★5 | 「ロード・ムービー」でも「ネイチャー・ムービー」でもない、これはまぎれもない「青春映画」だ [review] (巴) | [投票(5)] |
★4 | 人生の真理を知ること、そのためにすべてを捨て去り、自分を自然界に対峙させた若者が一人いた。お金を燃やしゼロラインに立つ。赤ん坊と違い大人がフラットになろうするのはなかなか難しいが、それでも自分の力でどこまで出来るか若者は決意をする。 [review] (セント) | [投票(5)] |
★3 | 力作である。ロケーション撮影、とりわけ大自然における人物配置が的確なので、多くの部分がインサートショットとヴォイスオーバーに拠っていても説明的には感じない。 [review] (shiono) | [投票(5)] |
★4 | 文明、つまりは人間社会という十字架にかけられた、荒野のキリスト。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 一見、クリスは絶望から希望へと向かっているように見えて、実は精神的に常に一人であるという点で、自身も気づかぬうちにより深い絶望へと突き進んでいる。無自覚に大自然を希求するという行為は死への逃避であり、それに気づかない鈍感こそが人間のエゴなのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 文明を否定し、自然の中で自由に生きるために、荒野へ―。しかし、これは主人公の「自分探しの旅」ではなく、もっと広い次元で人間の存在を考えさせてくれる映画です。(2008.10.13.) [review] (Keita) | [投票(3)] |
★4 | 世界を許すということ。(2011.10.26) [review] (HW) | [投票(2)] |
★3 | こういう「中途半端」な物質文明否定者は嫌いだ。だが、描かれている出会いはどれも素晴らしい。 [review] (Master) | [投票(2)] |
★3 | 親の不和に由来する家庭事情はそのままでは人生の課題として弱いように見える。自分に起因するものではないからだ。ゆえに、放浪と課題がリンクできず、単なる遭難事故の話になってしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | “言葉” には力が宿っている。 その物語に、これまた ひじょうに力強い映像を付け加えてみせた ショーン・ペン の成長も寿ぎたい。 [review] (ありたかずひろ) | [投票(1)] |
★3 | アントニオ猪木の「馬鹿になれ!」の意味の重さ。 [review] (きわ) | [投票(1)] |
★4 | あれで16歳なのか。さすがアメリカは違うぜ。84/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | 傑出した画面があるわけではないが、彼の旅を永遠に眺めていたいと思わせる心地よさが漂っている。かつてのニューシネマのような押しつけがましさが感じられない。それはきっと彼の旅が、只々しがらみから自由になる過程であるからだろう。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | ショーン・ペンの文法では収まり切らないニューシネマ的自由さがうかがえる演出。時にそれは凝り過ぎの感をも抱いてしまうが、そんな欠点をも上回る力がこのフィルムにはみなぎっている。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 実話あっての映画。最後の1シーンまで実話と知らなかったので、それはそれは退屈な時間だった。物質文明を非難しながら、文明の利器に頼って生きているという矛盾がついてまわった。故人のご冥福を祈ります。コレだけは書きたいのが・・・ [review] (チー) | [投票(1)] |
★3 | 「名前」の物語。一見訓話のようでその実いかなる教訓も導き出せないのは演出家が選取した作中人物との距離に由来する。私的な嗜好を云えばエミール・ハーシュはより散々な目に遭い、「バス」はよりフェティッシュに扱ってくれたほうが面白い。アメリカ映画における「アラスカ」を考えるにあたり欠かせぬ一篇になるだろう。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 彼はただ、自身が選択すべき生き方の証明を手にし、それを世に問いたかったのだ。エミール・ハーシュの繊細さがこの作品にとても活かされていると思います。 [review] (HAL9000) | [投票(1)] |
★3 | 良識ある大人の俺なら奴にこう言うね。「とりあえず、ソープに行け。」 (Soul Driver) | [投票] |
★5 | 現代の出家物語。 [review] (Ryu-Zen) | [投票] |
★5 | 自然の過酷さ、そして逆の人々の暖かさを識(し)った時に・・・ [review] (KEI) | [投票] |
★4 | 自然の中で、女は可憐にアイラインを引く! [review] (poipop) | [投票] |
★3 | 不器用な男の物語 [review] (X68turbo) | [投票] |
★4 | ショーン・ペンの骨太な力作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | ずーっとジャック・ブラックだと思って観てた(笑) (NOB) | [投票] |
★3 | 意欲作過ぎる?主人公の心理がもっと知りたかった [review] (MM) | [投票] |
★4 | 主人公の生き方にもっと共感できれば★5だったけれど、世俗的なワタシなんかにそれは無理なワケで・・・。 エミール・ハーシュの熱演にただただ脱帽。最近各方面でやたら彼を見ることが多くなったのも頷ける、期待の若手俳優ですね。 (はっぴぃ・まにあ) | [投票] |
★4 | 実話であることのほかは、映画として完全ではない。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 気付いた時には遅かった。ということがないように僕はしたい。なんて悲しい物語なんだ。 (Passing Pleasures) | [投票] |
★4 | 大自然の中では人間もただの生命体の一つであり、その中では何の助けも無く、運が悪けりゃ地に還るだけの存在であるんだなと実感しました。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 彼の最も望まなかったことは、自分の体験が映画化されることではなかったろうか。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 映像美と編集は5★私もそれに気づいていたら旅に出たろう。25年以上前に。重ねられた短いエピソード群。事前知識無く観たので結末に驚いた。148分が早い。2008.10.4劇場観 [review] (中世・日根野荘園) | [投票] |
★3 | 若者の純粋さなどに感動する映画では、断じて、ない。これは前世紀的思考の硬直から抜け出せなかった青年の悲劇的滑稽譚である。しかし彼の「イタさ」は我々の思考の各所にも未だに燻っている。そういった硬直した精神への批評性こそがこの映画の真の成果だ。 (ツベルクリン) | [投票] |