[コメント] とらばいゆ(2001/日)
最初のうちはダンナ一哉の腑甲斐なさに、同じ男性として身を切られるような思いだったが、大谷健次郎監督はちゃんと最後に男性らしい視点を用意してくれていた。[ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘8/DTS]
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映画を見終った人むけのレビューです。
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「掃除くらいしろよ」「散らかってるのは全部あなたのじゃない」「だって…」「私のは全部片付いてるよ」…これじゃあ男は何も言えないよ。残念だけどその通りです。麻美さん、みんなあなたが正しい。そう思った(思わされた)前半は男性である我が身を恥じることしきりであった。
しかし、こんな風にダンナの方が妻に甘えているようでいて、実は甘えているのは妻の方だったということが最後になって分かるのだ。いくら「自分に厳しく」なんて言ってても、ダンナがいなければツッパる相手もいないんだもんね。単なる八つ当たりの対象だとしても、相手がいるだけ恵まれているってことなんだ。うん。
ところで、主な登場人物4人のうち、弘樹が一番自分に近いと思ったオレは、やっぱりダメ人間なのかな?
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