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[コメント] 恋人のいる時間(1964/仏)

二人の男と一人の女という、単純な話。被写体は背景文脈と切り離され無調化し、驚くばかりに透明。人物の身体や発話がぶつ切りにされており、観客はそこからの構成を強いられ、現代音楽を聴くかのようだ。様々な書体の文字が思わせぶりに浮遊し、脳内に錬金術実験場が出来上がる。
(★3 ジェリー)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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