[コメント] 新座頭市物語 笠間の血祭り(1973/日)
故郷に戻る座頭市。シリーズラスト作品は望郷の甘さと失望の苦さがよい味付けとなる。行く先々で血の雨を降らせいたたまれなさに旅を続ける男の寂寥が伝わってきた。乳兄妹十朱幸代とその祖父志村喬の哀れさがより濃かったら傑作となったであろう。
(ジェリー)
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