★4 | 米国の捜査官は薄暗い陰鬱な雨の中で捜査を進めるものであり、日本の捜査官は真夏の炎天下扇子と扇風機と瓜で暑さをしのぎながら捜査するものである。らしい。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(19)] |
★4 | 「この男」のために。 [review] (uyo) | [投票(18)] |
★3 | 当時の蒲田は今以上に猥雑とした街だったはずである。そんな街の片隅でひっそりと起こった殺人事件。一つの細い糸が昭和の一つの闇を明らかにしていく。その見事な構図。 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(10)] |
★4 | これは推理ものではない。前年の『日本沈没』の脚本家橋本忍と丹波哲郎が送る現代日本の叙事詩である。そして『幻の湖』への第一歩。 [review] (ジョー・チップ) | [投票(8)] |
★3 | 先日NHKで [review] (Myurakz) | [投票(8)] |
★3 | 丹波哲郎の涙に胸が熱くなる。70年代の薫る各地の風景にも感動。最近のスタイリッシュな映像に走るサスペンスより、じっくりと捉えた確かな映像がドラマをリアルに描く。3つのシーンの交錯も画期的。 [review] (TOBBY) | [投票(7)] |
★5 | 原作の香りを失わずに原作をこえている!これは推理ドラマではない人間ドラマだ。
[review] (斎藤勘解由) | [投票(7)] |
★3 | 夏の暑さにうんざり顔ながらも丹波哲郎の旅はどこか愉しげにも見え、俳句を詠んだり、ぶらり旅気分な情緒が地味に面白い。だが終盤に至って、丹波のこの悠々とした旅情緒は致命的な演出ミスだったと思い知る。 [review] (煽尼采) | [投票(6)] |
★5 | 個人的な話です。 [review] (イライザー7) | [投票(6)] |
★2 | あえて言う。 [review] (オノエル) | [投票(6)] |
★4 | 過去には、「甘酸っぱい」とか「物悲しい」とか形容詞が付くが、「悲惨だ」というのは珍しいだろう。 [review] (りかちゅ) | [投票(6)] |
★4 | 「感動した!」って小泉さんが言いそうだな。27年も前にこれだけ警鐘をならされたのに国会議員たちは何をしてたんだろう? (sawa:38) | [投票(6)] |
★3 | 丹波、森田、 島田、加藤剛と集めた製作者の「演技力は問わない」って姿勢が潔い。加藤嘉孤軍奮闘。 (cinecine団) | [投票(6)] |
★5 | この映画はとてつもなく重い直球を投げてくる。だから真剣に構えていないと受け止められない。生半可な受け取り方ではこの映画に対峙出来ない。 [review] (荒馬大介) | [投票(5)] |
★4 | 地道だが丹念な刑事捜査に光をあてた演出に丹波哲郎が映える。この後、彼が「Gメン75」のボスに抜擢され、一時期、日本の刑事の代表のように扱われたのも無理はない。人情を知り、足で事実を集める、まさに刑事の鑑だ。 [review] (シーチキン) | [投票(5)] |
★2 | 当時、世界的流行であったとは云え、本作のズーミングの多用にも、いい加減ウンザリさせられる。ロケ撮影の人物を映した後、ズームアウトして風景全体を見せる、という、逆エスタブリッシング・ショット(こんな言葉はない)が頻繁に表れる。バカみたいだ。ただし、ズームアップは殆どない、というのはまだ救い。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 凄いモンを観た。下手すると今まで見た日本映画で最高かもしれん。あー米の飯が食いてえ。 [review] (G31) | [投票(4)] |
★5 | 映画版「パトレイバー」の刑事2名は絶対この作品からインスパイアされたな。文句のつけようがない緻密な物語。少しずつ判明する事件の断片が最後に合わさるときは本当に圧巻だった。清張のこの作品を選んだ時点で半分は成功。そしてビジュアルの強引な説得力で補完した。清張自身が終盤の回想に「これは小説ではできない」と舌を巻いたという逸話も納得。 (tkcrows) | [投票(4)] |
★4 | 大学時代、センセが「砂の女は是非見るべき作品です。砂に埋まる岸田今日子の美しいこと」と言った。私は、その日、レンタルビデオ屋に直行し、とりあえず、砂の*を借りた。 [review] (Linus) | [投票(4)] |
★3 | 日本列島を行き来しながら事件の真相をあぶり出すダイナミズムに感心しながらも、あまりの偶然だのみの論理の欠如した展開にあきれていたら、後半に突入しての過剰な映像と音楽の攻勢に「絶対、泣かないぞ」と身構えてしまい、情緒の洪水の激流に乗りそびれる。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 時を巡る思い。月日を経ても、親の情は暖かかった。 [review] (mimiうさぎ) | [投票(3)] |
★5 | 世間が悪いんだよな。親子のことはもちろん、緒形拳に泣きました。ショックだったろうなぁ。世間体を気にしない人なのに。無念無念。 (gorugo_eri) | [投票(3)] |
★4 | ハズカシながら例の病気に対する知識をほとんど持ち合わせていなかった私。かる〜く調べてみるつもりが……涙。 [review] (ネギミソ) | [投票(3)] |
★5 | コンサートと回想のオーバーラップが素晴らしい。日本映画の歴史に残る名シーン。『ゴッドファーザー』のオペラ(洗礼式)&殺戮シーンに肩を並べていると思います。 (すやすや) | [投票(3)] |
