★3 | 一点の迷いもないレジスタンスの「不屈」ぶりに頭が下がりますが、その怒りの矛先が巨大な敵の“頭”ではなく“尻尾”に向けられるのはどうなのだろうと、行為より理屈を優先してしまうのは、しょせん侵略の本当の恐怖を知らない私の平和ボケのせいでしょうか。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 134分完全版。ジーン・ロックハートが『M』のピーター・ローレそっくりに見えてくるのは何も身体的特徴に限った話だけではあるまい。 そう、これはプロパガンダ映画の皮を被っているが内実はラングお得意の不条理劇なのだ。前半と後半のトーンの違いはそれ故のものだ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 生死を賭けた詐術の網の目。そこには何か超現実的な脆さ、善悪を超えた酷薄さ、異様な美しさがある。人間に自由などない。薄氷の戦いがあるだけ。「執行」のその日が来るまで…。 (淑) | [投票(2)] |
★3 | ブレヒトのテクストに批評的もしくは幻灯的な映画文彩を期待したかったSO-SOドラマ [review] (junojuna) | [投票] |
★4 | 突如のアクション・シーンの信じがたいほどの濃密さ、活劇性。やはりラングは本質的に「アメリカ映画」の作家なのだと思わされる。ウォルター・ブレナンとアンナ・リーの面会シーン、画面も凄まじいが、ここでの「言葉」もまた紛れもなく「映画」になっている。そして何より、ああ、ブレナンの全人格的演技のすばらしさ! (3819695) | [投票(1)] |
★2 | 演出にもどかしさを感じたのは事実。だが何か指でも差されたようで、どうも後ろめたさを感じてしまっていけない。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 当事者なのに『天国と地獄』よりもずっと理性的で抑制された映画を作ったフリッツ・ラング。ただ『生きるべきか死ぬべきか』に迫るオチは生み出せなかったようで、そこだけが残念。[Video] (Yasu) | [投票] |
★4 | 秀作サスペンス。演出は今なお鮮やか。しかし、物語としては前半と後半の分裂が否めない。『M』にしてもそうだが、やはりフリッツ・ラングは「反ナチス」という形で結果的に時代とお国の不幸な宿命を背負っている。 [review] (HW) | [投票(1)] |
★5 | あの詩は燃える。まさに炎そのもの。『シンデレラ・ボーイ』の原題はこれが元ネタなのかな? (黒魔羅) | [投票] |
★5 | 技術担当ラングが詩人ブレヒトを担当した。(意味不明) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 矢っ張りウォルター・ブレナンは映画史上最高の脇役だと実感。ブレナンの結末を知らされないのが困るがカメラも編集も凄い。画面の強さ、強烈な緊迫感の創出に収斂している。しかし私が見た版はどうも書面や手紙の部分の繋がりがおかしいと感じた。カット版という気がしてならなかった。(1988年5月に近鉄劇場で) (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 反ナチ亡命者ユダヤ系フリッツ・ラング有終の美 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | ハイエナのように執拗なゲシュタポと、それでもなお希望を失わない市民の姿には感動したけど、ラストはやや政府に日和ったか。本当にこれで良かったのか?という気分にさせられる。 (リーダー) | [投票] |
★4 | 俳優を情け容赦なくいたぶるさまはヒッチコック以上。このいたぶり具合は、ナチズムとその時代の非道さの表現と思いきや、その次元をはるかに超えるラング作品の本質だし、まさに魅力である。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 辛気臭い反ナチ・プロパガンダかと思ったら、手に汗握るサスペンス映画で大興奮。
No surrender.
Not the end. [review] (たかやまひろふみ) | [投票(4)] |
★3 | 全編&前半で訴えているテーマと、後半の怒濤の展開がリンクしていると思えない。 [review] (ゆーこ and One thing) | [投票(4)] |
★4 | ナチに抵抗する人々にとってナチとはいったいどういう存在であったのか?がよく分かる作品。ってコレ戦時中の映画ジャンか。スゲエ!! [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | ストーリーとテーマに迷いがないし、サスペンス感も申し分なくて、観ている間も見終わった時も爽快でスカッと突き抜けました。「おうおう、やったれ、やったれー」と面白かった。このテの引っかけはコロンボも時々使ってるしね。 (きいす) | [投票] |
★4 | 冷徹でストイックで怒りに溢れた映画。 (buzz) | [投票(2)] |
★5 | ラングとブレヒトの共同作業は決裂してしまったが、しかしそれでも映画の中で朗読される手紙や詩にはブレヒトがあらわれていて泣ける。 (tomcot) | [投票(1)] |
★3 | 結構シリアスでかつ嫌な作品。たのしめない。 (24) | [投票] |
★4 | 上映時間が一時間以上過ぎたところで事態がどんどん複雑になり、いったいどういう落ちになるのだろうと思っていたら、まさかあんな曲芸に近い荒業で決着をつけるとは・・・ラングの豪腕演出全開。 (ジョー・チップ) | [投票(2)] |
★3 | スピード感ある展開はいいが、あんな結末はヤだ。 (ドド) | [投票] |
★4 | スリリングな展開が良かった。でも後半はややご都合主義かも。 (ワトニイ) | [投票] |
★4 | ヒッチコック顔負けのサスペンスとスピード感。役者陣ではウォルター・ブレナンが良い。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 今見ても古さが感じられない位ストーリーにはめられた。結末はちょっと意外かも...。 (ひろひろ) | [投票] |