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クワドラASさんのコメント: 投票数順

★4新・仁義の墓場(2002/日)「血、多めで」みたいな、こってり系リメイク。ホントにヤク中なのではないかと思わせる程に岸谷五朗の鬼神ぶりが圧巻だ。渡哲也よりも風貌的に、こいつぁヤバイぞって雰囲気が充満しててワクワクさせてくれる。ストーリーの密度というか緻密な演出の積み重ねと、所々のケレンみ描写との相性もバッチリだった。後、美木良介には惚れた。[投票(2)]
★5極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU(2003/日)“極道”でも“恐怖”でもない、不条理大劇場といった趣。イメージとしてはD・リンチ(「イレイザーヘッド」や「ツイン・ピークス」辺りか)だが、向こうは純粋培養な感じに対して本作は相当不純物が混じってる様で、ウケ狙いな所も多々ある。でもそれが個人的にはジャストミートだった。つーか名古屋って…!? [review][投票(2)]
★3蛇の道(1997/日)例えば同じ事を何度も聞かれたり確認されたり注意されたりすると、やっぱうざったい。それが度を越されると少なからず精神に支障をきたしてくるだろう。こいつはわざとなのかそれとも頭がちょっとおかしいのかとも。こういう場合、自身を顧みる事よりも相手の異常さを疑うが、自身にこそ隠された落ち度があったら…。そんな映画か?[投票(2)]
★3丑三つの村(1983/日)舞台となる村の、汽車や電気も通っているが一歩入ればうら寂しいという雰囲気がかなりいい線いってるし、チラっと写る婆ちゃんの手料理も質素ながら田舎イズムを十二分に感じさせてくれて、なんだかすごく懐かしい。こういう日本の寒村には惹かれてしまう。クワドラ旅行主催「特選!初秋の丑三つ温泉 二泊三日皆殺しと夜這いの旅」を。[投票(2)]
★4バトル・ロワイアル(2000/日)殺戮アクションはなかなか頑張ってて、所々「このガキどもやるな」というシーンもある。だが考えてみると中3のコワッパ達があのガン捌きや鎌使いが出来るというのはどうにも理解に苦しみ、山田太郎の中学生役も理解に苦しむが、やはり最も苦しみ抜いてたのはビートたけしか。あの絵も理解は出来るが作品としては見苦しかった。 [review][投票(2)]
★5オーディション(1999/日)M男くんも真っ青の鍼治療プレイ(キリキリオプション付き)。 [review][投票(2)]
★4資金源強奪(1975/日)資金強奪プランは少々お粗末ながら、それを補って余りある生き生きとギラついた登場人物達がこの争奪戦をグイグイ引っ張ってく。眼光鋭い銭ゲバぶりがいっそ清々しくもある北大路欣也・かき回し役のスナイパー梅宮・山城新伍のとぼけた一発ギャグ。ご都合主義もなんのその、空港でのシーケンスも鮮やかに決まってる。いや面白かった。[投票(2)]
★4デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2(2005/米=独)正確には前作の続編ではないという事だが、やはり1を観てから鑑賞した方がすんなり入っていける。異常な殺人一家と骨太熱血保安官の追いつ追われつを柱にした70年代テイスト(舞台も78年の設定)溢れるバイオレンスアクションで、前作とは毛色がかなり違う。これはこれで結構好きな雰囲気だ。ラストは惑わされそうになったが・・・ [review][投票(2)]
★4ソウ3 SAW3(2006/米)まず第一声は「やぁ〜参った、このグロっぷりには!」と言わずにはいられない。ホラー慣れしてる自分でも頭蓋骨切削手術シーンには特に参った。画的にもそうだが、キュインキュインいってるドリルやらノコの音がもう耐え切れないほどに刺激的。そんな残虐シーンに目を奪われがちの本作だが、ジグソウの意外な一面を見ることが出来る。 [review][投票(2)]
★2ブラック・ダリア(2006/米=独)出だしの20分で「なんかこれはイマイチ」だなと。どの登場人物の思考回路もなんか理解しがたい。文句あんなら「原作読めや」と聞こえてきそうだが、まあここは波風立てずに「わかりました」と言っておこう。ただ一つ言えるのは、デ・パルマのけれんみを期待したら×、ノワールな雰囲気だけを楽しもう、と言う事だ。[投票(2)]