★4 | これはもう「確信犯」だ。小説にはない音楽と映像をフル活用した。原作既読で音楽利用は観る前から分かったが、2年間の映像は成程と思った。しかも観客もそれを分かってながら、自ら進んでその映像と音楽に没入して行く。何という幸せな作品だろう。
[review] (KEI) | [投票(2)] |
★4 | 饒舌と欠落。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★5 | ジャニーズタレントを起用した同名のテレビドラマを回避して本作を観賞。ずっとレンタル中だった本作をようやくレンタルできた。泣いた。号泣。お父さ〜ん。。。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★5 | 差別される者の心理と行動の1事例
[review] (ゲロッパ) | [投票(2)] |
★5 | 独身時代に見たときには「ハンセン病って二重の悲劇を生むんだなぁ」と一人悦に入っていたが、三児の父となって見直したとき、ボロボロ泣いた・・・ [review] (ヒエロ) | [投票(2)] |
★3 | 橋本忍はこの頃になるともう全然駄目。商業主義との矛盾の中で行き場を無くしたヒューマニズムが芥川也寸志の大袈裟交響曲と合わさって手が付けられない腐臭を発している。『野良犬』〜『天国と地獄』を継承する前半に比べ、音楽成りっ放しの後半は肩が凝って仕方なかった。 (町田) | [投票(2)] |
★3 | 昨年の5月頃、病気と関係あるニュースが多く興味を持ったので観てみた。前評判が良過ぎて期待しすぎたけど普通のレベルの話でした。オーケストラの部分も、別に普通なような・・・? (Madoka) | [投票(2)] |
★3 | 正直イマイチな映画でした (ババロアミルク) | [投票(2)] |
★4 | 学校で芸術鑑賞と称して見せられた。教育の場で見せてくるだけはある。殺人事件の推理は正直どうでもいい。 (HW) | [投票(2)] |
★3 | 素直でうぶな高校生だった私は、この映画を観て随分と感動し、興奮したものです。今考えるにお涙頂戴を狙った演出過剰ではないかと思います。同じ原作者・監督なら『張込み』の方が数段勝れています。 (熱田海之) | [投票(2)] |
★3 | 縁もゆかりもない土地なのに、名前を覚えてしまった、そう、カメタケ。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | まさに「宿命」。加藤嘉に絶句。 (ゆーこ and One thing) | [投票(2)] |
★5 | 加藤嘉に胸が苦しくなるほど父の哀しみを感じる。
日本人にとっての親子の絆の表現はこんなにも悲しいものか?
息子が唯一父に会えるのは”宿命”という曲の中だけだった。 (TAX FREE) | [投票(2)] |
★5 | 観てもらうしかないが最近のとある裁判沙汰にリンクしていて、何年かぶりでまた観てしまった。難しい映画だ、ひとくちには言い切れない人間の「生きる悲しみ」が胸に迫る。 (takud-osaka) | [投票(2)] |
★4 | 丹波哲郎が全国を行脚して執念の捜査を続ける物語の大半は刑事ドラマだが、「宿命」の演奏が始まってからは一大感動巨編に変貌。四季折々の美しい日本の原風景をバックに「宿命」が鳴り響く怒涛の回想シーンは映像と音楽のシンクロが完璧。 [review] (パピヨン) | [投票(1)] |
★4 | 刑事ものの秀作を不滅の名作へと昇華させた加藤嘉。この映画そして橋本治にとっては、この配役こそが「宿命」だったと言えるのかも。地道に足で稼ぐ丹波哲郎の圧倒的な存在感や、美しくも激しい哀しみをたたえるキャメラ、音楽も忘れられない。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 「宿命」の背後には「怨念」があるだろう。音楽家は、観衆の割れるような喝采の拍手が、いともたやすく差別と偏見の罵声と嘲笑に変わり得ることも知っている。ただしそれは芸術を生み出す力でもある。社会性と通俗性の狭間でよく描き切っていると思うが、→ [review] (ツベルクリン) | [投票(1)] |
★4 | サスペンスとして期待して見始めたのだけど、最後泣いてしまったさ。 [review] (あき♪) | [投票(1)] |
★5 | 壮大な「宿命」についての物語。観ている間も観終わっても『飢餓海峡』に何となく似ているなぁと感じた。でも、この作品には犯人側の悲しみが描かれているので何ともやるせない気持ちになる。それにしてもこうした作品は考えさせられる。 (タモリ) | [投票(1)] |
★5 | 日本推理映画の金字塔だけど、実は結構な変化球映画だと思う。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | この映画の主人公は音楽である。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(1)] |
★1 | 涙が… [review] (NORIKO) | [投票(1)] |
★4 | いい映画だと思うのですが。あんまりにも豪華な配役なので笑ってしまって。 [review] (そね) | [投票(1)] |
★3 | 3点です。 (ヒロ天山) | [投票(1)] |
★5 | 基本的に邦画は見ないんですが、人の大いなるお勧めで見た映画。
見てよかったと本気で思います。 [review] (ミルテ) | [投票(1)] |
★5 | 原作とは少し異なり、親子の放浪シーンがクローズアップされる。ここがかなりの泣き所。共同脚本の山田洋次のしわざ? (ビビビ) | [投票(1)] |