★3 | 加賀まりこを可愛く撮るという大衆迎合的な目的に監督の思想性を無理張り貼り付けた映画。恐らく被写体の実力だと思うが、加賀まりこを可愛く撮るという目的は達成されている。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★2 | 旧弊に抗う不倫、被爆に引き裂かれる女と男、アプレガールに戸惑う旦那、都市サラリーマンの虚無、謎の海外シンジケートにヤクザ抗争。戦後成長期の混沌と多義性がテーマらしく、持ち込まれた素材がいわくありげだが、結果、大した意味もなく映像が垂れ流される。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 前半はどのカットも絵になって見事だが、後半のドンパチなどムダに思えて少し飽きた。こういったストーリーのないものはあまり欲張らないで1時間に収めるべきだ。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 当時、松竹のアイドル女優だった加賀まりこを「可愛く撮る」という条件をこなした上で自身の作家性を打ち出そうとしてるのが覗える。黒木和雄は晩年、何かにとり憑かれたように戦争について撮り続けるが、本作でも長崎編で既に原爆について描いていて、興味深い。ただ、中盤以降は詩的で美しいけど、ストーリーが無いから眠くなる。['07.6.20ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票] |
★4 | 飛び交う言葉。行き交う視線。ナガサキアゲハが見下ろした戦後21年目の、とべない、消せない、抜けない沈黙。 [review] (町田) | [投票] |
★3 | 映像詩といった感じ。 (リーダー) | [投票] |