★5 | ナンセンス笑劇として傑作だと思う。物語の整合性やもっともらしさなんぞハナっから眼中にない。突出した細部をツギハギしただけの映画であり、「映画には中身なんか必要ない!」というヌーヴェルヴァーグ(特にゴダール)思想の正統的後継作品。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★2 | 15人の素直(Frank)という名前を持つ男達は一人の人間の心の象徴で、決心のすえ理想郷を目指すも素直とはすなわち何も考えないということで、いっこうに前へ進めないという悲喜劇?。撮影がいいから観られるが、ベースは素人映画レベルのアイディア。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 60年代以降世界で無数に撮られただろう「ゴダールベースの微笑ましい学生映画」の頂点であり、愛さずにいられないし、叩き込まれた才能溢るるアイディアの連鎖は素人には到底手の届かぬもので、嫉妬せずにいられない。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | カウリスマキ演出のダンディズムとリリシズムとユーモアのエッセンスを抽出したらこんなん出ました映画。如何にも若者らしく、映画的映画であることの可能性と限界。カウリスマキの場合、カウリスマキ的個性が偶さかに映画に合致するだけで、映画が自ずからカウリスマキ的個性に合致する訳ではない。ゴダールの場合は後者。〔3.5〕 (鷂) | [投票(1)] |
★3 | スピルバーグでいうところの『1941』みたいなもんだ。(レビューは『スタンド・バイ・ミー』のネタバレあり)
[review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | カウリスマキ作品のうちで現実逃避をモチーフにした最初期の作品か? それはさておき、美術館の絵に録音助手さんが映り込んでますよ。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | フランク、フランク、フランク、‥‥、フランク、ペッカ。理想郷《エイラ》を求めるイカ墨同盟の連中は、はなはだ男臭く、女にゃめっぽう弱い。 [review] (わさび) | [投票] |
★4 | いいねえ。どこにもない場所を探してさすらうむさい男たちの逃亡劇。だがそこにはやはり何もなかったのだ。ああ、人生って哀しい。ユーモアたっぷりの男のドラマ。 (セント) | [投票] |
★3 | 卵子目指して泳ぐ精虫映画 [review] (ボイス母) | [投票] |
★2 | 粗筋は面白そうなんだけどな‥。逐一見せると退屈になるのは小話の宿命か。 (coma) | [投票] |
★3 | カラマリ・・・いやカラマってない。かなり中途半端。凡てにおいて見せ方が弱い。カウリスマキを水で薄めたような感じだ。監督の比較的初期の作品であるためだろうか、後年魅せるカウリスマキ・タッチともいうべき演出への発展途上段階といえるだろう。 (24) | [投票] |
★4 | 主人公の15人の男たちが全員同じ名前であることが作品の寓話性を強く暗示している。当初の目的もどこへやら、街を彷徨う男達…そこにどんな意味が込められているのか?そんなことはどぉでも良い。目的や意味が絶対条件ではないのは、人生にも然りなのだから。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
★3 | ”同じ名前の15人の港湾労働者がその都市内の何処かに存在するらしい理想郷を目指す”という粗筋、及びその結末が当時のカウリスマキ、そしてフィンランドにどのような意味を持つのかが今の俺には全く判らない。いずれにしても青臭く幼稚な風刺劇であることに変わりはないのだけど。 (町田) | [投票] |
★3 | 笑えない笑い。 [review] (セネダ) | [投票] |
★3 | よっぱらったジャズピアノがドダッドダッ♪ダッ♪ダッダダッ♪て感じ。(02.07.16@OMS) (movableinferno) | [投票] |
★2 | カウリスマキは大好きな監督。でも『罪と罰』とこの作品だけはおもしろくない。 (ハミルトン) | [投票] |