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[コメント] 悲愁物語(1977/日)
- 点数順 (1/1) -

★5個人的には清順の最高傑作。タイトルと予告編は真面目なのがまず素晴らしい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4物語が収束に向かうわけでもなく、全てをぶん投げるようなラストの呆気なさゆえの感動。その演出のキレもさることながら、破壊のエネルギーもまったく圧倒的。日本映画史に残る凄まじいエンディングだろう。 [review] (太陽と戦慄)[投票(2)]
★4脚本どおりに撮っていた前半のフラストレーションが爆発するかのように、赤、青、黄色の色彩が炸裂するエンディングが印象的。企業の宣伝戦略や住宅街の有閑主婦に象徴される俗世間への、鈴木清順の復讐と反乱ののろしのように見えた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4驚きの連続!! (動物園のクマ)[投票]
★4いかにも梶原一騎的な欲望や嫉妬の在り方を清順が描くと、ここまで異常で悪夢的な世界になってしまうのね…。とは言え女の私にはあまりにわかりやすいような気もして、それがなおさら恐ろしかった。 [review] (tredair)[投票]
★3ゴルフ場での原田芳雄岡田真澄のシーンの出鱈目さや、江波杏子のファンからストーカーへ変転するキャラ造型の過剰さ、或いは野呂圭介の意味不明な扱いなど、清順らしい普通じゃない演出も面白い。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3なんて厭世観に満ち満ちた復帰作。ゴルフは単に飽食の象徴として扱われているだけの普遍的なゲテモノ映画。 (町田)[投票(1)]
★3無機質な映像なのに、話を追っていくと梶原一騎の原案はドロドロの人間喜劇だ。江波はらしくないが、力演。私が好きな原田はいつも通りで、ねっちりと熱い男だ。主人公の新人は、胸の形が美しい。それが採用理由に違いない。 (KEI)[投票]
★3何がどうなったらこうなるんだという妖怪・江波杏子登場以降のパラノイア展開は、ママさん連中の押し入りホームパーティーでピークアウトかと思いきや、、、 [review] (クワドラAS)[投票]
★3日活首になって干されて少しは大人しくなったのかと思いきや、全然自重してなくて笑った。この意味不明さが洗練されて『ツィゴイネルワイゼン』に繋がっていくわけですね。 (赤い戦車)[投票]
★3梶原一騎原作の女スポ根ものだけど、なんと言ってもやはり清順映画。江波杏子が凄いね。弟の部屋の構造も面白い。 (熱田海之)[投票]