コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ゆきゆきて、神軍(1987/日)
- 投票数順 (1/2) -

★4キャメラのまえで得意になって正義の(神の?)使徒を演じる男。その裂け目。 [review] ()[投票(19)]
★3裁くのは俺だ。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(8)]
★4ドキュメンタリーとしては原一男の映像作家としての狡猾さと作為が見えてペケ。でも観終わった時、殴られたような衝撃と知っておかなければというような使命感さえ芽生えたのは何故か。観たというよりも無理矢理目撃させられたというような作品。 (tkcrows)[投票(7)]
★5ここにあるのは、正義に取り付かれた一人の男の「生き方」ではなく、「生き様」だ。怨念の化身となった男と、その男の情念と結婚した女。そして、文字通り成敗される人間たち。カメラはその是非を問うことなく、状況だけを見る側に投げ出す。思想は後だ! (若尾好き)[投票(6)]
★5奥崎個人の執念(怨念)と狂気には目を見張るものがあり,それを描いただけで映画は成功裡に完結している。しかし・・・ [review] (死ぬまでシネマ)[投票(6)]
★3この映画は奥崎の滅茶苦茶さを傍観しているだけであり、一緒になって騒ぎ立てるか、とことん否定して映画そのものを崩壊せしめるかどっちかに依るべきだった。とんでもないおっさんに良く付き合って御苦労さんだけではつまらんだろう。 (けにろん)[投票(6)]
★4神戸に実家がある友達から聞いた話。奥崎謙三の家には天皇の悪口などが書かれた張り紙がペタペタ貼られているそうだが、その中の一枚に「妻、求む」とあったそうだ。なんかケンちゃん、かわいい。 (Linus)[投票(5)]
★5今村昌平の『人間蒸発』から、時代を超えてこの作品に到達した。映画と真実、フィクションとノンフィクションを超越する作品。びびった。 (chokobo)[投票(5)]
★4自分の勤める会社内で白装束の奥崎と出会う。某部署を尋ねられ、教えたら名刺をもらった。映画の続きを見ているようでビビった。 (べーたん)[投票(4)]
★2衝撃はあるけど、作者がそれに寄りかかってしまっていて、驚愕もしていないし、かといって乗り越えてもなし。なんか、対峙していないように思えるのは、なぜだろう。 (エピキュリアン)[投票(4)]
★4奥崎謙三のキャラクタが特異であるだけに、そのありのままの行状を漫然と撮るだけでも珍プレー好プレーの量産が望めそうなところ、それをよしとしない原一男は彼を探偵役に据えた探偵映画として一篇を構想する。「事件」と「探偵の造型」二種の謎の衝突・響応を按配して物語る構造に普遍的な強度がある。 (3819695)[投票(3)]
★4監督も観客も、奥崎につきあうだけで精一杯。思想だのテーマだの以前に、この映画自体が「体験」になり得ている。思想は体験には敵わない。 (ペンクロフ)[投票(3)]
★5人の古傷に塩を塗って、足で踏みつける様を見ているのはこんなに 怖くて嫌なものなのか。和太鼓のドンドコドンドコがトラウマになる映画。 (すやすや)[投票(3)]
★4信念に従って行動するアナキスト奥崎の姿勢に、潔さを感じる。しかし、重い映画だ。家族と一緒でもなく、恋人とでもなく、ひとりで観るしかない。 (丹下左膳)[投票(3)]
★5今村昌平(企画)の傑作でもある。「復讐するは我(神)にあり」のタイトルは本作にこそ相応しい。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5リアルハードボイルドであり変則的ハードボイルド [review] (ExproZombiCreator)[投票(2)]
★3う〜ん、噂には聞いていたが、とうとう見た。笑って、泣いて、手に汗握り、ハラハラする。おまけにテンポも良くて、「映画の全てがここにある!」と思ったが、中盤から急速にテンポを失って冗漫に。う〜ん、残念…。ポスターのキャッチコピー「知らぬ存ぜぬは許しません。神軍平等兵、日本列島GO’SOON いつでも過激!どこでも攻撃!」が上手い。['06.8.26新文芸坐] (直人)[投票(2)]
★2彼の「正義の鉄拳」を「笑いと脂肪」に置き換えるとマイケル・ムーアになる。要はそうゆう事なのだ。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
★0赤裸々なようでいて何かが隠されているような気がする。それは、奥崎健三という怪物に対する原一男自身の「迷い」ではないか?(02.01.25@シネ・ヌーヴォ) (movableinferno)[投票(2)]
★4「ドキュメンタリー」という虚構、「演じる」とは何か、利用される記憶、そういった<猥雑なもの>の集大成。「今回は騙されてみてもいいか」と思える「何か」。 (muffler&silencer[消音装置])[投票(2)]
★1うわぁ〜、関わりたくねぇ。 ()[投票(2)]
★3きゃー、戦争に行った人って恐い! 自分の悪夢と理想に頭からバリバリと喰われていく男のドキュメント。 (ボイス母)[投票(2)]
