★5 | 平等という建前は"取り引き"という格差隠ぺいシステムのもとで保たれ、互いに相手より優位に立ちたいという本音を満たす。そんなエゴイズムに支配された資本主義社会の危うさと醜悪さをリューベン・オストルンドは皮肉たっぷりにスクリーンにぶちまける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | Triangle of Sadnessは、ボトックスで直すことができる「眉間のしわ」を指す業界用語だそうで、ファッション業界とルッキズム、人間関係のパワーバランスとヒエラルキーの崩壊が圧巻。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] |
★4 | オストルンド、スウェーデンの若き映画作家だとは言っても、かのベルイマンを凌駕する作品をまだ提供しているわけではない。でも、才能は感じる。ブラックユーモア的な視点で見つめた人間模様。それはおかしい。それゆえ、卑近過ぎて自分が十分俗物なのを知ってしまう。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | このタイトルはいいね。三角(三人)ってのがミソで船内・島という2つの舞台で構成された本作。ってことは誰かがハミされる。そんな1人がラスト、山中を猛ダッシュする姿に「あなたも主役なんだよ!」と言ってやりたい。いやしかしあのゲログロ船内での船長とロシア人乗客だっけ?かのはっちゃけトークのカオス感はナイス!3.5点。 (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 世界の縮図を辛辣に描いた恐怖映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |