[コメント] 続次郎長富士(1960/日)
欽ちゃんじゃないが「なんでそおーなるのかなっ!?」の連続でついていけず。森一生の撮る絵は綺麗。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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例えば次郎長は、敵対する組織の使いが単身清水に乗り込んできて、「あなたと和解したいのでご接待申し上げたい。ついては一人で当方までお越しくださいますね(大意)」と言ったことに対し、一人で行く決心をする。行ったら罠で殺されると分かっているのにもかかわらず。その時にこう言う。「例え(自分が)死んだとしても、約束を守った男を笑う者はいないだろう」とか。この感覚がまったく理解できない。笑う奴はいるだろう、殺されるって分かってるところでに出かけていって、実際に殺されたら。同じことを言うなら「笑う者は笑うがいい。だが男としては約束を守ることが本望であるし、それを理解してくれる者は必ずいる」とか言ってくれると理解できる。ただ実際は、論理を主張しているわけではなくて、聞く相手に道徳心を喚起させる言い方をしてるんだろうね。みんなが感覚を共有することが当たり前だと思われていた時代と、感覚は人それぞれ別々であって当然だとする時代との違いかな。60/100
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