[コメント] 濡れた荒野を走れ(1973/日) - 投票数順 (1/1) -
長谷川和彦らしい、むちゃぶりなアナーキーな脚本。唐突にリアルな山科ゆりの処女喪失シーン。 (sndtsk) | [投票] | |
当時のポルノ摘発に追われる日活には、警察はこのような悪徳組織に見えていたに違いなく、精神分析のサンプルとして興味深い。山科ゆりは好演だが、内情を知る由もない彼女の結語は空廻りしている。 (寒山拾得) | [投票] | |
60年代の残滓引きずる「権力=悪」という念仏のような観念が、娯楽にまで消化されることなく生のまま顔を出す長谷川和彦の青い脚本を、澤田幸弘が力ずくでカタチにしてしまった誉め言葉としての蛮作。取ってつけたようなロマンポルノ用シーンが虚しい。 (ぽんしゅう) | [投票] |