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[コメント] ビッグ・アイズ(2014/米)
- 投票数順 (1/1) -

★3撮影は色彩と美術のメリハリが効きアメリカの60〜70年代の輝きそのもの。バートンの毒気もかなり抜いてある。但しクリストフ・ヴァルツの一本調子の悪役ぶりが鼻についてガッカリだしアダムスの葛藤も描かれておらず薄っぺらな脚本。 (jollyjoker)[投票(2)]
★4ティム・バートン的でありながら過度の人工性に陥らず、ゴシック調の黒・白にも偏らない鮮やかな色彩設計の美々しさは、ともすれば実在の絵画を題材としたことにも起因するのかもしれないが、いずれにしてもブリュノ・デルボネルの大仕事である。他意を孕まない爽やかな陽光が作家の新境地を予感させる。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3ティム・バートンはあの絵が好きで、監督を引き受けたのではないか?5,60年代を表す色使いは良かったが、どうも脚本が悪い。面白くない事はないが、すべてにおいて突っ込み不足だ。主人公じゃないが、脚本がダメならダメと言わなきゃあ、ティム(笑)。 (KEI)[投票]
★3そこまでティム・バートン色を期待したわけではないけど、あの個性がなさすぎてつまらなかった。もっと掘り下げた内容が観たかった。 (あちこ)[投票]
★2まるで自分を見失ってしまったかのような演出の悪さ。監督の売りはこんなところにはないだろうに。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2冒頭、車の走行を捉えた数ショットの見事なフレーミングにバートン復活かと期待するも、面白いのはその部分だけ。物語が、人物の感情が動く決定的瞬間を捕まえたショットというものが不在だ。何が「虚」で何が「実」か。何を「見て」何を「見なかった」のか。この辺に全く敏感でないし、光と影やアクションで家族各々の立場を示す演出も不足。演技だけが突出し、サスペンスも無し。どの場面も途中で飽きる。 [review] (赤い戦車)[投票]
★2俗流『シャイニング』の味つけがたまらなく情けない勧善懲悪劇。ティム・バートンのヲタ方面に傾斜しないドラマ創作能力はこの程度だったのだろうか。記憶に残るのはわずかにビッグアイズと化す幻想の群集と、クリストフ・ヴァルツの嬉々として演じるステロタイプの小悪党のみなのを思えば、バートンには今までの道に立ち戻るほかに生きるすべはないと言えよう。 (水那岐)[投票]