[コメント] ラリー・フリント(1996/米)
つまり、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ドリブル以外にも選択肢は幾通りも星の数ほど用意されているのにもかかわらず、W杯の檜舞台でネチっこく強引なドリブル&シミュレーションを繰り返すアルゼンチン代表10番オルテガのプレーを超越するポルノファンタジアな頑固で融通の利かない野郎の負け犬の美学を描いた映画。
それか、強引に例えるならば「郵政民営化」のアホの一つ覚え演説に感動している国民が多いと思っている小泉純一郎のタカ派体質をラリーフリントに投影した作品。
もっと強引に例えて言うならば、「まだまだ人気があるしサッカー特需にあやかれるし日本人メジャーリーガーと仲がイイから大丈夫!秋元康がいるからレギラー番組減ってもヘッチャラだい!」なとんねるずの内輪ウケ&楽屋の会話番組の舞台裏を実は描いたシュールでキッチュな映画。
もはや原型をとどめない強引な例えで言うならば、押井守も絶句な犬プリン(ダルフィーというブランド名あり)のスエットの上下や竹内力ヘアーを崇拝し的場浩二的ファッションセンスを肯定、未だ理解していない人々へその価値観を広める為に立ち上がったマイノリティーの奮闘を描いた映画。
2002/6/18
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