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[コメント] 座頭市二段斬り(1965/日)
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★4大写し・長廻しの緊迫感、手振れカメラのダイナミズム、伊福部昭の叙情的メロディ、後にテレビ界で活躍する井上昭の演出が、初作に次いで緻密な心理描写を誇る犬塚脚本に見事にハマッている。 [review] (町田)[投票(1)]
★4斬新な井上昭演出と大胆な森田富士郎撮影のモダンさは、まさに市川崑を彷彿とさせる60年代ニューウェーブ。シンプルな悪徳話に、三木のり平の粋と笑、加藤武の悪と渋、坪内ミキ子の美と悲、小林幸子の純と幼が程よくからむ娯楽秀作。 (ぽんしゅう)[投票]
★3シリーズ物はたまに観ると、本当に良い。本作も後半盛り上がりに欠けるが、悪くない作品だ。のり平の魅力を存分に出している。歌の上手い娘は、何と小林幸子!加藤武のらしくない役は、もっともっと見せ場を作って欲しかった。おてんとう様に3.4点。 (KEI)[投票]
★3回想シーンにモダンな演出が見られ、身を乗り出させるもそんな高揚は一部でしかない。後に北野武が撮りたくなる動機が理解できる気もする。撮り方でいかようにも映えるのが座頭市だから。 (sawa:38)[投票]
★3勝新の逆手二刀流が最大の見物だろうが、今回はシリアス演技(?)と思わせて後半一気に壊れだす名コメディアン三木のり平が面白すぎ。悪親分達を人質にして繰り広げるコント(?)も最高。 (AONI)[投票]
★2さすがに10本目ともなるとパワーの減少はいかんともしがたいです。物語自体がすっかりテレビドラマっぽくなってしまったし、市に迫力が抜けてる。それをカバーするために笑いを所々持っては来てるんだが、それも今ひとつ空振り。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2伊福部昭のスコアによる哀切なギターのモチーフが映像にマッチする。彼の音楽によって彩られた怪物はゴジラだけではなかった。ストーリーにはひねりがないので、見ごたえはないが、あの小林幸子扮する娘と子守唄はずっと耳に残りそう。このシリーズ一番の音楽編。 (ジェリー)[投票]