★3娯楽としては有りなのかもしれないが、観客の気晴らしのために、問い詰められる方はたまったモンじゃないし、娯楽にできる内容でもない。ならいっそマイケル・ムーアの方が楽しめる。独善と傍観のオンパレードで、嗜虐性のみ強調されるのは不快。 (るぱぱ)[投票(1)]
★4「お前らはロボットか!」と罵られてもダンマリな警官の気持ちが分かる。俺だってあんなやつに例え正論かまされようが、ヤバそうだから関わりたくない。そんな状況が続くハードな2時間。85/100 (たろ)[投票(1)]
★4正直、毎回登場する武勇伝には辟易するが、それでも見ようと思えたのは、やはりその結果、吐露されていくドキュメントがあまりにも鮮烈だったから。 (NAO)[投票(1)]
★5激する信念と黙する信念。奥崎の制度破壊をも辞さない過剰な信念の前に、死した者と残された家族の名誉のためか、はたまた自らの護身のためか口をつぐむ元兵士たちの過剰な信念。戦場という状況の過剰さに人生を呪われた男たちの負の信念の対決が痛ましい。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5敢えて本作を評するなら「素晴らしき気持ち悪さ」と言いたい。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3変わり者のおじさんを延々と見せられるのも疲れます。どうしても共感できませんでした。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★2「天罰」いう名の小銃(或はヒロポン)を構え、土足で進軍する奥崎。一定の距離からその行状を記録する原。朝の五時に来ないでくださいね、どんな目覚ましよりも強烈です。 (chilidog)[投票(1)]
★4原一男の映画というより奥崎謙三の映画。[アテネ・フランセ文化センター] (Yasu)[投票(1)]
★2何が起こってもそれをカメラにおさめようとする原一男の執念は認めるものの、奥崎謙三という許されざる者の姿は見るに耐えない。 (ナム太郎)[投票(1)]
★4突っ走る奥崎謙三。負けじと原一男も全力疾走。ここにはカメラを挟んだ男と男のぶつかり合いがある。 (Ribot)[投票(1)]
★3この人よくわからん。 [review] (Hi☆Numbers)[投票(1)]
★5特殊な状況下で異常な行動を取った人間も年月が経つと外見は普通の老人にしか見えない。これを観て以来パチンコ屋や競輪場で隣り合わせた老人をうっかり「じーちゃん」と呼べない。 (二階から目潰し)[投票(1)]
★5平和に暮らしているから鑑賞できたと後から実感が湧いてくる。事の重要性を想定しても現実には受け取れない。でも食を生きる糧と当たり前に考えると苦悩は避けられない。何も解っていない自分は答えを出せないまま「凄い」としか言えなかった。 (かっきー)[投票(1)]
★5見てる人の「気分」に土足で割り込んでくる作品。他人の平和を簡単に打ち破ってくるエネルギーが主人公から発せられる。良くも悪くも彼そのもの。 (こり)[投票(1)]
★3ここで追求される真実が戦争の産物なら、奥崎謙三という人間もまた戦争が作り上げた産物だ。どちらにも醜さを覚える。 (マッツァ)[投票(1)]
★4というか、監督は奥崎氏の姿をカメラに撮りたいだけ。 (ゆーこ and One thing)[投票(1)]
★3撮る方も撮る方ですが、撮られる方も撮られる方ですな。 (熱田海之)[投票(1)]
★4低姿勢から突然怒り出すその瞬発力、尽きることの無い追求力。恐ろしい、と同時に笑えた。「奥崎謙三」決して忘れることのないキャラだね。異様な神通力みたいなものを感じさせるラストカットも印象深い。 (クワドラAS)[投票(1)]
★3これは、「映画」というカテゴリーでとらえられるものなのだろうか。カメラの前ですべて進んでいるのだから、映画なのだが・・。みなさまのコメントにいちいちうなづく俺です。 (Osuone.B.Gloss)[投票(1)]
★5凄い、凄すぎる、奥崎謙三もすごいが笑いながら話すうなぎやの主人が一番こわかった。この映画観たら戦争なんかしたくなくなるだろうね・・・ (ショスタコビッチ)[投票(1)]
★5奥崎の怖さとセコさを絶妙なバランスで捉えた、ドキュメンタリー映画の金字塔。でも何度も見たくはないな。 (もしもし)[投票(1)]
★3面白い部分もあり退屈な部分もあり。 (kt)[投票(1)]
★4戦時中、部下の人肉を食ったのか。アナーキスト奥崎が執拗に大平洋戦争時の上官を直撃。ドキュメンタリーとしては、これ程ゾクゾクしたモノをまだ観て無いかも。 (しど)[投票(1)]
★4こんな人がいてもいい。ちょっと共感さえ覚える私は変かしらと思う。 (ルクレ)[投票]
★5奥崎謙三のインパクトにつきる。 (赤い戦車)[投票]
★4飯ごう片手に突撃!隣の晩御飯! [review] (TOMIMORI)[投票]
★4比類なき媒酌人挨拶  [review] (ハシヤ)[投票]
★3マイケル・ムーアの登場と、原自身のドキュメンタリの放棄によって、この映画の価値は暴落してしまった。変人の影に隠れて過去を蒸し返すことは「平和ボケ」の一環に過ぎない。ドキュメンタリストは、偏向・公平、何れを志向するにしても、常に「最前線」に立つべきということだろう。「見世物」映画としては依然多少の価値がある。 (町田)[投票]