★4 | 切った爪を植木鉢に捨てる、片付けたロッカーに手を合わせる、オペレーターを「先生」と呼ぶ、出前の寿司桶を丁寧に洗う。倍賞千恵子の所作の一つ一つが丁寧に印象深く演出されている。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 近未来の暗黒を予測した70年代の米ディストピア映画を現在の日本でかなり真面目にやってみたらな作品か。人の「命」を扱ってる為、ゼロイチの安易な判断は危険。ただ、「無料です」「特典付きます」な政策には必ず裏があるって事をかなり明快に描いてる。おかしいなと思ったらとりあえずそこから逃げる事だ。 (クワドラAS) | [投票(1)] |
★4 | ドラマチックな物語はない。その分、もしPLAN75の様な制度が導入されても、ちょっとした反感や軋轢、矛盾はあっても、大方はそれを当然のように受け入れるんでしょ、と言われているように思えて、心底、怖い。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | フォーカスの外れた通路のショット。このプロローグには度肝を抜かれる。被写界深度の演出、窓ガラスの造型が面白い。ゆったりとしたドリー前進移動が用いられるが、これは全編要所で出て来る。ヴィルヌーヴの映画のような重低音を基調とする劇伴も効果を上げる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 75歳以上は死ぬことを勧めるといったいわば半強制安楽死をコメディではなく、正々堂々まともなドラマと成し得た作品です。3人の視点から見つめた生と死の慟哭は我々観客に思いがけない衝撃を与える。テーマへの切込みに拍手する。 (セント) | [投票] |
★2 | カメラの角度、おさまりの悪いピント、長すぎるズームなど、撮影にいくつか心地悪さをおぼえる。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★3 | こんな世界あり得ないという前提で観てていいのだろうか。あり得ないから逆に、我々の世界ではとんでもない崩壊が始まっているよ。… ☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 着想はいいのだが、あんまり踏み込んでない。ダサくなることを恐れて映画の声が小さい。もう少し勇気を見せてほしい。 [review] (ペンクロフ) | [投票] |