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[コメント] ゴダールの新ドイツ零年(1991/仏)
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★5レミー・コーションの途方もない彷徨とともに、丸裸にされた「孤独」が浮き彫りになる。ゴダールのひとつの頂点を示す作品だと思う。 (岡田和雄)[投票]
★5それでも、美しいです。 (SAYONARA)[投票]
★5カール・マルクス通りという看板を踏みつける映像から始まり、西への道を歩み続ける。 辿り着いた西のホテルで備付の聖書に驚き一言。 「実にくだらん」 (DK)[投票]
★4どのショットも見事な照明と絶妙なカメラ位置で切り取られていて全く見飽きない。無論題名が題名であるし『アルファヴィル』の主人公まで持ち出してきているのだから、ある種の作家的憂愁を感じ取ることも可能だが、私はその方面には興味を惹かれない。 (赤い戦車)[投票]
★4何となく勉強になった気がするので。 (ドド)[投票]
★4歴史と政治と芸術が融合された映像詩とでも言うべきか。面白いとかいう類の映画じゃないけど。 (ワトニイ)[投票]
★3「国家は理想は一つになること、個人の夢は二人でいること」 寒々しい統一ドイツの風景に、負け犬ゴダールの心象、solitaire(孤独)とsolidire(連帯)の狭間に揺れている、がぴったり同期して、結構しみじみさせる。 [review] (町田)[投票]
★3この辺のゴダールの映画になるとよくわかりません。求められるのは映像と言葉と音楽を感じる力。これを素晴らしいと感じることのできる者は幸せだ。 (buzz)[投票]
★3元(?)毛沢東主義者の旧東独への挽歌といったところでしょうか。最近のゴダール作品の中では映像による随想に成り得ている分だけましかもしれません。何故レミー・コーションが今頃出て来たのか、最後にやっとわかりました。 [review] (熱田海之)[投票]
★3映画史』パイロット版。 [review] ()[投票]
★2落ち着いた映像がすばらしい。でも、何だろうなあ。あっさりすぎるのかなあ。 (_)[投票]
★1ゴダールはコミュニケーションの達人か。ついて来れない方はついて来なくていいということだけは、きわめて分かりやすい語り口で語られる。 (G31)[投票]
★1全編意味不明なリリシズムに支えられた独りよがりな独白の発露であったが、秀作と言えよう。特にミュゼー(音響)の、消え入るようなベートーヴェンは『ノスタルジア』以来の衝撃であった。しかし、「実にくだらん」。真の「新ドイツ零年」はシュリンゲンズィーフのみによって可能であった事を明言しておきたい。 (ゴルゴ十三)[投票]