★3白い肌の異常な夜(1971/米)まあ、異常と言うか自業自得だろって感じだが、笑えるぐらいのイーストウッドのおイタぶりはあの時代背景・状況を考慮すれば男として正常範囲だろう。また女性陣も終いには男欲・独占欲を曝け出し、これまた女の園での生活を考慮すれば、全くもって正しい。よって大して異常ではないと思うが、この現実感だからこそ薄ら寒い余韻を残す。[投票(2)]
★3ファール・プレイ(1978/米)小技の効いた自部屋で「ステイン・アライブ」大音量でかけながら一人で勝手にのぼせ上がるエネルギッシュ野郎に爆笑したし、「ブリット」ごっこに御満悦の何となくD・リンチ風日本人老夫婦の狂った笑顔にも軽笑したが、これらのコメディ部以上にサスペンスを重視する俺にとって、その部分が今一。ラストも“拍手”とまではいかない。[投票(2)]
★4柔らかい殻(1990/英)多感な少年期の誇大妄想による悲劇、そして寒村があらぬ部外者により崩壊していく様が見事に折り重なり、美しい田園風景と音楽が殊更に辛辣さを増すように映し出されていく。もう冒頭の「ガマガエル破裂!」からしてこの映画、只者じゃないなと予感させる。ただ、なるべく自分が子供に戻ったつもりで観た方が、この悪夢を体感出来る。[投票(2)]
★4マッキラー(1972/伊)四方を緑に囲まれた一見のどかなイタリアの田舎町、という舞台がいい。ミステリーとしては捨て石連発の展開に面食らう部分もあるが、程よく練られたプロットと言えるし、ブロンド美女の艶かしさにも参ってしまった。突然ロックやバラードが流れるリンチシーンの異様なテンションも、監督のオーラが存分に発散されてると確信した! [review][投票(2)]
★3許されざる者(1992/米)もっとダルいのかなと予想してたが、気持ちいい壮大な景色をバックに実力派俳優達のゆったりとした一悶着は、会話の面白さも手伝って全く退屈せずに観る事が出来た。イーストウッド曰く「最後の西部劇」というのは最初も途中も観てない俺には分からないが、だからつまらないって事もない。 [review][投票(2)]
★3感染(2004/日)「経営逼迫の総合病院」「不気味な入院患者」「医療ミス」「謎の急患」と中盤辺り迄はこれらの要素がうまく絡まってグイグイ引き込んでくれるんだが、「意識」の問題が出てきたら、正直「そっちの方向か・・・」と。あと「緑色」は基本的に癒しの色で恐怖には向かない色だと俺は思う。 [review][投票(2)]
★30:34 レイジ 34 フン(2004/英=独)迷路のような地下鉄構内はゲーム版バイオハザードチックな雰囲気。とにかく動機不明な殺人鬼から逃げろや反撃しろやな直球主体の組み立てで、エグさもあるにはあるが、如何せん直球のMAXが140km程度では観客を興奮させる迄には至らない。ただ、その潔さは買う。あの奇声もレイザーナントカさんよりご立派。[投票(2)]
★3キャビン・フィーバー(2002/米)とにかく事態が嫌な方へ嫌な方へと流れていく感染系ホラー。感染するとゾンビみたいに凶暴になるんじゃなくて、ただ無残に皮膚が朽ち果てていくっていうのが現実的路線で、冷静に考えると怖い。自分の車の中で得体の知れないオヤジに血ヘドを吐きまくられるってのも想像すると鳥肌が立つ。 [review][投票(2)]
★2ミクロの決死圏(1966/米)邦題は最高なんだが、困ったもので個々の見せ場がどうにも盛り上がらない。では赤血球やリンパ腺を見て楽しめと言われてもそういうわけにもいかなかった。確かにアイデア自体は今でも色褪せてないとは思うけど、この生真面目すぎる演出に面白味を感じない。「インナースペース」の方が好きかも。[投票(2)]
★5-less [レス](2003/仏=米)「クリスマスって時期なのに、やけに蛙が騒がしいな」なんて言ってる場合じゃない。内外から圧迫され、どこにも逃げ場の無いとびっきりの恐怖を提供してくれる。恐怖感の種類も様々だが、この恐怖の質は好み。 [review][投票(2)]