われた。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★2 | 21世紀に“松田優作映画”は成立するか?という実験映画 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 藤原竜也のインパクトは言うまでもないが、それを受け止めた脇を固める役者陣が塩谷瞬をはじめみんないい働きをしていた。それにしてもあのアクション、衝撃だったな。 (あちこ) | [投票(1)] |
★3 | アクションが泥臭くていい。
鑑賞中、館内は私一人だった。こんなの始めてだ。 (ヒロ天山) | [投票(1)] |
★3 | 阪本順治、久々に作りたかった素材を映画化した感が強い。ハナシが現代っぽくなく、どちらかというと昭和っぽい感じがレトロな懐かしい感覚を呼ぶ。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | こんな脚本でもそれなりの映画にしてしまうところが阪本順治の演出力の高さを逆説的に証明しているのだが、どうにもこうにも予算のなさが目について悲しい。アクション描写は良いだけに惜しい作品。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 何じゃこの造りのお粗末さは。ネタ(藤原+暴力)は佳かったのに、これに金を出す慧眼が何処にも無かったんか。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 「老後」をひっくり返して「ゴーロ」のネーミングから、70年代和製アクションの王政復古を!という意図は明確だが、結局70年代的暴力遊戯の「老後」は、心(脚本)が萎びて肉体(アクション)は現役以上という占い結果に。それはやっぱり気持ち悪いジイ様ですよ。やはり心あっての肉体でしょうに。 [review] (DSCH) | [投票] |
★3 | ありふれた物語で、素人が脚本書いたようなものなのに、監督によってこんなに観られるものになるんだな。 (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクを意識した外見だろうが、如何せん藤原は童顔すぎて、口髭生やそうが、どんなに吠えようがいまいち似合わない。久しぶりの丸山昇一らしいハードボイルドだけに残念。マッチの火力が凄いのは『探偵物語』へのオマージュ?
(TOMIMORI) | [投票] |
★5 | ザラっとした色味。なんかよく分からんけど、肉体がぐにゃぐにゃ動いてる。うわー素敵。 (夢ギドラ) | [投票] |
★3 | 何もかも古臭くて、誰にも共感できない。藤原はさすがにうまいし、アクションも頑張っているが、顔が可愛いだけにどうもミスキャストのような気がする。 (プロデューサーX) | [投票] |