★5 | ノーメークの大川橋蔵が熱演 [review] (お珠虫) | [投票] |
★4 | 『みなごろしの霊歌』にも通じる殺伐とした空気に参った。間者を探す際の長回しなど、熱い場面がたくさん。加藤泰らしいロー・アングルショットも存分に味わえる。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 新選組を血に飢えたテロリスト集団と捉え、ひたすら内ゲバを描く異色の時代劇。冷酷で狡猾な土方歳三を演じる西村晃、冷徹な監察方・山崎烝の内田良平が陰険で素晴らしい。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | 目的を維持することが目的になてしまった醜い閉塞集団はいつの世にも存在する。国弘威雄が創作した閉じられた空間のなか、「ここから出してくれ!」の絶叫と呼応するように加藤泰が繰り出す不条理暴力がシネスコ画面を突き破らんばかりの勢いで暴れまわる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 商業映画として外せない条件なのかもしれないが、主人公に女がらみの話は余計な気がする。 [review] (犬) | [投票] |
★4 | ラスト近く、大川橋蔵と藤純子の求め合う手が、さながらシスティナ礼拝堂天井画の神とアダムの伸ばしあう手そのものに固まるカットが絶品。この毒々しい血の奔流は酔狂で流されたものではない。新撰組の本質を白日のもとに暴き出すものに他ならないのだ。 (水那岐) | [投票] |
★4 | 特に光っていたのは内田良平。ものすごい殺気というか、近づくと恐怖を感じさせるというか、たじろがせるような、抜き身の刀とは、ああいう雰囲気を言うのだろうと思わせる出来栄え。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | タイトルは安直だが、笑いあり、サスペンスありの、かなりの力作。[03.12.12京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★4 | 幕末『真空地帯』。キャストや舞台設定から「集団抗争劇」の一作かと思いきやいい意味で期待を裏切られた。加藤泰伝説、ここに始まれり。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | 新撰組も人の子。死ぬのも怖けりゃ、斬るのも怖い。まだ初々しさの残る藤純子が好演。怒鳴りまくる西村晃。若侍から徐々に成長し血に染まっていく橋蔵。 [review] (マッツァ) | [投票] |