[コメント] 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002/日)
TV放映された「仮面ライダー龍騎」本編と、文字通り鏡像を成す。☆3.4点。
TV朝日系列で2002年2月〜'03年1月迄放映された<平成仮面ライダー>第3作である、「仮面ライダー龍騎(全50回)」の劇場版。公開日の8/17は本編放映中であり、第28回「タイムベント」(8/11)と第29回「見合い合戦」(8/18)の間に当たる。加藤夏希演じる霧島美穂(仮面ライダーファム)がヒロイン的位置付けになっている。
平成初期仮面ライダーは設定がどれも複雑且つ深刻で、子供には理解不能だがそれが物語世界を支えている事が感じられればそれでいいのだ。『龍騎』の城戸真司(須賀貴匡)は『アギト』の<津上翔一>(賀集利樹)同様、オダギリジョー(クウガ)と比べるとサエないが、そこから朴訥な誠実さが伝わって来る。<森進一>こと秋山蓮(松田悟志/仮面ライダーナイト)との組合せも佳い。
とは言え矢張り映画版は、仮面ライダーゾルダ(北岡秀一/涼平)や吾郎ちゃん(弓削智久)でさえ尺が取れないのだから、本編でも端役の大久保大介(津田寛治)や桃井令子(久遠さやか)等は<アギト3人組>(要・藤田と何故か柴田でなく山崎)と同じ扱いになってしまったのが残念だ。TV本編のヒロイン(杉山彩乃)は…、本編同様。
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