[コメント] 黄昏(1981/米)
脚本、それにノーマン&エセル老夫婦の役柄、演技がすばらしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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エセル(キャサリン・ヘプバーン)の優しさがにじみ出る役柄、演技。 こんなに精神バランスのいいお婆さんはなかなかいない。 アビに心を弾ませ、ダンスも踊り、夫や娘を思いやり・・・。
いちご摘みで「旧道がわからなくなって怖くなって走って帰ってきた。」 自分のボケの恥を正直に話せる老人は少ないのでは。
ボケて、ふと、隣にいる人が誰だかわからなくなる。でも、どうやら自分と知り愛らしい、とりあえず、適当に相づちをうつ。
「遅いな。1分ごとに老いていく」
「80歳の感想は?」「40の2倍ひどい」
「シルバー船長でもあるまいし」〜宝島
暖炉の火で失敗。人生に対して怒鳴っているのよ
You must be Norman?=あなたがノーマン?
juvenile!=不良少年め
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フォンダ父娘の事情を知ってから観たので 泣けてしまいました。
父ヘンリーの浮気が原因で実の母が自殺。 娘ジェーンにとっては父が許せなかった。
時間が怒りを鎮めていったのだろうか。 次第に融和の関係を築きつつあった父娘。
俳優として実力者でありながらアカデミー賞に縁がなかった父に 最後のチャンスを、と娘が映画を企画。念願がかなった。
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