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[コメント] 続次郎長富士(1960/日)

欽ちゃんじゃないが「なんでそおーなるのかなっ!?」の連続でついていけず。森一生の撮る絵は綺麗。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







例えば次郎長は、敵対する組織の使いが単身清水に乗り込んできて、「あなたと和解したいのでご接待申し上げたい。ついては一人で当方までお越しくださいますね(大意)」と言ったことに対し、一人で行く決心をする。行ったら罠で殺されると分かっているのにもかかわらず。その時にこう言う。「例え(自分が)死んだとしても、約束を守った男を笑う者はいないだろう」とか。この感覚がまったく理解できない。笑う奴はいるだろう、殺されるって分かってるところでに出かけていって、実際に殺されたら。同じことを言うなら「笑う者は笑うがいい。だが男としては約束を守ることが本望であるし、それを理解してくれる者は必ずいる」とか言ってくれると理解できる。ただ実際は、論理を主張しているわけではなくて、聞く相手に道徳心を喚起させる言い方をしてるんだろうね。みんなが感覚を共有することが当たり前だと思われていた時代と、感覚は人それぞれ別々であって当然だとする時代との違いかな。60/100

(評価:★2)

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