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[コメント] 死闘の伝説(1963/日)
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★4北海道の小村を舞台にした本作はロングショットメインで構成されるため木下の悪い部分も目立たなくなる。手前と道の奥の人物とのすれ違いを豆粒のような小ささで捉えた画などまるで「アラビアのロレンス」だ。ナレーションと台詞は説明過多、ずっと鳴り響くアイヌ楽器は訳のわからんノイズと化している(これは鳴り止む瞬間が珍妙で効果的とも言えるが)ので全肯定はし難いが、楽しめる映画。 (赤い戦車)[投票]
★4TVドラマ並のナレーションと音楽の臭さにさえ鼻をつまめば、実に興味深い『七人の侍』のパロディ。猟銃担いだユリちゃん加賀まりこのカッコよさは『月曜日のユカ』と双璧。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2俺は村社会モノは好きだがこれはイマイチ。この製作年にして文太の心の闇を描き得なかったのは問題。「死闘」シーンも迫力不足で締まりが悪い。加賀まりこは相変わらず良い。 (町田)[投票]
★3木下恵介にしてはずいぶんオクターブが高いね。彼の持ち味は例えば『野菊の如き君なりき』のような叙情的な作風であって、こんな感情むき出しの語り口ではないと思う。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票]