★3 | 思ったよりも六割増しで馬鹿映画。海賊ラジオ局を舞台とする必然性に乏しい挿話群はその連携においてもちぐはぐで、キャラクタの造型には深度が認められない。馬鹿すぎて幸福感が減じてもいる。しかし何とも人のよさそうな顔ばかりが並んでいてどうにも憎めない。友情がどうのと云われて鼻白まないのもそのためだ。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★5 | ROCKがF**Kより汚くなかった時代の、ブリティッシュ・ロック梁山泊興亡史。全体にコメディ的演出にもかかわらず、ポップな味付けの演出は手堅い正攻法であり、そこはかとなく漂う英国式ユーモアにも嫌味がない。下ネタをもスタイリッシュに料理するその作風はハリウッドにはなかなか真似出来まい。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 音楽とSEX。世界にはそれしかないような割り切った描き方が時代を感じて心地よい。舞台がほぼ船の上ということもあって世間と隔絶した見せ方が出来たのはラッキー。『ラブ・アクチュアリー』のような極上の繊細さは感じられなかったが、アレはアレ、コレはコレ。不満はラストの展開(唐突過ぎ)のみ。品行方正の英国紳士とは言い難いけど、やっぱビル・ナイはカッコイイ。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★4 | 残尿感あるカッティングだが、それが延々と続き茫漠たるフッテージ群が何時しかマスとしての時代を照射し始める。レスターからサーンへ至る60年代ブリティッシュニューウェーヴへの懐旧に彩られたアンテナがキャッチしたナンバーへの尽きせぬ想い。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | ドラマとしては意外やもたついた演出ぶりで、あまり練られてないなあとは思ったけれど、でもこの映画の心底からのテーマは自由であります。人間が人間を規制することの空しさと馬鹿馬鹿しさとそれからの解放をうたっています。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 夜をぶっとばせ!-スウィンギング60'sへの郷愁溢れる絵作りが素敵。フィリップ・シーモア・ホフマンにはジャック・ブラックのカタルシスは無いが、音楽は断然こっちの勝ち。 [review] (Soul Driver) | [投票(1)] |
★4 | 観終って何処が面白かったかと考えると、ここが凄いというシーンは特になかった。あえて言えば、随所に入る英全国のリスナーたちのカット、カット、カット・・・が一番楽しい。本作はロックのノリで観る映画だろう。ノッて観て4点。 (KEI) | [投票] |
★4 | 堅苦しく鬱屈した社会の中でロックンロールがいかに多くの人々の魂を解放してきたかを高らかにうたいあげた作品です [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | もう一回見るかと聞かれたらノー。だけど、ビル・ナイがカッコよすぎてしびれた。Rock'n Roll Never Die! (jollyjoker) | [投票] |
★4 | キャラクターと音楽の魅力でさらに引き寄せる。B級かと侮ってました。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 群像劇としては登場人物一人一人の行動の追い方が圧倒的に足りないのだが、それぞれの人物の1エピソードだけでキャラクターの魅力を最大限に引き出している。 [review] (agulii) | [投票] |
★3 | 「お前はナンのために死ねるか?」と問いつつも軽妙に煙にまく巧さ。敵役が思いのほか小物なのが難。もっとパイレーツ(邦題だけだけど)らしい荒波が待ち受けているのかとも思ったが。とはいえ選曲とトークはワクワクさせてくれる。 (chilidog) | [投票] |
★3 | 英国ロックは素晴らしく好きだが、映画は普通。130分もいらんな。56/100 (たろ) | [投票] |
★2 | まぁ、ロックって生き様だよね。作品そのものはちっともロックじゃないけど。 (HAL9000) | [投票] |
★3 | これって本当に『ラブ・アクチュアリー』と同じ監督の作品かと思うほど喰い足りない。おそらく楽曲が大事にされていないせいだ。(注:reviewには『ラブ・アクチュアリー』のネタバレがあります)[TOHOシネマズみゆき座/SRD] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | おバカ映画で大笑いしようと思って劇場に足を運んだら、感動して泣くことになるとは。馴染みのある曲ばかりがかかって気分はロックだぜ! (ノビ) | [投票] |
★3 | 遠足バスの最後部席を陣取ってワイワイ騒いでいるクラスメイトを横で眺めているような映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |