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なをふみさんのコメント: 投票数順

★3119(1994/日)閑職な消防士という設定は鋭く また恋の火までは消せない葛藤も乙。だが如何せん 平淡すぎた。抑揚が無くただの人情ノスタルジーで終わってしまったのでは。豪華配役陣も設定も なぜか印象には薄い。お疲れ様でした。[投票]
★2ねじ式(1998/日)どこをどう割ってもつげ義春のカケラを見つけられなかった。エロスでも芸術でもない ただの寄せ集めにしか見られなかった…あのシュールな原作を映像で超えるなど 映像化しようなど やはり無理だったのです。お疲れ様でした。[投票]
★4白い犬とワルツを(2002/日)決してオールドカントリーに終止せず すべての俳優の演技に漂う余裕とゆとり。それが風景とマッチし仲代達也と白い犬を彩る。古臭くなく 辛気臭い哀愁もない。高年齢層映画の中では別格的存在。ありがとう。[投票]
★4破線のマリス(1999/日)限りなくノンフィクションに近い題材を そのメッセージ性を曖昧にすることなく最後まで貫いた作品。名優で固められたキャストが描く情報化社会の恐ろしさ。これは面白い・つまらないではなく リアルだ。ありがとう。[投票]
★4LOVE SONG(2001/日)夢は夢であり 現実は着実に夢から逸れて進んでいく。歳を取るにつれて実感するリアルさ。社会人になると誰しもが諦め 忘れるものを 私は思い出したよ。ありがとう。[投票]
★120世紀ノスタルジア(1997/日)正直 存在意義が見つからない。R指定にすべき 15歳以下のみ視聴可。映像に関わるものにとって悪い意味での見本。さようなら。[投票]
★5いつか どこかで(1991/日)信じること 気付くこと 微笑むこと。鳥瞰の多用と色彩を考慮した映像美 雨に煙る海 斜陽に染まる都心。爽やかに 真っ直ぐに 繊細な 過言すればさすが音楽家。昨今漂う駄映像の無用さを痛感。どうもありがとう。[投票]
★5菊次郎の夏(1999/日)北野武が 撮ってて一番楽しい映像だったのではないか。セックスも暴力も要らない 万民向けの作品。独特の間延びと それを締める久石譲。真実を知ったときの菊次郎の表情 あれをできる俳優がどれだけいるだろうか。どうもありがとう。[投票]
★5ゴーストスープ(1992/日)58分間での 前半の疾走と後半の味わい。単なるドタバタ劇で終りがちな内容を合点がいく結末にうまく誘導。寓話化した映像でこの人に及ぶ者はいないだろう。行定勲氏の名前も…。どうもありがとう。[投票]
★3陰陽師(2001/日)演技達者な役者を軒並み揃え その充分すぎる演技を3流特撮以下なCGと稚拙なセットですべてを無駄にした。折角の脚本も 日本のCGのレベルの低さに落胆。お疲れ様でした。[投票]
★5あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)音なき音を奏でる北野武と 映像に色を添える久石譲。のちの作品に共通して現れる 主な2人とは別で展開される細かなアクション。すべてが不要であり すべてが不可欠。その両者を中和させる北野と久石。どうもありがとう。[投票]
★5南極物語(1983/日)痛烈に吹き荒ぶ氷風の中に見える姿。ただノンフィクションだから リアルだからではなく 多くのメッセージをもらうべき もらえるはず。ただ泣かせるだけの映画ではなかったはず。ありがとう。[投票]
★3死国(1999/日)設定の完成度の高さには昨今氾濫する無秩序なホラーとの一線を感じた。全体的に暗めな映像と神秘性を覗かせるロケーション。だが三半規管を直に揺らすカメラワークや霊による物理攻撃など頂けない点も多々。お疲れ様でした。[投票]
★1うつしみ(1999/日)贅沢な暇潰し 壮大な自慰。カメラワークに酔い 業とらしい見切れに辟易し 見せつけの演出に言葉も無い。これほどまでに邦画を蔑まなければならないとは思いもしなかった。さようなら。[投票]
★2冬の河童(1993/日)描きたいことは解る気がする。ただ 抑揚がない あまりにも平淡な114分だった。ひとのお家事情を覗き見している感じ。ごめんなさい。[投票]
★4リリイ・シュシュのすべて(2001/日)出来合いの 寄せ集めの 負のリアル。これまでの氏の作品概念がなければ『岩井ブルー』と称されるかもしれないが 自己陶酔による リアルを軽んじすぎているのではないか。痛いだけの映画はどこにでも転がっている。だから リアルではない。[投票]
★5シティ・オブ・エンジェル(1998/米=独)これまでの天使像の刷新。黒いいでたちで浜辺に佇む 図書館に集う 死者によりそう。神々しいというよりは人間味があり それでいて崇高。"I don't want to wait"が予告編のみだったのは残念だが 固定観念・先入観なく見られた 泣けた。私の愛猫の名は"seth"。ありがとう。[投票]
★4スリーピー・ホロウ(1999/米)完璧でない主人公と 神話チックな話の流れ。決して私は推理力があるわけではないが 繰り返される予想外な展開。すべてが新たな 凝り固まっていない作品。新推理キャラの登場。ありがとう。[投票]
★5天空の城ラピュタ(1986/日)ラピュタかナウシカか それで精神年齢が解る。残念ながら私はどっちも大好きだ。これほどまでに少年少女に夢を与えた作品はこれまでもこれからもないだろう ジブリ作品以外では。ありがとう。[投票]
★3子猫物語(1986/日)間違いなく映画という分野の一角を切り拓いた作品。いまでいうリラクゼーションビデオ的だが 構成している要因のどこに文句を付けられようか。カテゴリを理解して鑑賞しなければ面白みがないのは当然だろう。[投票]